第36回映画感想『秋刀魚の味』～みなまで言わない世界～

こんばんわ！
最近、日本映画熱が再燃してきているH川です🎬️
そう言えば、一番最初に観た日本映画は「ひめゆりの塔」か「きけわだつみのこえ」でした💦

日本映画の空気感、会話の行間での表現や、白黒のモノトーンの潔さなどなど。
CGに慣れた私にはとても新鮮に映ります🤗

本編は白黒ではありませんが、良い意味でテンションのアップダウンが少ない、内湾のような物語にふさわしい隙のない配役が見所の一つです！

また、作中の音楽も秀逸でして、背景や雰囲気、作品中の人々の挙動に自然に溶け込んでいます🎵

台詞の量や言い回しも現代の映画と比べるとかなり少ないものの、日本人特有の非言語化コミュニケーションでやりとりされる関係性が、ひどく懐かしい想いと、心地よい気分にさせてくれます☀️

親父も缶ビールじゃなくて瓶ビール飲んでたなあ。
黒電話（固定電話）で、気になるあの娘に電話すると、大抵親が出てとても気まずかったなあ。

現代でも輝いてほしい愛すべき日本映画🎬️

おしまい。