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「当事者は語る」フィジークの大会で予選敗退する人の特徴3選

私はフィジークの大会に3年出場していますが、3年連続で予選敗退しています。

そんな私が自身の経験を通して、フィジークの大会で予選敗退する人の特徴を紹介していきます。

「大会に初めて出場するけど、結果を残すために失敗例を知りたい」
「人の失敗談を自分の成功に生かしたい」

このように考えている方は最後までお読みいただき、参考にしてみてください。

出場が目的になっている

これは初めて大会に出場する方で、よくある話ではないでしょうか。

大会に出場するにあたって最も大変なのは減量をして、ステージに立てる身体にすることだと思います。

大会に出場することを考えているような方は、みなさん筋トレを日頃から頑張っているので、そこは問題ないと思います。

ですが、大会に出場するくらいの減量をしたことがある人は、多くないと思います。

減量をする上で最も大切なことは、目標設定を「明確かつ高く設定」しておくことです。

なぜなら、初めての減量をいきなりスムーズに成功させられる人は少なく、最初はかなり精神的にも肉体的にも辛い減量になることが考えられるからです。

そのときに頼りになるのが「目標」です。

ここで大会に出場することが目的になってしまうと、どうしても辛い状況で甘えが出てしまい、結果的に絞れない。

どうにか大会まで頑張って、大会後の爆食いを楽しみにしている精神状態だと減量はうまくいきません。

大会に出場して満足の方は少ないと思います。

せっかく出場するなら、形ある結果や自分が納得する結果を残したいじゃないですか?

なので、出場する大会を決めて頑張るのではなく「どれくらいの結果を残したいか」ここまでリアルに考えて、精神面を強固にしてから減量に入っていきたいですね。

余談ですが、フィジークの大会は想像している以上に、マッチョばかり。

「こんなマッチョ達、どこに生息してた!?」って感じです。

想像以上の熱量を込めて、みんな大会に臨んでいます。

そんな人が集まっている中で結果を残すことができたら最高ですよね。

間に合わない減量期間

予選敗退する人の多くは、減量が間に合っていません。

ある程度絞りが良ければ筋肉量が少なくても、絞りを評価されて予選を通過することはできます。

減量が間に合わない原因の大半は、期間が足りていないからです。

期間が足りていないから慌てて落とそうとするけれど、精神的にも身体的にもしんどくなってしまいキレ食いを繰り返して自己嫌悪に陥り、訳の分からないことになってしまう。

実際に私がそうでした。

一般的に、筋肉量を落とさずにできるだけストレスなく減量できるペースは月に2㎏と言われています。

なので、10㎏落とさなければならない方は、最低でも5ヶ月は減量期間を設けないと間に合わない、もしくはしんどい減量になってしまうというわけです。

ですが、期間があれば減量は上手くいくってわけではありません。

なぜなら、減量には停滞が付きもので、スムーズに体重が落ちていくとは限らないからです。

「決められたカロリーを守っている」
「食事管理も筋トレも有酸素もやっている」

それでも落ちない時期があります。

たまったもんじゃないですよね。

でも、それが減量ってやつです。

だからこそ、初めて大会に出場する人は減量の難しさを実感しますし、絞り切ってバキバキの身体で大会に出場する人を見て尊敬の念を抱きます。

過信せずにできるだけ余裕のもった減量期間を設定することは、予選を通過するために、まず意識すべきことですね。

減量を計画する時点で、勝負は始まっているわけなんですわ。

根拠のない自信

「大会に出場しよう」と考える人の多くは、世間的にも名の知られていて結果を残している方に憧れを抱いたり、影響を受けたりしている方が多いと思います。

ですが、そういった方を見て「俺もイケるわ」と主観的に判断してしまうと、残念な結果に終わってしまいます。

まさに「井の中の蛙」とはよく言ったもので、筋トレをある程度しているとイケる気がしてきちゃうんですよね。

ですが、大会で結果を残して影響を与えている方は、多くの下積みがあってその地位に辿り着いた、もしくは元々人よりも優れていて結果を残している可能性が高いです。

大会にも出場したことのない「ただの筋トレ好き」がいきなり減量をバチッと決めて、仕上げ切った身体で優勝するのは簡単ではありません。

というのも、これは過去の私がそうだったからなんです。

アメフトを引退後、ある程度重量を使って筋トレをしていたため「ちょっと減量して大会出れば優勝できるっしょ」と本気で思ってました。

なんでそんな根拠のない自信を持てたかというと、大会に出場するような人がどんな身体をしているか知らない、からなんですよね。

くわえて、YouTubeで大会で結果を出している人の動画を見て「俺もイケる!」と本気で思い込む。

中途半端な減量をして初めての大会に臨みましたが、会場に入って審査が始まっても余裕で入賞くらいイケると思ってました。

結果はぶっちぎりの最下位でしたが(笑)

ちょっと筋トレして、ちょっと減量した、くらいじゃ結果は出せない競技なんですよね。

根拠のない自信を持って、中途半端な結果に終わらないためにも、その道のプロに身体を見てもらって客観的に評価をもらうことをおすすめします。

自分が通っているジムに大会に出場している人がいないと、基準が分からないためイケる気がしてきますが、そんな甘くはありません。

「筋肉を残しながらバキバキに絞れている」こんな人ばかりいます。

主観的な感覚で大会当日を迎えてしまうのではなく、客観的に見てどのレベルに自分はいるのか。

それを認識しながら、減量とトレーニングをやっていかないと私みたいに予選敗退してしまうので気を付けましょう。

あとがき

私の経験を通して、フィジークの大会で予選敗退する人の特徴を紹介させて頂きました。

予選を突破するためには、やはり「絞れている」ことが重要になってくるので、減量幅が少ない方は良い結果を残している印象があります。

もしも予選敗退してしまったとしても、来年大会に出場する予定がある場合は好き放題爆食いするのではなく、上手く体重をコントロールしていくことをおすすめします。

でないと、減量幅が大きくなってしまい、また同じ過ちを繰り返してしまいますからね。

大会に出場する予定がある方は参考にして頂き、良い結果に繋げてください。

今後も自身の経験を通して筋トレ関連の発信をしていくので、見ていただけたらうれしゅうございます。

YouTubeもやっているので良かったら覗いてみてください。



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