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2022雑想

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2022年10月の記事一覧

陰陽師と因習

TVを点けていたら、朝のNHK「おはよう日本」で、羽生結弦くんの使用曲として知られた「陰陽師…

Atori Tsubasa
1年前
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Kとr

殺鼠剤であるワルファリン(デスモア)が効かない「スーパーラット」が登場して、東京などでは…

Atori Tsubasa
1年前

人間の拡張による幸福の追求

個の発展拡張を極限まで追求しようとするのならば、埋め込み等による改造とか生化学的な能力増…

Atori Tsubasa
1年前
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多様性の排除

りんご園にある「紅玉」で、着色が薄く紅の縞模様がよく見える枝変わりを見つけた。一昨年伸び…

Atori Tsubasa
1年前

合衆国元老院

今のポーランド共和国の議会制度(二院制)で、sejmはいわゆる下院の名称として採用されている…

Atori Tsubasa
1年前

LRSの由来

LRT(リトアニア国営放送)のHPを見ていると、ときどきセイマスseimasという語が出てくる。 同…

Atori Tsubasa
1年前

野狐禅

私は、身近に似た人がいなかったがために、自分は特別なことを考える特別な人間であると思っていた時期があった。 今にしてみればそれは多くの人が通過してきた季節であったわけだけど、私がそこを抜けたのは遅くて、ネット上で他の人たちと意見を交換するようになってからだった。 昭和の頃なら、田舎から上京して都会の混沌へ放り出されてから気付いた、というものだったかもしれない。 自身が特別な存在ではなくて、普通の人の一類型であると知ったことは、拠り所を失うような不安を背負わせるとともに、同じ

「私」への付箋

私が書いているnote記事の点検をしようとして、記事タイトルの一覧を眺めていたら、その多様さ…

Atori Tsubasa
1年前

界面としての「私」

リビドーや欲望、願いが噴出して外界と接触し、冷えて固まった鋳型が即ち、外側から見た「私」…

Atori Tsubasa
1年前

仮想世界の灰かぶり姫

踊り疲れて円卓に突っ伏し、うたた寝から目覚めてみれば既に丑1刻。 馬車は南瓜に戻り、御者…

Atori Tsubasa
1年前

狭い土地と遠い世界

大震災のあとで、避難民キャンプに搬入された大型テント(国際的なボランティア団体が提供)の…

Atori Tsubasa
1年前
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じゃがいも隊長

幼い頃に読んだニコライ・ゴーゴリの「隊長ブーリバ Тара́с Бу́льба」(抄訳版)…

Atori Tsubasa
1年前

フィールドワーク論

料理研究家の人がコーカサスの北側にあるロシアの各共和国を歩いた旅行記。エネルギッシュで強…

Atori Tsubasa
1年前
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画への想い

noteに自分用の画像を60点登録するとともに、それらのうち判りやすいものに、「みんなのフォトギャラリー」での共有可能の設定をしてみた。 今日までに新着記事での使用回数が70回越え。ひとりが使った画像を次々と他の人も使うという傾向があるような気がする。 皆さんが私の画像を使った記事はどんなものなんだろう、と思って覗いてみたけど、画像とはなーんの関係も無い。 当然であり、予想通りではあるけれど、ちょっとがっかりした。私にとってはその一枚一枚が思い入れのある画像なのに。