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自己決定力って何?

「自己決定力って何?」

人生は、判断と決断の連続です。 特に情報過多の時代、圧倒的に増えた情報に振り回されずに生きる為には、自分なりに決める力が求められています。

そして自分で決められない人間に成長してしまう最大の要因は、子供の頃から「自分で自分のことを選択する」経験が圧倒的に少ないからです。
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自己決定力は3~4歳から身につくもの、自分のこだわりが生まれ、自己主張が始まるこの年齢頃から、特に意識して寄り添うことが大切です。
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親が子供達の 「自分で選ぶ力」を奪ってしまうと、自分で自分の人生を選べる人間に育たない…どういうことかと言うと、大学選びや就活などの時点で、さらには結婚に至るまで、彼らの人生を大きく左右する出来事すべてに、親の意向が絡んでいるケースが増えているということです。まさしくツケがまわってくる〜です!
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幼児期から……
意識する
判断する
決める
意見する

この流れができて欲しい!子供達の様子を見ていても、良い気付きをしているのに次に繋がらないなんてことがよくあります。
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意識する・判断する・決める…この流れがスムーズになると、当然「自分の考え」も定まり表現もできてきます。
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主体的に物事を選択できる力を培うということは、自分の考えを確立できるということ!
するべき事を自分で決められるということと、自分なりの考えをしっかり深められるということは、表裏一体だということです。
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繰り返しになりますが……、
子供自身が自分で意識して考えて、自分で物事を決める経験を重ねること!

幼い頃から小さな自己決定を重ねていけば、自分で決める力を付けることになり、意見することにも、動けるようにもなるのだと思います。
決断するトレーニング を積むことで、壁にぶつかっても自分の判断基準をもとに対処できるようになるというわけです。
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選択肢の多い現代ですが、大事なのは「正解を選ぶ」ことではないように思います。なぜなら、正解は1つではないからです。
「自分で決める」こと、そして決めたことを「正解にしていく」ことが大切です。
自分の選択を信じて決断できれば、答えのないことにも正解を出せるのではないでしょうか。
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自分で決めて動いていくことは権利でもあります。
逆に言えば「やらされ感」はストレスをためるばかりですね。
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すべて思い通りにはいかなくても、できるだけ主体的に関わり、自己決定の割合を上げていくことが、人生の満足度に直結するのではないでしょうか?。
表面的なスキルよりも、そうした「生きる基礎力」が大切。
自立して自分らしく生きられる土台を作る為にも、まずは自己決定力を!
自己決定する力とは、自分と向き合い、自分の心を大事にするスキルでもありますね。
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「なんとなく良さそうだから」
「みんながそうするから」「なんでもいい」
などと、その場限りの感情で決めてしまうと、後悔したり、自分の選択に自信が持てなくなったりもします。

自分の未来を、自分の意思で、責任をもって選び取れる子供に育てることは、将来の人生の土台を作ることにも繋がっているのですね。
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①小さなことでも自分で決めさせ、子供が決めたことを尊重してあげる。
「決める」場面を日常の中に習慣として埋め込んでおくと取り入れやすいですね。

小さい頃は、まずは「どっちの洋服がいい?」の二択から。
成長するにつれて「どう思う?」「どう動きたい?」と幅を広げた質問を。
そんなふうに、意図的に選択の機会を与えることを考えてみて下さいね!

「今日は積み木で遊ぶ?」「そろそろ散歩に行こうか?」など、「はい」「いいえ」で答えられるような質問でも十分効果があります。

とにかく、その決定が尊重されたという経験が大事です。

また親が「どうしてそれを選んだの?」と聞いてみて下さい。「なぜその選択をしたのか」「なぜ選ばなかったのか」と考える機会を得ることで、自分の考えを確立できます。
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②子供達が決めたことは否定しない。
せっかく決めたことを後から否定しないことが大切です。
自分で考えて決めたことを否定され続けると、決定するのが怖くなってしまいます。
自分で決めたことを受け入れてもらえたという経験は「その子らしさ」を大切にしてもらえたという感情にも繋がります。

こんなケースもありますね…寝る時間なのに「まだ遊びたい」と言われたら、否定するのではなく、まずは本人の主張や決定を受け入れてみて下さい。
そして「遊びたいんだね」と、まずは自己決定できたことを認めます。その上で、その決定が受け入れられない理由を説明するのです。
決めさせて終わりではなく、その後のフォローもセットにする意識をもっておくと良いかもしれませんね。
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③どっちにする?
どれがいい?という質問ができる場面は、意外とたくさんあります。
決定する事項を細分化して、2~3つの選択肢を用意し、選んでもらう場面を意識的に作ってみましょう。少ない選択肢から徐々に選択肢の数を増やしても良いですね。

どうしても子供達が決められない時は、やりたいことや好きなことではなく、やりたくないことや嫌いなことを聞いてみると、スムーズに決められる場合もありますよ。
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④自分のことを自分で決められないの?
自分で決めたことなのだから最後までやりなさい。
などと、自分で決めることに固執しすぎないこと、また強要しすぎないことも大切です。
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⑤親が決断する姿を見せることも大切です。その姿を見て真似をしながら成長します。どちらでもよいと考えたり、適当に決めたりするのは避け、しっかりとした判断基準をもって決断する姿を見せてあげて下さいね!
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これらの積み重ねが、将来大きな決断をする時の力や強さに繋がっていくはずです。
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無理なく子供達と楽しみながら、「選ぶ」「決める」の経験を増やしてあげられたら良いですね!
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