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Webライター始め方大全

まずはじめに本noteを手にとっていただき、ありがとうございます。

このnoteでは、フリーランスWebライターとして、これまでの活動を通して経験してきた中から、

「Webライターってどんなことをすればなれるのかな?」

「Webライターで稼ぐには何をすればいいのかな?」

「どんなことに気をつけたらいいのかな?」

という過去の自分が欲しかった内容をありったけ詰め込みました。

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おそらく、このnoteを手にとってくれたあなたも同じような境遇にいるのではないかと思います。

そして、このnoteを手に取ってくれたあなたの時間をいただくからには、

「読んでよかった」

終わらせるわけにはいきません。このnoteの目的は読んだ方の進む方向がハッキリと見えることです。

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そのため

「よし、Webライターやってみよう!」

読み終えた時にはそう思ってもらえる内容に仕上げていますので、あなたもそのつもりで最後まで付いてきてください。


自己紹介

改めまして、フリーランスWebライターのなおたけと申します。

3人の子供を持つ父親であり、社会人になってからずっと医療事務として働いてきましたが、HSPの特性も手伝って、人間関係にどっと疲れてしまい、2021年に脱サラしました。

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「君はいつも静かだね」

「発言しないと会議に参加している意味ない」

「もっと自分を出しなさい」

このように言われた回数は両手では足りないほど…


自分を変えようとできる限りの努力をしても、常に上で書いた3点セットが付いて回るほど、コミュニケーションが苦手でした。

「自分はなんてダメな人間なんだ…」

帰宅途中に人目をはばからず涙を流したこと、家に帰ってからもぐるぐると今日あったことが頭を巡り、気になって眠れないことも何回もありました。

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そんな内向型HSPである私が出会ったのが、本noteのテーマである

「webライター」です。

元々、事務職として働いていたため、文章を書くこと自体には抵抗がなかったし、話すのが苦手な分、

「文章なら少しでも自分を表現できるんじゃないか?」

というのがWebライターを目指した最初のきっかけです。

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そんな経験を持つ私だからこそ、このnoteを手にしてくれたあなたにも、伝えられることがあると信じています。

少し長くなってしまいましたが、これから「Webライターの始め方大全」の内容に入っていきましょう。


Webライターに必要なこと

まずお伝えしたいのが、Webライターに必要なことはただ1つ、

「徹底的に、お客様視点」

です。

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ここでいうお客様というのは一つではありません。


具体的には、

✔︎読者

✔︎メディア運営者

この2つがWebライターにとってのお客様に当たります。


「読者に分かりやすい」は当然意識しなければいけないことですが、同じように、記事の作成を依頼してくれるメディア運営者の意向をくみ取ることがWebライターには必要になってきます。

具体的な事例として、美容系メディアにライターとして記事作成をした場合を想定してみましょう。

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記事のテーマは「美容室 銀座 おすすめ」

この場合、読者としては…

✔︎銀座にある美容室はどんなところがあるのか
✔︎自分の希望を叶えてくれる腕があるのか
✔︎予算はどれくらいなのか…

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このようなことが”知りたいこと”として挙げられます。


一方、メディア運営者側から見てみると、

✔︎記事を読まれること
✔︎記事を通して美容室の予約件数を増やすこと
✔︎売り上げを増やすこと

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が目的になってきます。


イメージ伝わりましたでしょうか?

このように、Webライターは大きく2つの側面を満たすことが求められているということを忘れてはいけません。

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ところが、Googleで検索して上位に表示されている記事であっても、今お伝えしたような部分が抜けている場合が見られます。

逆を言えば、冒頭にお伝えした

「徹底的に、お客様視点」

を意識しているだけで、このことを知らないWebライターよりも一歩抜きに出ることができるとも言えます。


99%の人が勘違いしているライター像

ここからはライターに関する全体像についてお伝えしていきます。

ライターと聞くと、

「文章を書くのが得意じゃないとライターにはなれない」

「特別なスキルが必要」

「センスを持った人だけができる」

このように思われる方がいるかもしれませんが、それは大きな勘違いです。

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実はwebライターを始めるのに、文章は不得意でもOK、特別なスキル不要、センスも不要です。

あまり大きな声では言えませんが、私はWebライターを舐めていました

事務職としてそれなりに文章を書いてきましたし、全体周知のための資料作りも相当数こなしてきたため、文章を書くことには自信を持っていました。

しかし、

Webライターという仕事を知れば知るほど、やればやるほど、その自信は音をたてて崩れていきました。

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「ビジネス文章」

「伝わる文章」

ではまるで注意すべき点が違ったのです。

ここまで脅すようなことを書いてきましたが、安心してください。

Webライターとして必要なのは、

「文章の型を知り、その型に正しく当てはめていくこと」

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です。

これができれば、全くやったことがない方でもWebライターになり、仕事をもらうことができます。

現に、ビジネス文章で変なクセが付いていた私でも、学びながら実践することで仕事につなげることができています。

文章の型

それでは、実際にどのような文章の型があるのか、具体例でお伝えしていきます。

すでにご存知の方もいるかも知れませんが、

「PREP法」

という文章の型があります。

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これは

Point(結論)

Reason(理由)

Example(具体例)

Point(結論)

それぞれの頭文字をとってPREP法と言い、webライティングの中ではメジャーな文章の型です。

イメージを掴みやすいように、読書を例に、起承転結で書いた文章と比較すると次のような形になります。

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(起承転結)

私は本を読みました。

その本には、他にはない表現が満載で、次々とページをめくる手が止まりませんでした。

例えば、〇〇は▲▲という表現は初めて目にしたのに、自然とその情景が浮かび、思わず涙してしまいました。

この本は読んで良かったと思いました。

(PREP法)

この本は面白いです。

なぜなら、他にはない表現が満載で次々とページをめくる手が止まらなかったからです。

例えば、〇〇は▲▲という表現は初めて目にしたのに、自然とその情景が浮かび、思わず涙してしまいました。

やっぱりこの本は面白いです。

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いかがでしょうか?

起承転結の方に少しぎこちなさがありますが(笑)、PREP法で書いた文章の方が魅力的に感じられたのではないでしょうか?

今回はPREP法を使いましたが、他にもAIDMAやAIDCASなど様々な文章の型があります。

「文章の型を知り、その型に正しく当てはめていくこと」

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これができることが、3度の飯と同じくらいWebライターにとっては大切です。

文章の型については、別の機会にもっと詳しく伝えていきますのでそちらも楽しみにしていてください。


Webライターとしてゼロイチを達成する方法

それでは、ここからはWebライターとしての具体的な内容に入っていきます。

私自身もそうでしたが、副業やフリーランスになったばかりの方は、

「一体どうしたらお金稼げるの?」

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まずそこで足が止まってしまっている方もいるかもしれません。

でも大丈夫です。

やり方さえ分かってしまえば、稼げない、収益ゼロという状態はすぐに抜け出すことができます。

特にライター業はブログ運営のように時間をかけて成果を出すものとは違い、即効性を持っているのが特徴です。

では実際にどうすればゼロイチを達成できるのか?その答えとして2つの方法があります。

それではまず①から具体的に内容を見ていきましょう。


ゼロイチの方法①クラウドソーシングを利用する

最初にお伝えするのは、クラウドワークスやランサーズに代表される、クラウドソーシングを使う方法です。

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フリーランスはもちろん、副業の方でも、豊富な案件の中から自分に合った仕事がすぐに見つかる手軽さがメリットの一つです。

一方で「単価が安い」「連絡がスムーズに出来ない」といった質の低いクライアントが一定数いるのがデメリットです。

ここではクラウドワークスを例に、仕事の取り方をお伝えしていきます。

具体的な流れとしては、次の5ステップになります。

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step1.自分のプロフィールを整える
step2.案件を探す
step3.案件に応募する
step4.クライアントと条件を調整
step5.契約

この5つのステップの中で最も重要になるのは、1番目の「プロフィール」です。

2〜3は、1のプロフィールが出来た上で、動ける内容です。

4〜5は、クライアント次第な部分が大きく、必要な指示に従って動くことがメインになります。

そのため、プロフィールの作り方で注意すべきポイントをこの後にお伝えしていきます。

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なお、クラウドワークスを利用する時には、「chatworkアカウント」と「Gmail(Google)アカウント」を持っていると、契約した後のクライアントとのやり取りがスムーズにできます。

もし持っていない場合は、先に用意しておくようにしましょう。


採用につながるプロフィール文とは?

それでは、案件に応募する時の土台であり、PRポイントにもなるプロフィールの書き方についてお伝えしていきます。

結論、仕事を獲得するためには、初心者こそプロフィール作りに全力を注ぐべきです。

その理由は、仕事を依頼するクライアントは自分が思っている以上にプロフィールを見ているからです。

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具体的には、

「どんな経歴があるのか」

「どんな資格を持っているのか」

「どんな仕事を受けることができるのか」

「得意分野はあるか」

「仕事ができる時間帯はいつか」

この内容はテンプレート化して、常に更新できるようにしておくことをオススメします。


ゼロイチの方法②Webライターのスクールに通う

ゼロイチの方法2つ目は、Webライタースクールに通い、ノウハウを吸収しながら並行して案件を獲得していく方法です。

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スクールに通うメリットは、なんと言っても「教えてもらえること」です。

Webライターは、本をはじめとする情報教材を使って独学で取り組むことも可能です。

一方で、自分が正しい方向に向かって進めているのかは、自分では判断が中々判断ができません。

自分では補うことが難しい部分を講師からのフィードバックしてもらえるため、学びながらステップアップしたい方にはおすすめです。

スクールに通うデメリットは、「費用と期間」です。

費用はスクールによって幅がありますが、30万〜40万円ほどは見積もっておくといいでしょう。

そして、期間についても教えてもらいながら進めるため、とんとん拍子には進みません。

そのため、どれだけ早くても3ヶ月は見ておく必要があります。


実績を積む時の注意点

自分が書いた記事を自分の実績として、外部に公開できるかどうかは重要なポイントになるので覚えておきましょう。

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たとえ自分で書いた記事であっても、所有権はクライアントにあります。

そのため、クライアントによって対応が全く異なります。

快く提供してくれるところもありますが、経験上では、一切許可しないところや、かなり出し渋るところの方が多い印象です。

ライターとして活動の幅を広げていくには、実績を積むことに加えて、その実績を提示できることが重要になります。

ポートフォリオとして、自分が書いた記事を使うことができるかどうか、クライアントとの契約時に確認しておくと良いでしょう。


クライアントの言いなりにならない方法

Webライターは自分をアピールし、クライアントから執筆を依頼してもらうことで収益につながります。

ここで重要なのは「自分を安売りしない」ことです。

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Webライターとして始めたばかりの頃は、誰でも初心者マークが付いています。

ですが、

「どんな条件でも構わないから仕事を下さい」

というスタンスは自分の首を締めることになります。

なぜそのようなことを言うのか?

それは私自身が経験者であり、後悔していることだからです。

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このnoteを読んでいただいているあなたには、そのような辛いことは絶対に避けてほしいと素直に思っています。

そこで、私が経験した残念なクライアントの特徴として3つご紹介します。

✔︎単価が低い
✔︎ライティング以外にやることが多い
✔︎スムーズにやりとりができない

それぞれの内容について、詳しく見ていきましょう。

「単価が低い」は収入に直結する部分のため、もちろん軽視することはできません。

Webライターとして仕事をする上での単価は、文字単価と記事単価の2種類があります。

おおよその相場感ですが、文字単価1円以上、記事単価も文字数で割った額を目安にすると良いでしょう。

つまり、文字単価1円未満の場合、記事作成にかけた時間の割に収入が低く、モチベーションも下がってしまいます。

私も初めて契約したクライアントが文字単価0.6円で、

「このボリュームの記事を書いても、これくらいにしかならないのか…」

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という苦い経験があります。

振り返れば…

「記事単価5,000円」「指示通りに執筆できればOK」「初心者歓迎」

という甘い言葉に目がくらんで契約をしたのがそもそもの間違いで、その結果、時間と手間をたっぷり搾り取られました。

この経験から、あくまで文字単価にこだわった方が収益性も高いので、私のようにテンションの上がり下がりに振り回されることはなくなります。

さらに、記事を作る上では、「画像選定」や「外部リンクの設定」、「ワードプレス入稿」など単純に文章を書く以外の部分も含まれます。

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文章はスラスラ書けたとしても、それ以外の部分で時間を取られてしまうことがあるんです。もちろん、私も経験済みです(笑)

3つの用語が出てきたため補足すると、

「画像選定」は、読者に記事の内容がイメージしやすいように、写真やイラストの画像を自分で探してはめ込むことです。

「外部リンク設定」は、記事の中にある特定の文字をクリックすると、企業のホームページなど、別のページが自動的に開くように設定すること。

「ワードプレス入稿」は、ワードプレスというシステムに、自分の書いた記事を登録することです。文字面だけだと難しく見えますが、やることは登録なので極めてシンプル。

長くなってしまいましたが、おさらいです。

たとえ初心者であっても、

自分を安売りしない

これが自分を守ることにつながります。

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そのためには、

「記事単価」「指示通りに執筆できればOK」「初心者歓迎」

などの条件が並ぶ案件には注意しましょう。


Webライターにおすすめの本3選+2

ここからは、私がWebライターを志してから、役に立った書籍をご紹介します。

ここだけの話ですが、私は元々読書が苦手でした。

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買うときまでは鼻息荒く、意気揚々と家に持ち帰るのですが、本を開いて10ページ辿り着けば良い方で、気づいたら夢の中にいるのが通常運転という人間でした。

何故そんな人間が本を一丁前に紹介できるのか?

それは、学ぶことの「面白さ」を知ったからです。綺麗事のように聞こえるかも知れませんが、他に言葉が見つかりません。

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本に書いてあることに引き込まれ、今の自分にできるところがあればやってみる。

すると、本を読む前の自分と読み終わった後の自分を比べると、PCの前に座った時に浮かぶフレーズが1つ、また1つと増えていることが嬉しくて、また本を読むというループができました。

どの書籍も、今やなくてはならないものばかりです。ぜひ立ち読みでも試し読みでも構わないので、手にとり、1ページめくって欲しいと思います。


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〈新しい文章力の教科書〉

文章に関わる方なら、一度は見聞きしたことがある名著。

文章は準備することから始まるのは何故か?具体例を交えながら、理解を深めることができます。

そこまで分厚くないので、寝ながらでも腕が痛くなりにくいです。


〈三行で撃つ〉

これも目にしたことがある方の多い名著。

文章の書き方について「ホップ・ステップ・ジャンプ」の順に教えてくれるのですが、普段の生活では意識しない言葉の選び方や使い方を、タイトル通り撃ち抜くスタイルでファンになりました。


〈コンテンツ・マーケティング64の法則〉

ダイレクト出版という、店舗型の本屋さんには並ばない本を扱っている出版社の1冊。

読まれるための記事を作るにはどうしたら良いか?を解決したい時に開くと答えを示してくれます。

Webライターはもちろん、情報を発信する全ての方に読んでほしい指南書。

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次の2冊は直接Webライターに関わる内容ではありませんが、フリーランスとして生きていくことを決めた時に、心の支えになってくれた本です。

テンションを上げたい時、逆に少し疲れてしまった時に読むと、スッキリした気分になること間違いありません。


〈CHANCEチャンス〉

テンションを上げたい時に読む1冊。

「あなたは仕事で成功したいのですか?それとも人生で成功したいのですか?」という文言からスタートするように、人生で成功するにはどんな考えを持って、どんな風に動けばいいのかがストーリー形式で綴られているので、読む進めることが楽しい本です。


〈心をととのえるスヌーピー〉

少し疲れてしまった時に読む1冊。

スヌーピーの世界を「諸行無常」など禅の言葉で照らしているので、今の自分を表す言葉が必ず見つかります。
メンタルクリニックの帰りにたまたま見かけて、立ち読みでパラパラめくったら止まらなくなり、今もととのえてもらうことが多いです。

最後に

このnoteでは、読んだ方の進む方向をハッキリと照らすための方法として、Webライターになるための方法をお伝えしてきました。

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「個人で稼ぎたい」

「Webライターになりたい」

「フリーランスを目指したい」

このように思っている方には、本noteを通じて、次の一歩がもう見えていることを確信しています。

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ぜひその一歩を踏み出して、1日も早くゼロイチ達成を手に入れましょう。


p.s

私のTwitterでは、Webライターのリアル、フリーランスとサラリーマンとの違いについて発信しています。

「このnoteに書いてあることはよくわかったけど、もっと詳しい話が知りたい」

そのように思われた方はお気軽にお声がけください。

TwitterのDMでお待ちしています!


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