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WEBデザインを勉強して身についたこと

今年の夏からスクールに通い始めて、webデザインの勉強を始めました。
少しながらも身についたなと実感できることが沢山あったので、2022年最終日に振り返ります。

パッと思いついた分だけ、サクサク紹介します。

何故?を考えて豊かになる

世の中の美しいものを考察することが増えました。
デザインのみならず、なぜこういう名前なのか、なぜここにあるのか、と考えること。そして自分の言葉に変換すること。

今までより敏感に世界を生きる事ができるようになったと感じています。

人に聞く力

人に質問する時、今までぼやっと質問する癖があったのだと思います。『多分わかってもらえる』という他力本願な甘えや期待があったからかもしれません。

理解していることはコレ、聞きたいことはコレ、と整理して聞きたいことを質問する力がついたと思います。あと、『それって〇〇のことで合っていますか?』と確認する大切さも学びました。


とはいえ質問力はまだまだ弱いと思っているので、磨きたいです。

優先順位

これは仕事と学習を両立する事で必然的についた力でもあると思います。

今日のタスクが5つあるとして、何から手をつけるべきかを考えるようになりました。

現行の仕事でも、今やらなくて良いこと、今じゃないと進まないことを考えて調整したり組み立てる力がついたと思います。

守破離

現役デザイナーさんから何度も教えていただいた守破離。

もとは千利休の訓をまとめた『利休道歌』にある、「規矩作法 守り尽くして破るとも離るるとても本を忘るな」を引用したものとされている。

修業に際して、まずは師匠から教わった型を徹底的に「守る」ところから修業が始まる。

師匠の教えに従って修業・鍛錬を積みその型を身につけた者は、師匠の型はもちろん他流派の型なども含めそれらと自分とを照らし合わせて研究することにより、自分に合ったより良いと思われる型を模索し試すことで既存の型を「破る」ことができるようになる。

さらに鍛錬・修業を重ね、かつて教わった師匠の型と自分自身で見出した型の双方に精通しその上に立脚した個人は、自分自身とその技についてよく理解しているため既存の型に囚われることなく、言わば型から「離れ」て自在となることができる。このようにして新たな流派が生まれるのである。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

デザインだけでなく何かをする上で本当に大切なことです。

料理もまずはレシピ通りに。

「捨てる」

情報設計でも視覚的なデザインでも、優先順位を決めながら同時に捨てることも大切なのだと気がつきました。

捨てることは余白を作ることでもあり、
捨てることは目立たせることでもある。

勇気を持って捨てる選択ができる人間でありたいと思いました。


言わなくても良いことは言わない

デザインを少し学習して少し知識をつけると、ついオタク気質の自分は説明したくなってしまいます。(早口気味で)
クライアント様からの質問に答える時に、知識を言葉にしてしまう。

そこには「クライアント様が知らなくてもいい膨大な情報量」が潜んでいて、本質的な会話がぼやけてしまうことに気が付きました。

情報量をコントロールして伝える、これは営業職の時に叩き込まれたなと思い返します。どんな世界でも「伝える」ことの難しさを痛感します。



さて、ここまでご覧いただきありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。

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