子どもの「先生」発言から、境界線に思いを馳せる
子どもの「先生」発言がかわいい。
先日、子ども達を連れて美容院へ。
息子は帰り際に「この先生大好きだから、次も同じ人がいい!」と。
美容師さんは「先生」発言に笑っていました。
息子はずーっと美容師さんを「先生」と呼んでいる。
今小学一年生。
幼稚園に通い出すと「先生」という存在に出会う。
小さい子どもにとって、「先生」って一体どういう意味があるのだろう?
学校などの先生、病院の先生、歯科衛生士さんも先生。美容師さん、パン屋の店員さん(笑)など。
ある特定の場所に行き、何かやってくれる人をそう呼んでいる。
先生ではない人は言われて、ちょっと恥ずかしそうというか、苦笑いしている。
でも、小さい子の「先生!」発言はかわいい。
誰も怒ったりはしない。
では、小学六年生になる娘はどうか。
さすがに美容師さんに先生とは言わない。「お姉さん」とか、「美容師さん」と言っている。
その境界線はどこだったんだろう?
娘がいつまで「先生」と呼んでいたのか思い出せない。
気づいたら変わっていた。
なんかちょっと悔しいというか、もっとその変化に気づいていたらなぁと思ってしまう。
子どもの成長は本当に早い。
言葉の吸収は特に早いので、びっくりするような言葉を使っていることがある。情報が多い時代だから余計なのか。。
息子はいつ変わるんだろう?
その境界線を知りたい!と思う。
きっともうすぐ変わるんだろう。
小さかった子どもが成長する。嬉しいけれど、やっぱりちょっと寂しい。
いつまで手を繋いでくれるのか、いつまでギューっとしてくれるのか。
なんかそんなことを思うと涙が出そうになる。
そう思うと、子どもの成長をしっかり味わっていきたいと思う。
成長過程はほんとネタの宝庫だしね。
子ども達が大きくなったら、「あんなことあったよ」「こんな発言してたよ」など、思い出話を一緒にしたい。
子どもが大人になっていく過程で変わる様々な境界線。
「あっ、変わった」をもっと意識していこう。
つい忙しくしていると、子どものたわいもない言葉を適当に聞いてしまっている。でも、そんなたわいもない会話の中に変化があるんですよね。
言葉の境界線。
なんかそれを知りたいと思う気持ちが、ちょっとワクワクする。
子育てもそういう小さなワクワクを見つけると、楽しくなるのかな。
反抗期なんて毎日イライラしてしまうから、「ちょっとした変化を見つけるぞ!!」という気持ちでいると、少しはイライラが軽減する??