見出し画像

3メガバンク、ぶっちゃけどこが一番良い?

こんにちは。企業研究マンです。

今日は、3メガバンク(三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行)を分析していきます。

社員の生々しい声と情報を盛り込み、
1.財務面
2.処遇面
3.人材活用度面

 の3つの観点で分析していきます。 Let's Go!!

なお、重要なビジネスの要素、それから業界に共通して求められる人材要素は以下の記事にまとめているのでぜひご覧ください。

財務分析

会計士の私的には、財務分析は以下の要素が重要です。
1. ROE:事業の効率性
2. 自己資本比率:会社の安定性
3. 売上伸び率:会社の成長性
4. 人的資本リターン(純利益÷本社社員):人材の力

それでは見ていきましょう。

22年3月期 有価証券報告書より企業研究マンが作成

収益規模に関しては三菱UFJ銀行が圧倒的ですね。
膨大な資金と、効率的な資金活用で着実にお金を儲けていますね。

財務諸表を見るとみずほの売上伸び率と、一人当たりの稼ぐ率が非常に高いです。(昨年のシステムトラブルの反動もありますが)
個々人の力を持った、優秀な人材が多いのではないでしょうか?

三井住友銀行は、どれもパッとしない感じです。(失礼かよ)

メガバンクの処遇

さて、次は気になる年収です。

有価証券報告書は一般職も混ざった平均値なので、
純粋な総合職の25歳、35歳、45歳の超リアル年収を見ていきましょう。

Open Worksデータより企業研究マンが分析

どの銀行も30~32歳で1000万円に到達する感じですね。
お金を預かる仕事なので、プレッシャーもあるでしょうが、それに見合う処遇と言っても良いでしょう。

夢のある報酬ですね。特に財務面でパッとしない三井住友銀行は、報酬面で優れていることが分かります。

人材活用面

さて、最後は働く環境と人材の活用について調べていきましょう。

これは社員の口コミのうち「士気」と「成長環境」を見ていきます。

Open Worksデータより企業研究マンが分析

はい。勝負ありましたね。

士気も成長環境も三井住友銀行が圧倒的に高いです。
就職活動性は、目先の処遇や会社の規模よりも、この「風土」を重要視してください。いかに若いうちに挑戦を重ね、たくさんの経験を積めるかがキャリア形成では非常に重要です。

まとめ

様々なデータを分析しましたが、ざっくりとこんな感じでまとめます。

三菱UFJ銀行
→統率のとれたインテリ・エリート集団。その中でも頭がキレるトップが出世し、稼ぎまくっている。

三井住友銀行
→個人の考えが尊重され、比較的自由に仕事が行えて、成長環境もつかみ取りやすい。

みずほ
→這い上がる雑草魂集団。経営の先行きに危機感を感じている人材が、生き残りをかけている、、はずだが、人情経営から脱却できていない感満載。


新卒採用において、一番の就職先は三井住友銀行ではないでしょうか。
社会人の「自由」というものは、常に「責任」がつきまといますが、それが結果的に成長のドライバーになります。

更に財務基盤も悪くないため、(多少生意気でも)個人が尊重されつつ、ちゃんとケアする風土が根付いているらしいです。(社員談)

みずほ銀行は、危機感のある若手が「大企業特有の変な仲良しオッサンカルチャー」に飲み込まれ、染まるか辞めるかの岐路に立たされているようです。(社員談) 正直、個人的にはあまりおススメできません。。。

以上です!

あくまで一個人の意見なので、最後は自分の目で確かめて、人生の選択を行ってください。

今後、実際に私がOB訪問して得た内容をもとに、各社毎に分析を行っていきます。

面白いと思った方はいいね、フォロー、リツイート頂けますと励みになります!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?