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24歳最後の日、「スター・ツアーズ」に乗って涙が出た

25歳になる誕生日前日、約5年ぶりにディズニーランドへ行った。元々ディズニーリゾートは好きで、年に2回くらい行っていた。だが最近はディズニーシーへ行く機会が多かったのと、コロナもあってなかなか行けていなかった。

今回、初めて『美女と野獣』のアトラクション「美女と野獣“魔法のものがたり”」を体験した。それはそれは素敵で…。ディズニーの最先端を体験した。いや、本当はもう少し進んでいるのかもしれないけれど、私にとっての“最先端“だった。

美女と野獣“魔法のものがたり”入り口

「ソアリン:ファンタスティック・フライト」がディズニーが持っているあらゆる技術の最先端だとしたら(初めて乗った時、旅行の概念が変わると思った)、「美女と野獣“魔法のものがたり”」は手触り感のある伝統的なディズニーのアトラクションの集大成、という意味での最先端だと思う。

一瞬で誰もが知る『美女と野獣』のストーリーに誘われ、カップに乗りながらディナーや舞踏会に参加させてもらえる。雰囲気も音楽も完璧で、自分もずっとその世界の一員でいたいと思う。

美女と野獣“魔法のものがたり”外観

2時間並んでも、たった8分で現実に戻ってきてしまう。けれど、また新しい世界が自分を呼んでいる。そうだディズニーって夢がかなう場所だったと思い知らされる。

誕生日前日だったので、キャストの方にバースデーシールをいただいた。「年齢の数集めている人もいますよ」と笑顔で言われたので、図々しく数パターンもらってみることにした。ひらがな、カタカナ、ローマ字…全4パターンの名前入りスティッカーをいただいた。キャストさんごとに味があって全て愛おしい。

そのうちの1枚をアウターに貼ると、キャストの方とすれ違うたびに「ハッピーバースデー」と祝ってもらえた。通算1年分くらいの「おめでとう」をもらえた気がする。

乗りたいアトラクションに乗って、食べたいものを食べて、エレクトリカルパレードを観て。気分は最高潮だった。

20:40になると、5分間花火が打ち上げられる。

パークに訪れた全員のための花火。自分は、「24年間お疲れさま」「25歳おめでとう」の祝福として受け取った。10年後もこの瞬間のことを思い出すと思う。

24歳最後に観た花火

そして、最後のアトラクションに選んだのが「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」だった。大好きな「スター・ウォーズ」のアトラクションで、幼い頃からディズニーランドに来るたびに乗り続けてきた。

座席に座り、シートベルトを装着し、いよいよ出発。C-3POとドロイドが揉め始める。そして、ハイパースペース…!ここで涙が出てしまった。「スター・ツアーズ」というアトラクションを作ってくれたディズニー、「スター・ウォーズ」を生み出してくれたジョージ・ルーカス、そしてスターウォーズが好きな自分…どれか一つでも欠けていたらこの体験をすることはなかったわけで、今ここに座って楽しんでるのって間違いなく奇跡だよな…の涙だ。

そんなわけで、今回もディズニーで夢を見させてもらった。“夢がかなう場所”として、これからも人々に夢を与え続けてほしい。

東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ

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