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できごと&買ってよかったもの2021

こんにちは。今年もあっという間に年末まで来てしまいました。例年通り一本書いて締めて、年末年始はこれまた例年通りにSNSからはログアウトして過ごします。今年も休みが短い割にやることいっぱいで大変。去年の年末年始は引越しのカオスの中洗濯機が壊れて、コインランドリーの椅子で鬼滅の刃読んで過ごしてたんだよなあ。

2021年の仕事

会社のフェーズと求められる役割が変化する中で、いろんなレイヤーのいろんなことを考えながら歩んだ一年でした。それなりのプレッシャーと悩みもあり、これはさすがにストレスでハゲるんじゃないかとも思われましたが、ストレスチェックはどこに出しても恥ずかしくない無風でした。まだ俺は戦える。

七転八倒して大恥をかきつつも、この方向に行ったらいいんじゃなかろうかと思う道筋をなんとか見つけ、よくわからないながらとりあえず道を歩き始めてるのが現状です。カオスの中に歩くべき道が見えている状態は精神衛生上とてもいいことを学びました。それにもし道を間違えてたとしても、手に残るものはあります。あるはずです。あるんじゃないかな。お願いあって。

仕事道具で買ってよかったもの

KANADEMONO THE TABLE

デカい木の机はいいぞ!

デカい木の机は正義!この机が来たことで理想の部屋が一気に具現化しました。ヒノキの一枚板に憧れはあったものの、机で物理的に書くことを想定して、材質は硬めのラバーウッドとしました。サイズは何人かの同僚へのヒアリングを踏まえてW1580D700としました。仕事してよし、勉強してよし、遊んでよし、しかもコスパもよし。木のナチュラルな色味は目にも優しく、白味が強めの材質を選べば空間が自然に明るくなります。みんな、デカい木の机はいいぞ!

2021年の生活・家庭

引越しのカオスから始まった一年があっという間に終わりました。いやほんと何やってたんだと思うくらいトゥクトゥクを買ったことと、娘に関すること以外の記憶がありません。夏の旅行もダメになっちゃったし。

見出し画像は娘のダンスの発表会のために作ったうちわです。注げるところには全力でいったつもりです。

家庭関連で買ってよかったもの

電動トゥクトゥク

詳しくは上の記事の通りで、印象もあまり変わってません。途中突然深刻なスズキのハスラーが欲しい病にかかりそうにもなりましたが、今ではその物欲すらすっかりどこかに行き、カーシェアと適当に組み合わせながら使ってます。

大同電鍋

この一年で一気に定番家電に返り咲いた感すらある電鍋。我が家でも使わない日はないくらいに定着しました。雑に投げてもそれなりの回答をくれる安心感。仕組みは超ローテクにもかかわらず、長年たくさんの人に使い込まれてきた道具の奥深さにリスペクトは止みません。

まるでこたつレッグウォーマー

靴下を履いてても「そこ」が冷えると意味ないんだよなー、というポイントを恐ろしく的確に温めてくれる冷え性各位のための世紀の大発明です。これはもっと広まるべき。冬に足が冷えて仕方ないと悩む老若男女は、すぐに二千円握りしめてこれを買いに行くべき。二千円以上の効果が即日発揮されることを保証します!(※効果は個人の感想です)「レディース」とありますが、伸縮性豊かな素材なので僕でも問題なく履けています。

2021年の自転車

10月までのほとんどの期間で緊急事態宣言が発出されていたので、医療リソースが逼迫していた期間は万一の事態に備えて実走(外に出て公道を走り回ること)を避けていました。趣味は尊いものですが、家族を含む他人に迷惑をかけてはいけないし、ましてや命を賭けてはいけない。

というわけで、まともに外を走れたのは10月〜12月の3ヶ月のみ。ライフワークのブルベ(Brevets de Ranndonneurs Mondiaux)も200kmを2本走って終了となりました。

なんだか張り合いのない年となりましたが、家の中でのトレーニング習慣&リズムが固まったのは喜ばしいことでした。また、ここでも素の自分と向き合って適切な負荷と無理のない計画でビルドしようと決められたので、トレーニングに割ける朝の1時間を有意義に使えるようになりました。その甲斐あって、走力はピークだった2019年に徐々に近づいています。

自転車関連で買ってよかったもの

自転車の靴下

以前住んでいたマンションでは玄関入ってすぐの部屋が自転車を置く部屋だったので、自転車を持って家の中を移動する距離はたかが知れていました。ところが現在(戸建て)は2階の自室に配置。階段の登り下りを含めて移動距離が長いことに加え、狭いところを自転車と共に進まなければいけません。

しかし新築のおうちのピカピカの壁をタイヤ跡やチェーンオイルで汚すのは断固、断固阻止したい。そこで白羽の矢が立ったのが自転車の靴下「カブセルーノ」でした。自転車の靴下ってなんだよと思われる方、百聞は一見にしかず、実際の写真を見ていただきましょう。はいドン。

びよー

どう見ても靴下でしょ?ただ単に伸縮性のある素材をホイールにひっかけて、タイヤとチェーン周りをガバッと覆うだけなのですが、これだけで上に挙げたような悩みは一網打尽で解消することができます。お値段たったの¥2,000というコスパの良さも加味して、今年の自転車関連ぶっちぎりのベストバイとなりました。

2021年のnoteライフ

仕事に関する記事の割合を増やそうかなとも思ったんですが、やはりというか、あまり増やせませんでした。絶対書こうと思ったものだけは書けましたが、その割合を上げること自体によくわからない違和感がありました。

その一方で仏像を彫るように文章を書くことが好きなんだという気づきもありました。超つらい、けれどどうしようもなく好き。いろいろな快楽がある中でどうしてわざわざそこに、と思わなくもありませんが、仮にこういう形だとしても、クリエイティビティを発揮する方法が確立できているのは多分とても幸せなことなんでしょう。書いてる途中はつらいけど。

「週記」では日記をやめて、自分の考えを形にするようにしました。仏像とは真逆のアプローチ、ぼんやりと考えていることを生簀から網で掬い取ってババっと捌いて出すように書いたこれらの文章は、不思議なことにそれなりに読めます(僕は)。晩秋に突然書けなくなったのは、いきなり寒くなってこの鮮度を保つための元気が消失したためです。

さて、今年もここでミニN-1グランプリ2021を開催します!今年書いた自分のnoteのベスト3はこちら!

(今年はないのかなーと思ってたら、本家も始まってて一安心しました)

第3位

どんなことを今の自分が考えているのかを、身近な出来事から出発して発見していくのが、随筆的な文章を書く醍醐味の一つだと思っています。この文章では「あれ?なんか俺最近変わったか?」という漠然とした違和感の正体が割ときれいに明らかにされていきました。こういうことがあるから、苦しみながらも文章を書くのはやめられない。

第2位

https://note.com/khigashi/n/n46ac6063c4aa

ままならない一年のクライマックスにボコっと生まれた文章で、書いた自分自身にぶっ刺さってしばらく動けなくなってしまったものです。そのような文章を悩みつつも書けた喜びはあるものの、やっぱり人生は今日も本当にままならない。

第1位

「俺」が語る文章ですが、お酒は一滴も飲まずに書いてます。

たぶん、イケてない夏休みを送ってしまったせいで苦しみを味わっていた若者って2021年もいっぱいいたと思うんです。言うまでもなく高校2年生だった頃の僕はその一人で、17歳の夏の1ヶ月を丸々無駄にした負い目で、ますます物事に対する気力を無くしていました。

この文章がふよふよとインターネットの海を漂って、同じような絶望を感じている若者がたまたま目にして、事態を打開するヒントの一助になればと思って書きました。そのなんともいえない苦しさを知っているからこそ、必要などこかの誰かに届いてほしい読まれてほしいと願いながら。結果どこかの誰かに届いたかはわかりませんが、文章からあけすけな気合が感じられるのが我ながら好きです。

*****
ちなみに、PVベースのベスト5はこちらでした。電動トゥクトゥク、気になるならひとまずみんな乗りに行こうぜ!渋谷で試乗できるぜ!

今年のレポートのデザイン、すごくよかったですよね?

2021年のまとめのまとめ

振り返って、今年は内省の年だったんだなあと。これまでは視界に入るものに触れる前になにかと意味とか意義を見出そうとしがちだったところ、まずは一旦自分に取り込むようにして、それに対して湧いてくる感情とか感傷がどういうものかをじつと見つめる時間が長かったように思います。

娘がすこーし成長したことで、まとまったコンテンツをまたちょっとずつ摂取できる機会が増えたのも、この「感傷への回帰」に寄与していたようでした。

ところでコンテンツといえば、インドアの自転車練習のお供に見ていたウマ娘がもう大変でした。やはりどうしても擬人化された美少女への偏見が持たれがちなアニメではありますが、実際見てみると制作陣の競馬への深い愛が伝わる熱い作品で、滂沱とはこのことかと思いながらアマプラで2シーズン分を一気に見てしまいました。つまり朝から自転車を泣きながら漕いでいたということなんですが…

「これが諦めないってことだあああああああ!!!!!!」

???

ビュッ(思い出してまた涙が飛び出す音)

…さて、こういった内省の年を越えて来年どうしたいかは、正直全く見えていません。当面は必死で探し求めた僕ができることを僕ができるようにやりつつ、ちょっとずつ前に進もうとせん日々が続いていくのでしょう。自分とひたすらに向き合うのはちょっと苦しいですが、他ならぬ自分がやるしかないのでがんばる次第です。

悩んでばっかの一年でしたが、生きてればそんな年もあるでしょう!それではみなさんよいお年を〜!!

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