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ミュージカル映画【アニー】を観て…👀‼︎

3回にわたってミュージカル映画【アニー】の魅力をお伝えしてきましたが、
今回が最終回となります。
最後は私がこの作品を通して感じたことをまとめてみました。

・年上のお姉ちゃんがリーダー的な構図が親近感。そして頼もしい!
一般的な兄弟がいる家族構成、構図を見ていても、だいたいがお兄ちゃんやお姉ちゃんに小さい弟・妹達が付いていく環境が多いのではないでしょうか。
孤児院とはいえそこが1つの家族、家庭になっていて、ちゃんとコミュニティができているんだな、とどこか親近感が持てて心がほっこり♡しました。

・少し乱暴だけど… 
例)お皿を投げたり 階段の登り方 席に着くまでの仕草 など 
アクロバティックに回転したり飛び跳ねたりしながら、子供達だけで協力して掃除や食事の支度などをやって魅せている!それがミュージカルの特徴であり、醍醐味ということを初めて知って、それが本当に私の中では一番の衝撃でした。

▶︎普段家庭でそんなことしたらお母さんに雷落とされるはず。だけど、
ミュージカルの世界観ではそうやって人に魅せることが許されるってなんかいいよね。楽しそう!と子供ながらに思いました。

・思いやりの心♡
小さい子が泣いている時にアニーや他のお姉さん達がその小さい子を思いやり、手を差し伸ばす優しさを見た時、それこそ人類が忘れてはいけない当たり前のようで当たり前にできていないことだったりするよな〜。人間って捨てたものじゃないなと温かい気持ちになりました。

・生きている、家族がいることは当たり前ではない
少し重く捉えすぎかもしれませんが、昔は戦争で両親を亡くしたり、不景気で子供を売りに出したりと悲しいことが普通に起こっていました。
そんな時、子供達という可愛くて希望に満ち溢れた光たちが一番に犠牲にならざるを得ない状況がありました。
しかしこの作品ではそんな過酷な状況に置いても、一生懸命に生きて支え合って暮らしていこう。未来は明るいよ。と前向きに生きる表現がよくされていました。
それを観ているとやっぱり胸に詰まる想いがあり、また日々の自分の暮らし生活を整える良い機会になったりします。

・人間にもいろんな人がいる
悪い大人もいるけど、良い大人もいて、一生懸命その苦難や苦境に向き合っていたら手を差し伸べてくれる人もいるんだ。
と子供ながらに少し希望が持てた気がします。

*まとめ*
この作品を初めて観た時、親からたくさんの愛情をもらえてる自分ってありがたいことなんだな。
さらに家族が近くにいてくれて、さらにで元気でいてくれるって当たり前のことじゃないんだ。と日々の暮らしに感謝するいいきっかけになりました。

それに1番自分の中でズキューン!と衝撃が走ったことは、歌や踊りって歌手にならなくても、家でできるんだ!と子供達や役者さんの魅せ方にすごく感銘を受けました。

今まで表現する方法は【歌手】しか知らなかった私。
そんな中、この作品を通じて演劇やミュージカルなどいろんな方法があるんだ。ということに気付かされた瞬間でもありました。

その数年後、音楽の先生からの勧めで合唱部に入部し県で選ばれ〇〇大会にも出場したりしました。さらに高校生の頃には地元の劇団のようなところで、歌やダンス、演劇と色々なことを表現する機会にも恵まれました。

それらの経験もあり、やっぱり私は音楽や何かを表現することが好きなんだ。と強く感じると共に、アニーという作品に出会えて多くの気づきがあったからこそ、視野を広げさらに音楽を楽しむことができたんだと思っています。

この作品は今となっては古い作品かもしれませんが、音楽やミュージカルなどが好きな人には一度は観てほしいオススメの作品になっています。
お時間ある方は是非楽しんで欲しいと思います。

長い文章になってしまいましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。

私は映画やミュージカル、歌やダンスが好きなので今後も沢山の作品に出会えることを楽しみにしています。


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