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コミュ力って、いかに相手の景色を見に行けるかだと思う

コミュ力とは、コミュニケーション能力のこと。そんな説明がいらないくらい、コミュ力という言葉は生活に浸透し、私たちにコンプレックスを抱かせている。

コミュニケーション能力は、ひとことで言い表せるものではなく、雑談力や文章力、質問力など、さまざまなスキルの複合体だ。すべてを網羅している人なんてほとんどいないから、いくつかのスキルが不足しているだけで「自分はコミュ障なんじゃないか」と感じてしまうのだろう。

人によってコミュ力の定義は違う。たいていは、一部のコミュニケーションスキルを指して定義されているように思う。会話を途切れさせないスキルを指す人もいるだろうし、誰とでも仲良くなれるスキルをイメージする人もいるんじゃないだろうか。

私の定義は少し違っていて、会話が途切れても、友だちが少なくても、
相手に安心感や居心地のよさを感じてもらえるなら、その時点でコミュニケーション上級者だ。


一緒にいて安心できる人って、同じ景色を見にきてくれる人だと思う。

決めつけたり、見下したりせずに、
立場が違っても、同じ目線で同じものを見ようとしてくれる人。

相手の景色を見に行けるのって、相手への敬意があるからこそ。
敬意を感じられると、今まで自分がたどってきた道を一緒に大切にしてくれている気がして、心地がいい。

だからコミュ力のある人って、いかに相手の景色を見に行ける人か、と私は定義している。
必ずしもコミュ力が高い必要はないとは思うけど、私もたくさんの人の景色を見に行ける人でありたい。

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