私は気にしすぎ太郎か〜買い物編〜

本日は月に一度のまとめ買いにオーケーストアに行ってきた。

水2㍑を5箱、660mlのお茶を2箱、その他野菜等である。トイレットペーパーも買った。
独りで遂行した。

野菜、フルーツはアボガド、グリーンリーフレタス、えのき、舞茸、しめじ、オレンジ、桃を購入。

私は野菜やフルーツ達となるべく会話する事を心がけている。
どこから来て、どんな風に育てられたのか。
返事はない。

しらすも購入した。
しらすは一匹ずつに声はかけられない。
恐らく半年はかかる。

そしていよいよレジへ。
1人体制よりも2人体制を選択する。
購入品数が多いからだ。

私の番がきた。
時間がかかっている。
後ろに並んでいる人の視線が背中に刺さってくる。

無言の圧力の中、支払いの時がきた。
会員カードがないぞ。
どこ探してもない。
後ろから殺気を感じる。
背中に冷や汗が走る。

私は意を決してつぶやいた。
「カード忘れました」
負けたよ。今日も負けたよ。


今後の対策として考えた。
大量買いしようとしている私の後ろに人が並んだら、さっと振り返ってこう言おう。

「すみません。
私はかなり時間がかかると思うのです。
いえ、決してレジの人の処理能力が低いと言っているわけではありません。
だって見てくださいよ、この量を。
いくらレジの人が優秀でも時間はかかりますよ。
もちろん私も何の工夫もしないわけではありません。
1秒でも時間短縮をするために、努力はしますよ。
ただね、貴方が想定している時間では終わらないと思いますよ。
そのことを承知の上で、私の後ろに並ぶのならばお好きにしてください。」

ここまで言っておけば、例え時間がかかったとしても殺意は抱かれないだろう。

そんなことを思った買い物だった。

おしまい。

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