「#大好きな家族」―息子編
こんにちは、ぱんだごろごろです。
今日は、恵子さんこと、
恵子@素敵な人生💛さんの、
初企画に参加します。
「大好きな家族」を誰にするか、迷ったのですが、
以前、娘をテーマに、記事を書いたことがあるので、
今回の恵子さんの企画は、
息子で行こう、と決めました。
まず、大前提として、私の家族は、noteに私が書いたものは、一切読んではいけないことになっています。
なぜって、家族が読むと思ったら、私が気になって、好きなことを書けないから。
ですから、私がnoteを始める時に、「絶対に読まないでね」と念押ししたのです。
そもそも子ども達は、母親の書いているものに興味などないようですから、安心です。
夫には、ハンドルネームを教えていません(娘と息子は知っています)。
以上の事情から、私が何を書こうと、家族に知られることはありませんので、
皆様もどうぞご安心の上、お読みくださいね。
▼私が、この世で一番可愛い男は、息子です。
何と申しますか、夫は、あまり可愛く思えないのですね。
(義母にとっては可愛いのでしょうが)
比べて、息子の可愛さが際立ちます。
若さの違いでしょうか。
もちろん、親ばかフィルターが掛かっていますよ。
客観的に眺めると、息子の容貌は、さほど優れているとも言えないのです。
(夫に似たのかしたら)
背は高いのですが、ぼんやりしているので、利点になっていない気がします。
何だか、なよっとしていますしね。
身長186cmで、なよっ。
とてつもなく可愛いですよ。
昔、息子が畳に座っていると、それを見た娘が、よく、『乙女座りをしている』と言っていました。
膝をくずして、横座りをしているのですが、たしかに、コペンハーゲンで見た、小さな人魚像の座り方に似ています。
あんなに可憐ではありませんが、可愛いです。
昔、中高年女性の間で、「ヨン様ブーム」というのがありましたよね。
私の知り合いの中にも、夢中でTVドラマを見ていた、という人が何人かいましたが、
私は、さっぱり興味を引かれませんでした。
今思うと、息子が可愛いので、それ以外の男には、用がなかったのですね。
息子は、中学の二年生まで、私のひざに乗っていました。
何か重いなあ、と思いつつも、乗せていました。
多分、息子は、自分が猫のつもりだったのですね。
猫はほんとうに可愛いですよね。
▼うちの息子は猫です。
これは、私にも、多少責任があるのですが、
娘に小児喘息があって、毛の生えているペットを飼えなかったため、
それまで、実家で、ずっと猫を飼い続けていた私は、
つい息子を、猫代わりにしてしまったのですね。
いえ、積極的に、「おまえは猫だ!」と洗脳したりした訳ではありませんよ、
どうぞ誤解のないようにお願いしたいのですが、
猫と赤ちゃんって、ちょっと似てますでしょう。
泣き声なんて、そっくりですし、
あたたかいし、やわらかいし、ふにゃふにゃしているし、手を伸ばしてこちらに触ってくるし、つぶらなお目々でひたと見つめてくるし、どこまでも追いかけてくるし、膝に乗ったら寝てしまって離れないし、
諸々ありまして、
つい、息子に話し掛けるときに、
「ニャーは本当に可愛いわね」
「ねぇ、ニャーちゃん」「そうよね、ニャー」
「ニャンコはいい子ねぇ」
などとやってしまっていたのですね。
息子はすくすく成長し、大きくなっていきましたが、
娘とは、また違った意味でマイペースな子どもでした。
昆虫など、自分の興味のあるものには、とことん夢中になりますが、
それ以外の点では、社会性というか協調性はゼロ。
幸い、幼稚園の先生方が、そういう子どもに理解のある方達でしたので、
何とか無事に卒園し、小学生になりました。
小学校に入っても、興味のないものに対する冷淡さは変わりません。
こんな風で、友だちができるのかしら、と心配になり、
ある日、息子に、『お友だちはできた?』とたずねてみると、
『ニャーには、ともだちはいないニャー』
という(衝撃の)言葉が返ってきました。
・・・えーっと、
どっちに驚けばいいのかなあ、
友だちなんて、さも必要のないもののごとく、恬淡として答える、その態度にか、
(小学生らしくない!)
一人称が、「ぼく」でも「おれ」でも「私」でもなく、「ニャー」だと言う、その点にか、
(人類ですらない!)
結局、息子のマイペース振りは変わらず、
人前では、極力、一人称は使わずに済ませて、
家では、自分のことを「ニャー」と呼び続けていました。
何と、中学生になっても、それは変わらず、
しかも、どこでどう間違えたのか、高校生になっても、
『ニャーは子猫ニャー』
と言い続けて、今に至ります。
私と同じく、猫が大好きで、可愛い子猫の動画などがあると、スマートフォンに送ってくれます。
それはいいのですが、
身長が180cmを超えても、なお、自分を子猫だと言い張るのには、何か認知の歪みがあるのではないか。
どう見ても、おまえは子猫ではない、大猫だ!
しかも、小学5年生の時に、突然、私のことを、「パンダ」と呼び始め、以降、決して「お母さん」という呼び名に戻ることはありませんでした。
今では、敬称をつけているつもりか、「パンさん」(パンダさんの略)と呼んでいます。
こんな変な息子ですから、学校時代は、随分いじめられたようです。
小学校高学年の頃は、女の子たちのグループから、蹴られたり、持ち物を隠されたり、捨てられたりしていました。
あまりにふびんなので、中学受験をさせて、男子校に入れました。
自分からは反撃しないので、一部の女子がかばってくれていた、と後になって、PTA仲間から聞きました(みんな、ありがとう)。
中学校に入っても、多少のいじめはありましたが、
先生方が気を遣って、対処してくださったのと、
本人がいじめられていることに気が付かないので、やっている方も張り合いがなくて、自然になくなっていったようです。
そんなこんなで、今でも、息子は猫のままです。
私は、猫が大好きです。
私にとって、世界で一番可愛い男は、息子です。
息子は猫です。
今後は、「子離れ」が、私の大きな課題です。
恵子さん、こんなもので、良かったでしょうか。
私の、「#大好きな家族」、どうぞ、よろしくお願いいたします。
今日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
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