きだともみ

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2023年の自選十句+M-1グランプリの俳句

2023年の自選十句をまとめました。 おまけでM-1グランプリを観たあとに創った十句もあります。 2023年の自選十句 かけもちのドラマのどちらにも聖樹 フリージア字幕に(窓を叩く音) 足もとを撮り蝶々の影の入る 陽あたりに茶色めく髪ビアガーデン カラー化の写真トマトの赤くあれ 夏の夜の挿絵に燃える森がある 戦争を逃れしジェラートのレシピ ピンタックブラウス買って風爽か 連弾のきみの陣地を弾く月夜 STUFF ONLYまではゾンビのまま歩く M-1グランプリ2023 梅の

    • 映画『リバー、流れないでよ』の俳句

      • 台風の日やヒーローに会いにゆく【Dr.Izzy Report】

        ○はじめに こちらの企画への参加で記事を書かせていただきました。ありがとうございます。 ○「アトラクションがはじまる(they call it “NO.6”)」はどんな曲? 「アトラクションがはじまる(they call it “NO.6”)」は、UNISON SQUARE GARDENの6枚目のアルバム『Dr.Izzy』の2曲目に位置する曲である。 タイトルの「はじまる」の漢字をひらいたひらがな表記が特徴的。ひらがなにすることで、より親しみやすさ、ポップさを感じられ

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          ちいかわ俳句 30句のまとめ

        2023年の自選十句+M-1グランプリの俳句

          有隣堂しか知らない俳句

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          愛すべき駄作映画となり得るか【MODE MOOD MODE SENTENCE】

          ○はじめに こちらの企画への参加で記事を書かせていただきました。ありがとうございます。 ○「フィクションフリーククライシス」とはどんな曲? 「フィクションフリーククライシス」は、UNISON SQUARE GARDENの7枚目のアルバム『MODE MOOD MODE』では8曲目に位置する。 レトロなゲームのようなピコピコ音のちょっと長めの20秒のイントロに、これから何がはじまるのかと期待がふくらむ。 Aメロ、Bメロは早口で展開が早く、サビはややゆったりしている。へん

          愛すべき駄作映画となり得るか【MODE MOOD MODE SENTENCE】

          2022年の自選十句+M-1グランプリの俳句

          2023年になりました。 2022年の自選十句を載せておきます。 本年もよろしくお願いいたします。

          2022年の自選十句+M-1グランプリの俳句

          【Patrick Mojii】春が来てぼくらは4年半経って

          ○こちらの企画への参加で記事を書かせていただきました。ありがとうございます。 ○「春が来てぼくら」はどんな曲なのか 「春が来てぼくら」はUNISON SQUARE GARDENの14曲目のシングル曲であり、プロ棋士の少年が主人公のテレビアニメ『3月のライオン』の2期の2クール目のOP曲として書き下ろされた。 アニメではヒロインにあたる中学生のひなちゃんへのいじめが描かれつらいシーンが多かったが、この曲が救いとなり作品全体を包み込んでくれていた。 あたたかな春の訪れと未

          【Patrick Mojii】春が来てぼくらは4年半経って

          【句集のこと】パーティは明日にしてから1年ちょい

          句集『パーティは明日にして』を出版してから、1年と3ヶ月が過ぎた。 出版する過程とその後について、書いていけたら良いと思う。 2020年の11月頃に出版社の書肆侃侃房さんに、句集の出版はできるのかメールフォームで問い合わせた。すぐに返事が来て、出版は可能とのこと。原稿は完成しているか、ページ数や本のサイズ、何句載せる予定かを訊かれる。原稿はできていなかったけど、1ヶ月後に出せること、ページ数は約150頁、歌集と同じサイズでソフトカバー、350句くらい載せることを伝えた。

          【句集のこと】パーティは明日にしてから1年ちょい

          2021年の俳句の自選10句

          2021年の俳句の自選10句

          笹井宏之賞落選展 青塚なやむ

          それはラムネ色 青塚なやむ 天の川模したゼリーを掬うたびへなへろになる紙のスプーン 郵便のマークにさっと描き足して笑顔になる はじめての魔法 金色の満ちて蛹のはちきれそう昆虫館の裏に控えて 踊り場に差し込むひかりメトロノームをメトロって呼ぶ吹奏楽部 ホルン吹く吹き出し口に手を入れる ごめんそんなことも知らなくて リトマス紙みたいに青いポロシャツでフラスコに花生けて暮らそう 生理って気づかないからお湯はりが終わったときの曲で教えて 見学のプールサイドで知りあって

          笹井宏之賞落選展 青塚なやむ

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          映画を観て創った俳句と短歌

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          2020年の俳句の自選10句

          今年ももうすぐ終わりますね。 随分寒くなってきました。 Twitterで#2020年の自選十句を呟く、というタグがあったので、参加してみました。 こちらにも残しておきます。 スキーウェア脱ぎそういえば痩せていた わかめ和えわかるよ奈良の訛りなら 春満月そのした京都アニメーション 恋猫か恋猫じゃないかもしれぬ 蝶々や泣けばあらわる下睫毛 黒板に消えぬ五線譜かすみ草 蛇衣を脱ぐや瞳に爛と艶 あじさいのあかるいうちに会いにきて 目をほそめ三日月を研ぐペダル漕ぐ あれはアンド

          2020年の俳句の自選10句

          UNISON SQUARE GARDENの曲に出てくる季語のまとめ

          UNISON SQUARE GARDENの曲に出てくる季語をまとめて書いています。 少し前に書いてTwitterに載せたことがありましたが、8枚目のアルバムが出てから少し書き足しました。 春、いちばん多いかも。 夏、じょうろが季語だったとは。 秋、月と流れ星はたくさん出てくるけど、数は少なめ。 冬、年末年始の曲がすき。 8枚目のアルバムの「Patrick Vegee」をほぼ毎日聴いています。 トータル45分と短く、お風呂上がりに再生したらいつの間にか聴き終えてい

          UNISON SQUARE GARDENの曲に出てくる季語のまとめ

          3年前の31句〜スピカ連載のまとめ

          3年前、俳句のウェブマガジンスピカさんで7月の1ヶ月間、連載をしていました。 映画と俳句の連載で、俳句は後から見返しても恥ずかしくないので、ここにまとめてみます。 映画という元ネタがあってオリジナルの俳句とは言い切れないので、今後別の場所で発表できない俳句たちです。懐かしくて、すきな句もありました。 順番は掲載順です。 『レンタネコ』 オレンジのゼリーすくえば透けてゆく 『となりのトトロ』 さっきトトロみたよ緑のさす線路 『リリイ・シュシュのすべて』 凧あげ

          3年前の31句〜スピカ連載のまとめ

          ひらかたパークで短歌の吟行

          1/25、なべとびすこさんのお誘いでひらかたパークに行き、短歌の吟行をしました。 ひらパーは子どもの頃は行ったけど、大人になって初の入園。 園長の部屋は遊び心が素晴らしい。 これまでのポスターが貼ってあり、見ているだけで楽しめます。 カワウソ、リスザル、レッサーパンダなど動物も見ることができます。 こちらのアトラクションはお休み中。 こちらはカチンコチンというアトラクションで寒いところに入ります。 寒い冷蔵庫の中を進んでいきます。 フリーパスで入場したので気兼

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