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おいくら(2023年6月26日の日記)
いいことだとは思う。
用があって近所の求人が載っているウェブサイトを見ていたら時給がわりと良かった。わりと、と言っても、1000円とか、1200円とかそんなもんですが。
でもそういうのって都会と田舎で差があるからね。こんな田舎で、そうか、1000円超えか。
翻って10年ぐらい前の自分の大学生の頃のバイトを思えば、東京23区で、915円。
飲食で、あんなやることいっぱいあって、あんだけ忙しくて、915円。4年間勤めて、売上金の管理とかやることが増えても時給上がったのは1度だけで(それも全体の最低賃金の引き上げのせい)、上がった上で915円。それまでは900円。
そっか〜
いや、近年の人手不足で人件費上がったのは確かだしついでにそれはとてもいいことでもあるんだけど……
それに当時だってもっと割のいいバイトって探せばいくらでもあったよな。時給が高いとか楽だとか。それなのに、「辞めます!」って言って他所へ行くという精神的肉体的コストを払うのが嫌すぎたという、それだけ。1000円との差額の100円ぐらいは、そのコストに支払っていたと思うほかない。私は辞める代わりに安時給を引き受けたのだ。
私がいる4年ほどの間に多くのバイトさんたちが通り過ぎていった……ずっといた人なんて、パートのおばさま2人ぐらいなもんだった。両手では足りない人数が入り、辞めていった……いろんな事情があったでしょうが、精神的肉体的な「辞めコスト」ぐらいくれてやらァ!という気概のある人々だったのだろう。素敵だね。
あの店も流石にもう時給上がったかな。労働量の変化に期待はできないので、時給は上がっててほしい。今の時代なら、あのときの私はいくらだったんだい?
今日はここまで。ありがとうございました。
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