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シャネルのマークを見ると、心が踊る理由

こんにちは、ぱんだごろごろです。

今日は、私のメイクアップに関するお話です。


多分、大多数の方は、興味がない、とおっしゃるでしょうが、

それでも書く気になってしまったので、

書かせて頂きます。

本当にわがままで申し訳ありません。

こうやって、人は年齢を重ねるごとに、我が強くなって行くのですね。


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最近、アイシャドウとチークを新しく購入しました。

それまで使っていたものがなくなったので、買い替えたのですが、

その際、メーカーをシャネルにしました。


前の年の娘の誕生日に、リクエストされて、シャネルのアイシャドウを買ったのですが、

その時、お付き合いで買った、自分用のアイシャドウの発色が良くて、

次に買うなら、同じ物、と決めていたのです。

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朝、メイクをするときに、メイクアップボックスを覗くと、

何だか心が浮き立ちます。

こんな感覚、久し振りだわ、と思い、原因を考えたら、

急に増えた、シャネルのマークがそれでした。


黒地に白で描かれたCのマーク、

女性にとっては、あまりに馴染み深いこのマークが、

なぜ、こんなにも心を躍らせるのでしょう。


よくよく考えて、

そうだ、おとなになったような気がするからだわ、と思い付きました。


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えー、

おっしゃることはわかります。

この年になって、いまさら大人になるって、

確かに変な言い回しですよね。


私が若い頃、憧れていたような、大人の女性に、という意味です。


私が若い頃、年上の女性たちの中で、素敵なひとは、皆、シャネルの化粧品や香水を使っていました。

それが随分大人っぽく思えて、うらやましくもありました。


今になって、あの時の、あの憧れの先輩たちのようになれた気がしたのです。


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ちょっと遅すぎるだろう、と思った、そこのあなた、

確かにそうですが、人生に遅すぎるということはありません。

少なくとも、今の日本では、そういうことになっています。


何と言っても、年金の支給開始年齢が、どんどん遅くなっているのですからね。

人生もどんどん遅くなる、と言うか、どんどん長くなっているのです。

となると、女性はいつまでも、鏡の前で、お化粧をし続ける、というわけですね。


では、長くなった人生で、なぜ今まで私は、シャネルを使ってこなかったのでしょう。

若い頃、先輩たちのまねをして、海外旅行の折りに、免税店でこっそり、シャネルのアイシャドウや口紅を買った経験はあるのに。


多分、選択肢が多すぎたからだと思います。

百貨店の化粧品売り場は百花繚乱、

シャネル以外にも、若い私たちにふさわしい、色とりどりのメイクアップ商品が、ずらりと並べられていました。


シックで大人っぽく、ちょっと背伸びが必要なシャネルより、

等身大の自分にふさわしい化粧品の方を、自然に選ぶようになっていったのでしょう。


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その後は、結婚、出産、育児と続く暮らしの中で、

お化粧自体、あまりしない日々が流れて行きました。


朝、夫を会社に送り出し、子どもに朝食を食べさせたあとは、

日焼け止めを塗るひまもなく、

公園へ行こうとせがむ子どもに、引きずられて出掛けます。


数年前、「この顔にあるシミは、あの時、あなたたちが、遊びに行こうと急ぐあまり、私に日焼け止めを塗らせてくれなかったからなのよ」

と、子ども達に言ったことがあります。

『お母さんの顔なんて、誰もしげしげと見ないから、大丈夫』
と言われてしまいました。


まぁ、そうかもしれませんがね。

日焼け止めも塗らないくらいですから、素顔のままで、外出していた、ということですよね。

若かったですね。
今ではとても無理です。

何も塗らずに外に出たら、他人様に申し訳ない、という年齢です。


あの、かつての憧れの先輩たちの年齢は、はるかに超えてしまいましたが、シャネルのマークは、時を超えます。

今も、シャネルのマークのついた化粧品を手にすると、
かつてシャネルを使っていた、美しい女性たちの姿がよみがえってきます。

彼女たちに再び会えたような気がします。

だから、シャネルのマークを見ると、心が浮き立つのです。


女は、いくつになっても女です。

メイクを続ける限り、女は、ずっと女のままなのです。


★仕事がお休みの日には、私は、ほぼ一日を素顔で過ごします。
買い物に行くときは、日焼け止めのあと、ブラシでフェイスパウダーを塗って、アイラインを引きます ( マスカラは付けません。あれは会社用です )。

ですが、冷蔵庫の中に入っているものだけで、三人分の食事が作れる場合は、その日一日、庭より外には出なかったということもしばしばです。

そういう日は、私は、女性ではなく、ただの妻であり、母なのだろうと思います。
家の中だけで、完結する役割を生きているのですね。

家事はしますが、それ以外の自由時間には、好きなことをしています。

noteに関することが大部分を占めています。

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それにしても、コロナによるマスク生活が長期化した結果、
私は、まったく口紅を塗らなくなりました。

次に口紅を塗るのは、いつのことになるのかしら。


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今日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
あなたのスキ、コメント、フォローに、心より感謝いたします。
また、お会いしましょうね。


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