俺ガイル12話(最終話)感想

はぁ…終わってしまった…

ライトノベルの中で一番好きな作品が

唯一、原作を買って読んだ作品が

そして僕の青春とも呼べる作品が。


本当に最高の作品だった…

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」と出会ったのは高校2年の春(2014年)に新しいクラスの人に「俺ガイルって知ってる?」と聞かれ、その作品の主人公がどうやら似てるらしく見てみてと勧められたのがきっかけだ。

2年になってすぐに道徳的な授業で作文を書いて、クラスの前で発表するという時間があった。テーマはそこそこ自由なもので「春」とか「学校生活」のような内容ならなんでも良かったと思う。

そこで自分はテーマを「青春」にして、たらたら読み、発表し終わってから先生に「お前の人生何があった?」みたいな反応をされ、新しいクラスでの滑り出しは最悪かなと思った。今思うと生徒も、特に女子は引き気味だったような気がする。

そんな作文を読んだあとの休み時間にぞろぞろ男子が何人か集まってきて何を言われるのかと思いきやいきなり「なんかアニメ見てる?」と聞かれた。初対面で聞く質問かよって。見た目からアニメオタク臭が滲み出ていたのか、ただただ隠キャっぽいから何か感じるものがあったのかそんなやりとりが続いた。

その流れで僕の作文について触れられ、ひねくれてる様子が聞き取れたのか「八幡に似てね?」と目の前で話し合っていた。八幡てなんだろう?と思っていたところで「俺ガイル」を勧められ、その日の学校は終わった。

ガッツリアニメオタクな僕は家に帰って速攻で先程話題に出ていたアニメを調べた。次の日の話題になるな程度にアニメを見出し、そこから「俺ガイル」という作品にどっぷりハマっていった。

「俺ガイルという作品に出会えたこと」と、「すぐに友達を作ることができた」などのいろんな意味で俺ガイルという作品は自分に影響を与えた。

アニメ1期を見終わったあと、友達に似てなくね?と感想を話していたが、心の底では確かに似てるかもと思っていた。八幡の考え方や過去の出来事など自分も経験をしていたからすごく共感ができた。今まで見てきたアニメや漫画のキャラの中で一番自分に似ているなと思った。

でもこの最終話を見てひとこと

「やはり八幡はカッコいい!!」

これに尽きる。

11話からゆきのんに自分の想いを伝え、正式に交際を始めることになった。12話はどんな閉め方をするのかと思っていたらただのイチャイチャじゃねぇか!羨ましすぎる!

あれから22歳になった僕は未だに彼女や好きになった女性、気になった女性などいない。やっぱり全然違うよな、高2の僕よ。今の僕なら高2の僕に「八幡は最後、ゆきのんとちゃんと付き合えたぞ!!」と教えてあげたい。

まぁそれは置いておくとして、そんな僕と「俺ガイル」の出会いを書いたが、もうこの作品は終わりを迎えてしまった。時間が経つのはあっという間だ。ある意味僕の青春はまた一つ終わってしまった。悲しい。

でも本当に「俺ガイル」に出会えてよかった。

八幡の「青春」の生き方、奉仕部の関係性、平塚先生、八幡と関わっていたキャラ。どれもこれも愛おしい。嫌いなキャラなんて誰一人としていない。

平塚先生はやっぱり離任してしまったのか。本当にカッコよくて優しくて熱い先生だった。12話で一番グッときた。もう八幡と出会うことはないのかなーと思ったりもするけど、もし出会うことがあるのなら、そのときはぜひ結婚していてほしい。あんな素敵な女性は他にいない。ホント誰かもらってあげて。

サウナのシーン。どういう流れでそうなるの?と思うが、ゆきのんと付き合ったことをいじられる八幡。リア充になると必ず起きる贅沢ないじられ方。学生の時はこんなだるい時間があるなら絶対彼女なんていらんと思っていたが、八幡を見ると「なんだこの贅沢なイジリは」と思える。幸せ者め。

いろはすと小町の絡み。いろはすは小町のことが苦手なのか、後輩だからなのか、はたまた八幡の妹だからか態度がすごい。それでもガハマさんの背中を押したり、見守っていたり、息は合いそうな感じがする。

そしてガハマさん。やっぱり八幡のことは諦めきれてないのがまたガハマさんらしいが、見てる側からすると心が痛い。でも、あんな関わり方でこれまで通りの接点を持つというのも奉仕部の関わり方らしくて好き。

最後にゆきのん。八幡と付き合ったことによって可愛さが爆発してしまった。正直かなりのギャップだ。ゆきのんにとってのツインテールはそういう心を開いている人だとその髪型になるのか。そして八幡とのツーショット。結構ぐいぐい行っていて少し不自然な感じだったけど、めんどくさい人は吹っ切れるとこんな感じになるのかと思う。うーん、素直で可愛い。なんだかんだ言うけど結局は好きって気持ちは変わらないんだよな。八幡もいつか面と向かってゆきのんに「好き」を伝える時が来るのか。そのときはプロポーズしてそうだけど。
 今まで一歩踏み入れない関係がずっと続いていたからかここまでイチャイチャされるとなんだか違うものを見ている感じがして複雑な気持ちになるが、ここまでいろいろあったからそう思えるのかもしれない。本当に長かった。

11話の記事でも書いたと思うが、12話もまさにこのために見てきたような回だった。八幡三年生編もめちゃくちゃ見たい。なんなら10年後とかやってほしい。「俺ガイル」という好きな作品が終わってしまったが、今後このような作品はないだろうと思うくらい良い終わり方だったと思う。もう「俺ガイル」について感想記事を書くことがなくなりそうな感じがすごく寂しい。あ、また夜眠れなくなるかも。

それでも、なんにでも終わりは来てしまう。「俺ガイル」記事を書くのはこれで最後です。ここまで読んでくれた方ありがとうございました。最初の方に自分語りみたいな感じになって申し訳ございません。思い入れがある作品なのでつい書いてしまいました。自分のnote記事でこのアニメの感想記事が一番見てもらえてる数が多くてすごく嬉しかったです。

やり切ったーーー。

ではまた別のアニメ感想記事でどこかでお会いしましょう。




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