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春分

バス停までの道すがら国旗が掲げてある家を発見し、今日が祝日だと思い出す。行き先をgooglemapで調べてみると、「春分の日は営業時間が変わる可能性があります」と忠告された。これが現代の祝日の感じ方だろうか、とつい苦笑する。

私が高校に通っていた時分は、まだ床が木のバスも現役だった。あの色褪せた木目に残る靴跡や、ぼこりと沈む安っぽいビロードの座席も好きだったよ。伝わる振動が心地よくて、ついボタンを押すのを躊躇ってしまったっけ。いまや、車高はぐっと低くなり、反対に乗る年齢層は幾分釣り上がってしまった。


田舎特有のすかすかの時刻表を眺める。
今回、かなり前に買った回数券が残っていたので、たまにはバスに乗ってみることにしたのだ。帰りの時間には気を付けないと。



傍らでは桜の蕾がふっくらと色づいていた。
さて、春のお裾分けを買いに向かおうか。

春分(しゅんぶん)


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こちらの企画に参加させて頂きました。
旅野そよかぜさま、いつも企画ありがとうございます。

今日、川べりを通ったら、まさしく桜の蕾がふくふくと膨らんで綺麗なピンクに色づいておりました。東京では、もう開花宣言が出たようですが、こちらももうあと少しと言ったところでしょうか。
そして、本当によその家の国旗で、今日が祝日だと気づく。笑
いまやこの風習も珍しいものになってしまいましたよね。実家でもやってなかったもの。あと、駅がない町だったので、高校はバス通してました。なつかしや。まだ木の床のバスは走ってるんだろうか。

最近仕事が忙しく、どうにも時間がないもので…。
今日は久しぶりに、早い時間にあげられた!
明日はゆっくりしよう~。そして、昨日サボった分2つあげよ〜。

皆さまもよい休日をお過ごしください。

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