独り言日誌 #4 『ありがとう』という言葉
皆さま、どうも小池でございます。
秋が来そうで、また引き返すような長い残暑が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
さてさて、
日頃、感謝の気持ちを表わす言葉として用いる『ありがとう』ですが、ネガティブ要素のない本当にいい言葉ですよね。
この日常的に使っている『ありがとう』ですが、漢字にすると『有難う』と表記します。
語源としては、「有ること」が「難しい」ということから、滅多にないことや貴重であることを指し、人々は、神様や仏様の前で手を合わせ、『有難い』や『有り難し』と言っていたのが、現在は、人に対して使われるようになり、次第に変形し、『ありがとう』という一般的なお礼の言葉として使われるようになったそうです。
この『有難う』ですが、逆から読むと『難が有る』になります。一気に重い雰囲気になってきましたね。
難がつく言葉には、困難、災難、苦難、非難、、、など、聞いてるだけで心が痛くなるようなワードばかりですが、言葉だけ繋げると『難が有るから有難い』なんて言葉ができてしまいます。
そんな人格者でスーパーポジティブな人間ではないのですが、
へそ曲がりな私は、逆に、
難がなかったら『無難』
になるのかと考えてしまうわけで、
無難な人生、、、可もなく不可もなく、、
人生は、人それぞれどんな生き方でもいいのですが、なんか、『無難な人生』と言われるとなんかモヤモヤした気持ちに、、、
確かに、振り返ってみると、生きていれば、大なり小なり、様々な難題と向き合いながら、時には回り道をしたり、休んだりしながら人生を歩んでいるわけでして、
難を乗り越えることで、人間としての厚みは、増してくるのかもしれませんね。
『難が有るから有難い』そして、
『有難う』という感謝の言葉。
このように考えると、実に意味深い、いい言葉だなと改めて思うのでした(終わり)
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