見出し画像

全部辛そう

左から大根キムチ、なんか辛いナス、芋の辛い炒め物、です。

私は辛い食べ物がそんなに得意ではない。極端に弱いわけでもないけれど。具体的に言えば辛さが選べるメニューで標準以上を選ぶことはない。「辛い物を食べに行く」というモチベで食事をすることもない。かといって寿司のサビを抜くことはないし、カレーを甘口にはしない。出てきた食べ物について作り手が考える適切な辛さで味わいたいと思う。

マンガ「鬼灯の冷徹」の主人公・鬼灯様は辛い物が苦手だ。むちゃくちゃ強いし何にも動じないのに、辛い物は嫌い。ギャップの妙があるのだが、その設定は別にその憎めなさを狙ったものではなく、作者の江口夏実先生が辛い物が苦手だからなのだと、単行本のおまけか何かに書いてあった。「自分が嫌いなものを好きなキャラクター」を描写するのは難しいのだという。

確かになぁ、と納得したので覚えている。私も激辛のラーメンを食べたいと思う人の気持ちはよくわからない。どういうモチベなんだろう。一方で、例えば私は納豆が好きだが、納豆が嫌いな人の気持ちを想像することはなんとかできそうな気がする。自分の好きなものを嫌う人格を描写するより、自分の嫌いなものを好む人格を描く方が難しそうだ。

写真は近場の韓国料理屋で出てきた。ランチはビビンバや麺や海苔巻きから選べて、日によって違う小皿のおかず3つとお茶がついてくる。サイコー

でも、この日すごくない?全部辛そう。3品端から端まで辛そう。普通こんなに似たテイストのおかず並べる???

とはいえ、食べてみたらそんなでもなかった。さわやかにおいしい辛さだ。やはり本場もんは違うということなのでしょう。ホッとしました。


今日はここまで。ありがとうございました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?