療育手帳って自動的に交付されるんじゃないの? #09
ダウン症だから、療育手帳は申請すればすぐに交付されると思っていました。
違いました。
○札幌市では1歳を過ぎた頃に判定を受けられる
療育手帳も特別扶養児童手当と同様に、札幌市では、発達の遅れの有無が判定できるようになる1歳頃に判定を受けて交付されることになります。
驚愕でした。
生後2ヶ月の頃に、すぐに自動車税の免税申請をしようと意気込んでいたら、まだまだ先の話だった。。。
○判定予約は5ヶ月先までいっぱい
療育手帳の申請は、市役所の保健福祉課に行うことになりますが、申請に当たっては児童相談所で診療心理士さんと職員さんと面談し、判定を受ける必要があります。
我が家は、先生から判定を勧められる前に、児童相談所に予約を入れました。
2月が誕生月で、11月に予約の相談をしたところ、4月が面談日となりました。なんと、5ヶ月先の予約でした。
主治医からの、療育手帳取得の勧めを待ってから判定予約を入れていたら、更に取得が遅れていたかもしれません。
とにかく、判定予約だけは早めに動き出すことをお薦めします。
○1歳2ヶ月の時に判定の面談を受けるが延長戦へ
4月(1歳2ヶ月)に、児童相談所で児童相談所で診療心理士さんと職員さんとの面談を受けました。
目が合うか → はい
物を目で追うか → はい
声に反応するか → はい
おもちゃを持てるか → はい
指でつまめるか → いいえ
首は座っているか → はい
うつ伏せはできるか → はい
ハイハイはするか → いいえ
ずりばいはするか → いいえ
声は出すか → はい
喃語はしゃべるか → はい
「ぱ」などの破裂音はするか → はい
「だ」などの濁音は出すか → いいえ
などなど20分程度の質問を受けました。
一通りの質問を終えると、別室で検討し結論を出すということで、2人は部屋から出ていきました。当日に結論を得られるとは思っていなかったので、得した気がしました。
10分ほどで部屋に戻ってきました。
療育手帳を発行するということは、障害があり発達が遅れていることの証明となります。その判断を受けることに対し、我々夫婦がショックを受けるのではと気を使っている感じで、慎重に言葉を選びながら配慮してくれていることを感じました。
当の夫婦は、早く手帳を発行してくれ、と思っていましたが。
結論は、
発達は健常児の4〜5割程度で、療育手帳の発行基準に該当すると思われますが、
が!が! が?
面談と、病院の診察から得られる情報では判断できかねるので、あらためて児童相談所の医者の診察を経て判断しましょう、ということになりました。
まさか延長線があると思っていなかったので拍子抜けです。
○約ひと月後にあらためて児童相談所の医師と面談
医師の面談は5月中旬にセットされました。
色々と質問を受けたけれど、新たな視点から質問を受けたとは思えませんでした。
強いていえば、お腹にいたときの母体の様子などを聞かれたくらいでしょうか。まったくもって、今回の面談が必要だとは思えない内容でした。
ボーダーラインならば面談をした方が良いと思うけど、担当者の判断にお墨付きを与えるだけならば止めたほうがいいと思いました。
病院の診断情報も共有されているので、あとは担当者が責任を持って、判断すればいいと思います。
必要以上に無駄なリソースを割くべきじゃない。こうして、児童相談所の面談のスケジュールが後ろ倒しになっていくのだと感じました。
何はともあれ、6月(1歳4ヶ月)に無事に?療育手帳が発行されました。
今回も最後までお読みいただきありがとうございます。
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