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地域の人と関わるのが好き

地域の人たちと関わるのが好き。
同じ時、同じ空間を選んで暮らしている人たちに、運命的なものを感じることがある。

ここに至るまでには、何かしらの価値観や背景に共通点があって、同じ選択をしているはずだ。そう思うと、一気に親近感が湧く。

私と同じ地域に住む人たちのことをただの他人だとは思えなくて、もっと関われたらいいなと思うし、何かできることがあったらいいな、とも思っている。

そういう興味があって行動を選びとっていくうちに、
自分のやりたいこと、やっていることがボランティア活動に当てはまっていたということが過去に何度もあった。

「ボランティアをしている」というと、「偉いね」とか「すごいね」と言われるのだけど、むしろ助かっているのは私のほう。やりたいことの機会を与えてもらっているだけなのだ。

福祉施設で演奏をしていたときも、私が人前で弾く機会がほしかっただけ。

今、地域の魅力を発信するレポーターをしているのも、自分の好きなことをしているだけ。いいなと思うものを忘れないように記録しておきたいのと、せっかくだから他の人にも知ってもらいたい。そういう気持ちがある。

ボランティアという言葉は、世間では「誰かのため」という意味合いが強いけれど、私にとっては「自分のため」だな、と思う。

自分のためにやっていることが、気づけば誰かのためにもなっている(かもしれない)。私にとって、ボランティアの形はそういうもの。

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