10歳までが勝負!
「10歳までが勝負!」
頭の使い方の基礎は10歳頃で決まる!
10歳を過ぎると、
・高度な抽象的思考になる
・物事を自分と切り離して見られるようになる
・別の地点に立って見るとどうなるかを考えられるようになる
これらは前頭葉がまともに使えるようになった証拠だそうです。
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側頭葉ー聞いたり理解したり
後頭葉ー見えるものの処理
頭頂葉ー動きや感覚の処理
前頭葉ーそれぞれの場所で処理されたことを総合的に組み立て出力する
場所によってこんな役割があり、前頭葉の役割はかなり大きいですね。いわゆる生きていく為に必要な力、それが前頭葉の働きです。
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前頭葉は5歳~20歳頃までの間に発達し、側頭葉・後頭葉など他の部位と比べて遅く発達し、老化による機能低下は最も早いと言われています。
発達のピークは13歳頃となり、それ以降の差は少ないようです。もちろん個人差がありますが…。
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他の部位よりも成長が遅いということは、遺伝の束縛が少なく、環境や教育に左右されるということで…だから10歳頃までの対応が重要になってくるのです。
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10歳以降いかに前頭葉がうまく働いてくれるか〜、その後を上手に成長をさせるということの目的が、10歳までの脳を育てるということになるようです。
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この時期は結果を求めてはいけません、まずは前頭葉を刺激することが目的!
学習に関して言えば、必ずしも内容全てをしっかり覚える必要はなく、脳への刺激を目的にするそうです。
でも10歳より上の年齢では前頭葉が完成しているので、段取りやきちんと全てを覚えることを目的にしなければいけません。
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「できる子」は、毎日同じリズムで生活しています。勉強に注目してみても、気まぐれに勉強をしている「できない子」に対し、「できる子」は平日も休日も同じ時間に勉強をしています。勉強の習慣が「できる子」をつくっているということですね。勉強は苦痛だけど、ここで大切なことは、毎日同じ時間に同じ場所で行うこと!歯磨きを毎日しないと気持ち悪い〜というのと同じレベルになるまで続けることで、子供達は自ら取り組むようになります。そう “当たり前のこと” にすれば良いのです。そして習慣づけのスタート時期については「早ければ早いほど上手くいく」そうです。そして多くを望まずスモールステップで行なうことが重要、それが継続するコツです!5分でも10分でもまずは毎日!
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前頭葉の成長には、規則正しい睡眠、適度な運動、規則正しい食事が欠かせません。10歳までに正しい生活リズムが出来上がっていることが大切です。
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脳はエネルギーの20%を消費します。朝食を食べないとエネルギー切れを起こし、脳の働きは低下します。実は朝食後に前頭葉の血流が良くなることがわかっています。
1箇所はワーキングメモリーの中枢部分、脳の各部位や外界からの情報を処理し行動させる司令塔部分、またもう1箇所は「情」の中枢部分で、他人の表情を読んだり、価値判断をする部分、これらの血流が良くなるそうです。
朝食抜きは我慢や抑制力をコントロールする力が不足するらしいですよ。
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人間の脳細胞は生まれてから増えることはなく、年齢を重ねるごとに減っていきます。大事なのは数ではなくネットワーク、そしてこれは生活習慣や学習で強化されます。
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人の顔を認知するための細胞、言語を解読するための細胞など、それぞれの機能がシナプスによって繋がることで情報交換をし、より複雑な機能を持つことになります…これが神経ネットワーク!
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10歳前後までは、きちんとした生活習慣(学習も含め)を付けることでネットワーク強化をはかります…ここが着目して欲しいところですね!
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そして習慣は本人主体であること!ここ間違えている方が多いかもしれませんね。
スモールステップでコツコツと階段を登って下さい、決して強制されたものではなく本人主体で!
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付き合うのも大人の頑張りどころです!なかなかシンドイですね。でもそれによって信頼関係も強まりより良い結果に繋がるはずです。ルールとして2人でやる〜と決めると良いかもしれませんね。
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短い時間から少しずつ、でも必ず毎日!ルーティンを作るということです。
一緒に同じ方向を向いて、そうすることで子供達の信頼を得ることができ、その信頼が教育の1番の基本なのかもしれませんよ!
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