宇宙相談電話

透明性透明性透明性透明性透明性のゼリーのなかにぼくはいて、不足はないのに足りない、どうかどうか空間からたすけてください──どうかどうかぼくを(注0)させてください─どうかどうか時間からたすけてください(存在しないものを存在するもので表現するとき、そこに(生まれる生まれる生まれる生まれる生まれる生まれる生まれる)(死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ)脈動しているのを感じる(連続──増幅)でも、ぼくは(注0　一回きりの知覚したことも想像したこともないものがほしいんです　それはすべてぼくだから、その外側からやってきた(注0)がほしいんです)

(注0)　類義語
愛　1(果て/倦怠感/打ち切り/昼下がり/博物館/白/永遠性)
　　2(果て/切迫感/終わり/夜そのもの/教会/藍色/一瞬性)

どちらかを選ぶのも、どちらも選ぶのも、どちらも選ばないのも、それ以外を選ぶのも、やめたい

じゃあどうしたらいいんですか、と問うことが大切なのです、とあのひとはいいました/問うんじゃなく、あなたはどうしたいんですか？　とあのひとはいいました　問いと言い換え以外には詩を書くしかなく、ぼくは(詩は問いかつ言い換えだが、詩を書くことは唯一(注0)に近い
わかるということだけは永遠だからすぐにわかる/わからないということだけは永遠だからすぐにわかる
(ぼくは星になんかなりたくないのに、それがいちばん近いみたいなんです──
(ぼくのなかにはあまりにもあるのに、どうしてもここにはないみたいなんです　そのことをみんながはなしていて、それをみんながさがしていて
(じゃあ愛は近さか、距離か？)(そうだよ、とそんなことないよ、が同時にきこえる場所(有限の否定)で、ぼくだけが//\ぼく以外のだれかも//\ちらほらと──しているのを感じて──ここが宇宙なのは