前方がいずれ自分の足元に
今回は、「足元を見る」について書きたいと思います。「足元を見る」とは、前ばかりを見ていると、足元の小さなものに気付かず、大怪我をするという意味です。足元が、しっかりしていなければ、何を行っても不安定になり、思い通りにならない可能性があります。何事も土台はしっかりとしたものである必要があります。
しかし、私は、「足元を見る」ことについて、見すぎる必要はないと思っています。足元を見すぎてしまうと、動けなくなります。また、前を向いて進んでいる場合、初めは前方にあったものは、いずれ足元に来ます。つまり、「前方をしっかり見ていれば、いづれ足元に来るものにはわかる」わけです。だから、「足元を見る」ことよりも、前に進むことが大切だと思います。
私は、塾講師として、基礎は応用問題から身につけることができるが、基礎問題から応用力は身につかないと生徒に指導しています。
基礎は、もちろん大事です。しかし、足元をわざわざ見なくても、前に進んでいるなかでも、足元を見ることはできます。その方が、時代の変化に柔軟に対応出来ると思います。時代は、立ち止まってくれないのですから‥‥
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