見出し画像

夫婦二人暮らし、ネットスーパーへの感謝を綴る

ネットスーパーさま。
いつも大変お世話になっております。
今日は、あなたに向けて書きます。


我が家はほぼ毎週1回、注文させていただいています。
牛乳や卵、たくさんの冷凍食品。重いものだって、文句ひとつ言わずに届けてくれますね。
送料無料ラインギリギリの、5500円とちょっとの金額を狙っていることも、あなたにはきっとバレているのでしょう。

以前の私にとって、ネットスーパーは、子どもがいる家庭のためのものでした。

夫婦ふたりと猫1匹の我が家。最寄り駅にはスーパーがあります。2人とも、電車通勤。帰りに立ち寄ることは難しくありません。

こんな私たちに、ネットスーパーを使う資格なんてない、と思っていました。


きっかけは、ポストに入っていたチラシとクーポン。
まあ1回試しにやってみようか、くらいの気持ちでした。

お届け日時を選んで、商品をぽちぽち選んで、注文。ネットで他の買い物をするときと、ほとんど変わらない感覚で。

指定の時間に、「こんにちはー」とやってきた配達員さん。冷蔵や冷凍で分かれた袋をひとつずつ手渡ししてくれます。「気をつけてお持ちくださいね」と、仰々しい箱から出てきた卵1パックにはびっくりしました。
ありがとうございました、と見送って、キッチンに食材をしまって、買い物終わり。もちろん私は、部屋着のまま。

え、ネットスーパー、良すぎでは…?

それ以来、私たちはいつもあなたにお世話になることとなりました。


ネットスーパーさんのおかげで、時間が浮いて、お金の節約にもなっています。

疲れた仕事帰りにスーパーに寄って、働かない頭で食材を買っていると、思ったより時間がかかるんです。
あれも買うんだった!と、売り場を行ったり来たり。レジもけっこう並んでいて大変。

車を持っていないので、週末のまとめ買いにも限界があって。だから平日のちょこちょこ買いが我が家のスタイル。
そうすると、無駄な出費が増える増える。あれ家にあったかな?買っとくか。これ、美味しそう!今日の晩食べよう。あ、新作のお菓子が出てる!

…少々くだけすぎましたね。


何より感謝しているのは、あなたのおかげで私は「人に優しくなれる」ということです。
“人に”というのは、他人にも、自分にも。

子育てをしている家庭に比べたら、私たちの生活には余裕があると思います。何を食べるか、どう過ごすかは自由だし、自分の時間もちゃんとある。

それでも、しんどくなる時はあります。
「スーパーに行かなきゃ」「何を食べるか決めなきゃ」「どうして私ばかり考えているんだろう」
日頃のささいな気持ちが少しずつプレッシャーとなって、自分を責めたり、なんとなく夫に当たったり。

あなたに頼ったら、それも少なくなりました。
買い物に迷っても家でゆっくり、時には夫と一緒に決めれば、プレッシャーはありません。
ちゃんと考えて買い物できた自分を褒める、なんてこともできちゃう。

それに、ネットスーパーの配達員さんはどの方も素敵です。どんな天気であろうと、丁寧に、笑顔で受け渡ししてくれる。優しさに触れて、気持ちがホッとして。

こうして、少しずつ心に余裕が生まれていく。
心に余裕があると、自分の気持ちを素直に聞けるし、他人にも優しくなれるなあと思います。


私は「買い物に行く」という家事を手放して、時間とお金と、ちょっぴり心の余裕も手に入れました。

子どもがいるとかいないとか、一人暮らしとか大家族とか、そんなことは関係なく、あなたは誰にでも等しく優しさをくれる。
それにどれだけ救われているか、ここに記して伝えたいと思ったのです。

いつもありがとうございます。
これからも元気でいられるように、応援しています。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?