自分が今の時代の子どもだったら【企画参加】
こんにちは、ぱんだごろごろです。
今日は、リコさんの企画に参加します。
自分が、今、子ども時代を送っていたなら――。
私が子ども時代を過ごしたのは、昭和の後半、
昭和55年に成人していますから、45年から50年辺りですね。
今と一番違うのは、インターネットがなかったことだと思います。
何か調べようとすれば、百科事典を引くしかなかったし(どの家にも、百科事典があった時代です)、
欲しい本は、本屋さんに行って買うか、図書館に行って借りるかしかありませんでした。
電話も家庭に一台、
娘にかかってきた電話にお父さんが出たり、
子どもが長電話をして、お母さんに叱られたり。
コンビニもまだ普及していませんでしたから、夜遅くに開いているお店なんてありませんでした。
もちろん、お正月には、商店、飲食店はすべて閉まっていて、
初詣の帰りにスタバに寄る、なんてこともできませんでした。
もし、私が、今の時代の子どもだったら、
現在の私自身と違って、情報技術に強い子どもになっていたのではないでしょうか。
多分に、願望が入っているのは否定できませんが、
学校ですら、オンライン授業を取り入れている時代です。
周りにつられて、それなりにパソコンを使いこなしているのではないか、と思うのですね。
では、子どもの私は、パソコンを使って、どんなことをするのでしょう。
私自身が子どもの頃、一番好きだったのは、本を読むことでした。
前にも書いたことがありますが、私は、運動が苦手で、スポーツ系の遊びは苦痛の種でした。
ドッジボールでは真っ先にボールを当てられますし、ゴム跳びも縄跳びもできません。追いかけっこをすれば、すぐにつかまります。
同級生が校庭で遊んでいるとき、私は、教室か図書室で本を読んでいました。
それが一番平和で幸せだったのです。
時代が変わっても、そういう本人の性質は、変わりませんよね。
小学校で図書室に入り浸っていた私は、
中学校では、図書委員になり、やがて図書委員長になりました。
司書のお姉さんとも仲良くなり、読書週間のフェアなども、中心になって開催するようになりました。
閉架の書庫にも入れます。
こんなことから考えると、
私が、今の時代の子どもだったら、
バーチャル図書館を作る
のではないかなあ。
校長先生や、図書館担当の先生に掛け合って、
学校の図書館のバーチャル化の作業をしていたと思います。
禁帯出(館内で閲覧はできるが、持ち出しはできない)の本も、
閉架書庫(利用者が読みたい本や資料を請求して取り出してもらう方式の書庫)の本も、
バーチャル図書館なら、本の紛失や傷み、資料の散逸を怖れる必要がありませんから、等しく閲覧、利用することが可能です。
自宅で内容のコピーもできます。
貴重な初版本だって、自由に見ることができます。
何千、何万とある本や資料をすべてデジタル化するのは、大変な労力やお金がかかりそうですが、
その辺りは、国公立や各大学の図書館と連携することにして(国から補助金も出してもらいましょう)、
学校の図書館をバーチャル化して、自宅のパソコンから、自由自在に図書館の書架の間を歩き回れるなんて、素敵ではありませんか。
誰かが借りていて、お目当ての本を手に入れられなかった、ということがない、と言うのが、何よりのメリットですよね。
全校生徒がそれぞれ自分のアバターを持っていて、仮想図書館に行き、
ある本を取ろうとしたら、同じ本を読もうとしていたアバターと接触してしまった、
アバター同士でおしゃべりしたりして、
そんなところから、新しい友だちができる、
なんてこともあるかもしれませんね。
私の子ども時代にはあり得なかったことですが、
今の時代なら、現実にありそうです。
♯自分が今の時代の子どもだったなら
今日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
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