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生まれてくる前に死んでいく

何書こうと思っていたんだったか忘れた。

普段日記を書いていて、あ、この話を書こうかな、でも長くなりそうだし土日に書こうっと、などと思うことがある。固有名詞を確認したいようなものとかね(そういうあたりをできる範囲できちんとしたいという気持ちだけは持ち合わせています)

ただまぁ、つまり今日がその土曜日なわけだけれど、いざ書こうとしてみると何を書きたかったんだか忘れていたりするんですね、これが。

私はアイデアのメモを取らない主義だ。よく、メモを持ち歩いて書けだとか、枕元に書くものを置いておくとよいだとか、そういうことが言われがちだけれども、基本的にしない。

まぁ管理できない、とかいうのはあるのだけれど、それを別にすると、後で思い出せないようなアイデアって結局そんなに面白くないよな、という気持ちがあるからだと思う。

例えば歩いているときにふとナイスなアイデアが思い浮かんだとして、そういうのは一旦頭のすみっこの方に置いておくようにしている。後日、机に座ってアイデアを出そうとしたときに、それがもう取り出せないようなものであったなら、別に惜しくない。

俳句もそう。だいたい浮かぶのって何か別のことをしているときなのだけれど、メモはあまり取らない。なんていうか、文字で見るとそれが最良に見える、みたいな効果ってあると思うんだよな。自分が考えたもので、ちょっと微妙だな、と思っているものでも、活字にしてそれを目で見てしまうとそれで良いような気がしてくる。

良いものは時間をおいても覚えている。もしくはまた思いつける。本当にどうでもいいアイデアは、忘れたことにすら気が付かない。どこにも形にならず、私の頭の中にしかなくてなお私が思い出せないのなら、考え付かなかったのと同じなのでもういらない。

ただ、そういうものが完全に無駄だというわけではなくて、たまに何か別のナイスアイデアに連れられて奥底から出てくるときもある。単体ではいまいち足りなくても、別の何かの補強としては有用なものもある。そういうのが見つかったときの「キマる」感じって最高ですよね。


と、言い訳のように御託を並べてみました。土日用の日記のネタも覚えてないのできっとどうでもいい内容。きっとそう。たぶん。

今日はここまで。ありがとうございました。




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