【最終回】ありがとうルワンダ
ついに任地での最後の週が終わりました。
まだ実感がぜんぜん湧いていませんが。
週の頭には、先週延期になった配属先での報告会がオンラインで行われました。
配属先で堂々と素晴らしい発表をしていた先輩たちの姿が、昨日のことように思い出されます。
あれからもう２年です。早すぎます。
発表は無事終わり、本当に活動の幕引きです。
２年間の活動報告を聞いたダイレクターは、ぼくの活動を大絶賛。
嬉しいは嬉しいですが、彼はぼくの活動内容をほとんど分かってないと思いますが……。
とにかく優しい彼は、全力で褒めてくれました。
これだけ褒められると、反対にそんなに貢献出来ていないという想いが明確に浮き上がってきました。
まだまだ出来ることがあったし、もっともっと彼らの力になりたかったと。
とはいえ、任期の半分の１年を日本で過ごし、ルワンダでの１年もロックダウン等で思うようにいかない中、やれることはやりました。
やはり、まるまる２年あったらなあと、思わずにはいられません。
けれど、協力隊になったこと、ルワンダに来たことに一切の後悔はありません。心の底からここにこれてよかったです。
もう一度人生をやり直せるとしても同じ世界線を選びます。
ぼくを温かく迎えてくれた配属先のビジネス振興課には感謝してもしきれません。
とくに、カウンターパートにおかげでここまで来れました。彼には、おいっ！とツッコミたくなることばかりでしたが、そんな彼が大好きです。
あと、今週は２年間お世話になった人たちに感謝を伝えて回っていました。
初めは2、30人のルワンダ人に囲まれてリンチに遭うじゃないかと恐怖を感じた職人さんたちの団体も今では、みな笑顔でキブイエと温かく迎えてくれます。
本当の兄のようにいつも味方でいてくれた炭屋のジョナス。
キニアルワンダ語と日本語を教えあったいつも賑やかな印刷屋。
お腹だけでなく心も満たしてくれる愛の溢れるレストラン。
強引にマンゴーを売りつけてくれる面白い市場のママ。
ぼくを見ると興奮してヨダレを垂らす可愛い自転車タクシーのお兄さん。
陽気で明るい頼りになる大家さん。
いつも家の前を通ると抱きついてくる子どもたち。
ほんとうにたくさんの人たちにお世話になりました。
みんな優しくて温かくて、大好きです。彼らとの別れはほんとに寂しいです。
何年後になるか分かりませんが、また必ずルワンダに、ルワマガナに遊びにきます。
そのときを楽しみに日本の荒波に飛び込みます。
自分の人生にとって、かけがえのない２年間になりました。
これまでこのブログを読んでくれた皆さまにも、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
この記事をもって、青年海外協力隊日記を終了とさせて頂きます。
ただ、ブログは継続していこうと思っています。パワーアップして帰ってきますので、しばしお待ちください！
それでは、２年間ほんとうのほんとうにありがとうございました！！
ムラコゼチャーネ！
またどこかでお会いしましょう！！
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？