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【移住体験プログラム開催レポート】”三重県紀北町で暮らす”をリアルに体感(第一回 紀北のくらし巡り)

こんにちは。
紀北町地域おこし協力隊のあかねです。

みなさん、暮らし方をふと考え直すときってありませんか?

今のくらしも良いけど、ちょっぴり変化が欲しいかも…とか
仕事や育児に一区切りついて、新しくやりたいことが浮かんできたな…とか
生きている中で費やす時間のウエイトが変わってきた…とか。

はたまた、テレビで今置かれている環境と異なる暮らしを目にして興味が湧いたりとか。

ーーちょっと、暮らし、変えてみようかな?

ふんわりと今後の暮らし方について日々考えてはいるけれど、実際のところはどうなんだろう。

様々な思いを馳せながら生き方を考えているみなさんに、まずは「紀北町で叶う田舎暮らし」を体感してもらいたい。そんな思いで、今回はじめて、地元に根付く生活にフォーカスした「移住体験プログラム」を開催しました。

田舎で暮らすうえで大切な、
①住まい(住環境や町の雰囲気など)
②仕事
③趣味の実現

を中心にプログラムを構成し、リアルで豊かな「紀北町暮らし」を体感していただくことで、みなさんが思い描く”いろんなカタチの田舎暮らし”実現へのきっかけになるといいなと思っています。


プログラムについて

プログラム実施日:2024年5月18日(土)・19日(日)
参加方法:2日間で行われる4プログラムを自由に選択
していただき、空いた時間は自由時間。釣りをしても良いし、ごはんを食べに行ってもいいし、ただお散歩してもOK。自由に紀北町を堪能していただけます。
参加費:無料(宿泊施設や現地までの移動は自己手配となっており、今回はみなさんお車での参加でした。)
選べる”4つのプログラム:下記の4プログラムを実施しました。
①紀州備長炭職人のお仕事見学
②坐禅でととのう暮らし体験
③漁師町の暮らしをのぞく(まちあるき&空き家見学)
④地元焙煎珈琲de暮らしを語ろう(移住相談も行いました)

第一回紀北のくらし巡りプログラムの詳細ページはこちらから

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紀北のくらし巡り開催レポート【1日目】

5月18日(土)くらし巡り初日。紀北町矢口浦地区をフィールドに
プログラム①:紀州備長炭職人のお仕事見学
プログラム②:坐禅でととのう暮らし体験 を開催しました。

プログラム①:紀州備長炭職人のお仕事見学

紀北町で唯一、紀州備長炭をつくる「大自然本舗えむてぃ様」の元へ伺い、普段なかなか見ることのできない炭づくりを見学・体験しました。

職人から紀州備長炭についての説明を受ける様子
備長炭の元になるウバメガシの「木造り」体験
なるべくたくさん窯に入るように曲がった木を真っすぐにしていきます
真っすぐにしたウバメガシを、まだ熱さの残る窯の中へ運ぶ「釜入れ」体験
炭窯から備長炭を掻き出す「窯出し」作業を体験
最も熱い状態で窯の中は約2000℃にもなります
紀州備長炭を熟知した職人が、地元で獲れた鹿肉などを焼いてくださいました

窯の温度・匂いが肌で感じられて初めて分かることがあった。現場の方もどなたも本音を包み隠さず話してくださり、仕事のイメージがもてた。

参加後アンケートより一部抜粋

大自然本舗えむてぃで働く炭焼き職人さん達は、9割が移住者という事もあり、等身大の紀北町暮らしや炭焼きの仕事についてお話ししてくださいました。移住の先輩が多くいるのは心強いですね。

<プログラムスケジュール>

5月18日(土)場所:大自然本舗えむてぃ 様
 9:00  紀州備長炭や仕事についての説明
 9:30  3班に分かれて実際の仕事体験「木造り」「釜入れ」「窯出し」
     作業をしながら、参加者の方と職人さん達がざっくばらんに
     仕事や移住トークをしていました。
 10:30   職人さんのご厚意で、紀州備長炭を使ったBBQ+軽く交流会
     職人さん曰く、紀州備長炭で焼くと 表面パリッと、
     旨みはギュッと。遠赤外線効果で短時間で食材が美味しくなると。
 12:00 プログラム終了、解散

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プログラム②:坐禅でととのう暮らし体験

毎月定例で坐禅会を行っている善光寺(ぜんこうじ)様へ伺い、
坐禅と写仏体験を行いました。

鳥のさえずりが美しく聴こえる善光寺
住職の牧野さんを中心に、みんなで輪になって坐禅を行いました
写仏体験の様子
好きな絵を2枚選び、各々集中して書き進めていました

住職さんのお話しがとても聞きやすく楽しかった。 坐禅は初めてでしたが、これを機にまたやりたいと思った。

参加後アンケートより一部抜粋

善光寺では、坐禅を気軽に体験してもらおうと「ひといき坐禅」を毎月開催しています。お寺って入りにくいよね、でも自然と行きたくなるようなそんな場所になったら、と住職さん。紀北町の自然音を感じながら、時々心を休められる場所が近くにあるってすごくほっとしますよ。
※善光寺さんの坐禅情報などは公式LINEから

<プログラムスケジュール>

5月18日(土)場所:善光寺 様
 14:00   お寺の周辺をちょっぴり散策
 14:30 善光寺に到着
     坐布(ザフ)を使用して、坐禅体験を行いました。
     月例の坐禅会は40分ですが、今回は体験なので半分の20分で。
 15:00   写仏体験スタート
     一人2枚好きな絵を選んで、筆ペンで各々書いていきました。
     しんと静まり返った室内に響く鳥のさえずりに心癒されましたね。
 16:00 プログラム終了、解散

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紀北のくらし巡り開催レポート【2日目】

5月19日(日)くらし巡り2日目。紀北町引本浦・便ノ山地区をフィールドに
プログラム③:漁師町の暮らしをのぞく(まちあるき&空き家見学)
プログラム④:地元焙煎珈琲de暮らしを語ろう を開催しました。

プログラム③:漁師町の暮らしをのぞく(まちあるき&空き家見学)

紀北町引本浦にある引本魚市場へ集合し、さっそくまちあるきへ。あいにくの雨模様で傘を差しながらの散策となりました。

地元のみんなが集う駄菓子屋さん「さんぺや」に立ち寄り
地元のお母さん達が実施している「さわやかさん食堂」(不定期)を見学
この日は引本港で揚がったアジのフライでした♪
海がすぐそばということもあり、井戸水=海水だというお家も
空き家バンク担当の東谷(地域おこし協力隊)が案内しながら空き家見学
担当の不動産屋さん、オーナーさんも来てくださいました

実際の町の様子がわかる事は良いと思いました。
街並みを散策し、移住先のひとつとして検討しても良いと思った。

参加後アンケートより一部抜粋

他にも、まちの干物屋さんや地区のお祭りで使う「関船」(お神輿)を見学しました。解散後には、見学した干物屋さんでお買い物したり、さわやかさん食堂で昼食をとる参加者の方もみえました。参加したからこそ分かる、その地域の良さを満喫いただけたのではないでしょうか。

空き家を見学して、その日のうちに空き家バンクへ利用登録される方も。
町の人と、協力隊と、役場職員とで連携しながら、参加者の方からのご質問やご希望に都度対応していきたいと思っています。
※紀北町空き家バンクについてはこちらから

<プログラムスケジュール>

5月19日(日)場所:引本浦地区
 9:00     引本魚市場を出発
     中口製氷(氷屋さん)直売所見学
                引本神社で関船(お神輿)見学
     干物屋さんにちょっと寄り道
     町のお母さんたちが行う「さわやかさん食堂」見学
     地元の方のおうち見学&お茶休憩
 11:00   空き家バンク登録物件の見学
 12:00 プログラム終了、解散

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プログラム④:地元焙煎珈琲de暮らしを語ろう

午後のプログラムは紀北町便ノ山にある「キャンプinn海山」さんで行いました。紀北町で暮らす、”コーヒー好きの塾講師”という面白い肩書きの方をお招きし、オリジナル焙煎コーヒーをいただきながら、暮らしについてざっくばらんにお話ししました。

ヒノキに囲まれた人気の林間サイト(NPO法人ふるさと企画舎の田上理事長)
雨なのでタープを貼っての開催でした
”コーヒー好きの塾講師”こと植村さんがコーヒーの淹れ方をレクチャー
たき火を囲みながら移住のこと、暮らしのことなどゆったりお話ししました

自然の中で飲むコーヒーは最高でした。
いろいろと話を聞けて、なるほどなぁと感じることがあった。

参加後アンケートより一部抜粋

この日植村さんがふるまったコーヒーは、プログラム①で見学した紀州備長炭を使用して焙煎されたオリジナルコーヒーでした。地元ならではのコーヒーを片手に、紀北町が誇る自然の中でゆったりと語らう。非日常な空間で日常を語ると、普段とはまた違った気持ちでお話しできたのではないでしょうか。

<プログラムスケジュール>

5月19日(日)場所:キャンプinn海山
 13:30   植村さんによるコーヒー淹れ方講座スタート
 14:30 コーヒーを飲みながらざっくばらんに暮らしトーク
    15:00   キャンプinn海山で働くスタッフ(移住の先輩)も合流
     どんどん盛り上がってきて、
     気がつくと理事長のアウトドア講座も始まっていました♪
 16:00 プログラム終了、解散

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プログラムを通して

今回はじめて開催させていただいた「紀北のくらし巡り」
2日間で4プログラムを行い、三重県内外含め、延べ28名の方にご参加いただきました。ありがとうございました。

・今すぐにでも移住したい
・ゆくゆくは(紀北町を含めた)どこかに移住したい
・2拠点生活ができる場所を探している
・釣りがすぐできる環境に住みたい

などなど、みなさんのお気持ちは様々でしたが、今回の移住体験プログラムが「田舎暮らし実現へ向けての1歩」になるといいなと思っています。

プログラム参加後には、追加で移住相談をご希望される方も。
紀北町への移住がすてきなものになるよう、スタッフ一同引き続き精一杯サポートさせていただきます。

また、普段から「平日オンライン移住相談」を行っています。
移住に関してのご質問など、お気軽にお問い合わせください。

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次回の実施について

第2回目は、8月(お盆頃)を予定しています。
紀北町って意外と広くて、「海の暮らし」「山の暮らし」「川の暮らし」…
はたまた、全部堪能できる暮らし!と住む場所によって、暮らし方が微妙に違ってくるんです
今回とは、地区もプログラム内容も変えて実施予定ですので
また違った紀北町の暮らしを体感いただけるのではないでしょうか。
プログラムの詳細は、決まり次第改めてnote記事を更新します。

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実際に足を運び、自分の五感で町を体感するからこそ分かる情報がたくさんあります。
ぜひ一度紀北町へお越しいただき、リアルな紀北町暮らしを感じてみてくださいね。

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