見出し画像

無職からスタートした1年、ふりかえり。

会社員には仕事が次々と降ってきて、
常にマルチタスクで、
それを日々処理しているうちに、
あっという間に1年が終わる。

そんな生活を25年間も続けたのだから、
1人事業はどれだけスローな1年なんだろうなー、なんて思ってたら、
いやいやいや。
早い早い早い。

遅々として何も進められない自分への無力感と、
そうやって落ち込んでもやはり1人、という揺るぎない現実と、
年齢相応の焦りだけがふつふつと湧き上がる毎日に、
反して空回りし続ける自分を見て見ぬふりしたくなる、
でも逃れられない・・・(最初に戻る)
そんなループで、
気づけば1年は一瞬でした。

何をすべきかは誰も教えてくれない。
何がダメなのかを誰からも指摘されない。
自分が動かなければ何事も1ミリも動かない。
個人事業主の「あたりまえ」を理解しました。
自分軸を太くできた、と言えればカッコいいけれど、
図々しく図太くなった、と言う方が的を得ていそう。

実際、手帳の過去ページをパラパラめくってみると、
何もしていない訳ではなかったね。
体感3ヶ月の2023年という1年間、
自分のために振り返って、
2024年の糧にしよう。


1.【やらなきゃいけないこと】会社員→無職→開業関連

  • 健康保険の任意継続手続き→その後、扶養手続き。

  • 国民年金1号に変更手続き→その後、3号手続き。

  • ハローワークで雇用保険・失業給付の申請、再就職手当申請。

  • 学童に職業変更届出。

  • 持株会の株売却(翌週から株価急上昇)

  • 確定拠出年金のiDeco移設。

  • 開業届、再就職手当申請。

  • 都市銀行で事業用口座開設。

  • 商標登録申請2件、5ヶ月後に無事登録完了。

  • プロフィール写真の撮影。

やらなきゃいけないことは
会社員の仕事と同じ感覚で
淡々と処理していけるのだけど、
内容がどれもこれも個別性が高いので、
どうやったらいいか?を簡単には聞けないし、
webで調べても詳細までは一致したケースが無いし、
お金が絡んでくるので、
適当に済ませることができない。
だからいちいち面倒くさい。
だから各種士業がいるのだなと理解。

できることなら役所関係は避けて通りたいけれど、
新しいことを始めるならば、
むしろ通う回数は増えるっていうね。
仲良く穏便にやっていきましょう。

2.【アウトプットしたこと】「design512®︎」「子と親の100年研究所®︎」の始動

  • 開業届と青色申告申請を税務署に提出。再就職手当を申請するための事業計画書作成とハロワ申請。

  • wix作成のHTMLページをWordPress移設する作業をサイト引越し屋さんに外注。Xサーバー契約、ドメインも移管。サブドメインで子と親の100年研究所®︎のページ作成。

  • design512®︎商品写真撮影、BASEサイト設定、onlineショップオープン

  • design512®︎のInstagramプロモーション始動。シミュレーション画像作成など。

  • 見本市2つにエントリーするための会社案内資料を3日で完成させる。

たったこれだけしか書けないのは、
締切を設けなかったから。
目標を定めなかったから。
先日も内省したところですが(「ものづくりと言語化。ひたすらに。」)
2024年はもっとアウトプットしましょ〜

3.【インプットしたこと】資格取得、研修、展示・見本市視察、金継ぎ・フラワーアレンジメント・楽器体験

  • キャリアコンサルタント養成講座受講、国家資格試験合格。

  • 東京都子育て支援員の専門研修受講。

  • 親子ひろばボランティア講座受講。

  • 商工会議所の創業塾受講。

  • 創業ステーション多摩で起業コンシェルジュに起業相談、有益な情報を得る。自治体の創業相談で融資の話を聞くも門前払いされ凹む。

  • 人生初の金継ぎ体験。

  • 人生初のフラワーアレンジメントレッスン受講。

  • 人生初の伊達メガネ購入。

  • 人生初のドラム体験で8ビート。

  • 16年ぶりの大竹伸朗展、日本民藝館柚木沙弥郎展、武蔵野美術大学/東京藝術大学の卒展鑑賞。

  • NEW ENERGY TOKYO、国際ファッションEXPO、インテリアWEEK、interior lifestyleTOKYOの各見本市視察。

2023年は時間があるぞ、と気づいてから、
やりたかったことをスケジュールに詰め込んだ結果、
インプット部門は100点満点でした。
ドラムなんて中学生くらいから思ってて、やっとだもんね。

そしてやっぱり、
勉強は、学びたい意欲がある時にやるべきだなぁ。
学ぶ動機が整っていないときに授業をいくら聞いたって
右から左に流れていくだけ。
それは10代だったからではなく、
老眼に苦しむ40代後半でも同じだったよ。
(過去記事「学びたいときが学びどき」)

興味のタネは小さいものでもすぐ拾って、
お金も時間も労力もとりあえず注いでみるのが正解なんじゃないか。
それが新しい自分の可能性を広げていくことがあるんじゃないか。
そもそも「興味のタネもみつからない」という人は、
まずは自分自身に興味を持つといいんじゃないか?

つい手に取ってしまうもの、
気づいたら見入ってしまっているもの、
思わず身体が動いてしまうもの、
嫌なのに思い出してしまうこと。

これらは全て自分の心の振動から来るもので、
受け止めて、記憶に留めていくことで蓄積されて、
自分がわかってくる。
やりたいことが湧いてくる。
きっとそういうことだ。

4.【誰かのために動いたこと】アルバイト、ボランティア、お手伝い

  • 親子ひろばボランティア活動

  • 自治体の専門部会委員

  • Musashino-Valleyでの受付業務

  • 小学校の家庭科洋裁ミシン授業の補助

  • 地域文化祭で子どものハロウィン制作の企画立案、実行、展示

  • 調味料選手権審査員(野菜ソムリエ活動)

誰かの役に立ちたくて動いた事だけど、
実際は私がかなり得している。
労働者に気持ちよく長期間働いてもらうには
雇う側の努力は不可欠だ、ということ。
人が常識を得るには経験が必要だということ。
「組織」というほど強固ではないコミュニティの中に入るのは、
なんとも心地よくて自分に合っているなぁということ。
嘘をつきたく無い、社交辞令は嫌だ、など無駄に律儀な性格だから、
気を遣わなくて良い環境は居心地が良い、と整理できたこと。
…などなど気づけたことが山ほどある。

もしあのまま、古い組織で26年目を迎えていたら、
これらの新しい経験ができていなかったら、
視野が劇的に狭いコトにすら気づかずに2023年を過ごしていた。
社会は見えている範囲だけでも広くて、
多様で、自由を許容してくれる。
可能性は限りなく、在る。

そして、子ども達と仲良くなれるのは
大人と仲良くなるよりずっとずーっと楽しいということも。
自分の未来まで明るくなった気がしている。
みんなありがとね。

【おまけ】ツラかった四十肩

2022年12月頃から痛み出した四十肩が
なかなか治らず悪化の一途。
人生初の鍼灸で一瞬で痛みが消えた!と思ったら
翌日には綺麗に戻っていたり。
整形外科を再受診してMRI診断、
結果、痛む箇所にステロイド注射をして嘘のように回復。
景色が変わるほどの感動でした。

老いは避けられないもの。
これからも上手く付き合っていきましょう。

・・・

さ、2024年も動くぞ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?