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再現性とは?

コンテンツ販売系の商品では、再現性のある・なしというセールスをよく見かけます。

私もチャンネル登録している北原さんのYouTubeでも再現性について言及されてました。

いや、再現性ってそもそもなに?

会ったこともない人に、「これをこの通りすれば再現できます。再現性高いです。」って、

なんでわかるの、それが。

ファクトチェックのしようがない、こういうのって、個人的にはまず疑ってかかるべし、と教育されてきたので、かなり腑に落ちません。これがセールスになるのか。

Wikipediaで調べてみました。

再現性(さいげんせい、英: reproducibility)とは、同一の特性が同一の手法[注釈 1]により発現するとき、その結果の一致の近さのことである。言い換えると、実験条件を同じにすれば,同じ現象や同じ実験が同一の結果を与える場合,再現性があるという[1]

うんうん、そうですよね。

化学の実験とかで、同じ条件で同じパラメーターで複数回実験して誤差がなければ再現性がある、という意味ですよね。

例えば、「セールスレターの書き方」の教材に再現性が「ある」のであれば、その教材だけあればよくて、競争原理もなにもない。

逆にいうと、同じテーマで複数のコンテンツが販売されているのは、そのやり方に再現性がないから。

ちがうんだろうか

再現性があると言っている商品だけで完結しない理由を考えてみました

  • 買ったけどその方法を取り組んでない(買った側の問題)

  • 買った側が売り手の想定外の条件で取り組んだ(買った側の問題)

  • 条件やパラメータの説明が不十分(売り手側の問題)

  • そもそも再現性がない(売り手側の問題)

そもそもやらないのは論外として、同じ条件にしてないから買った側の問題だ、としてしまうのは、ちょっと誠意が感じられない。同じ環境の人なんていない。

売り手側の問題は商品のクオリティですよね。長期的にはそういう商品は淘汰されるはず。

いろいろ考えてみましたが、やはり、「再現性がある」と謳っている商品は信用できないなあ、という個人的な直感は覆されませんでした。

再現性という単語には、商品を適切にセールスするパワーもないし、売り手の信頼度・権威度をブーストしてブランド力をあげる効果もない。

現時点で私が感じていることを書いてみました。

もちろん、ですが、商品そのもののクオリティが高ければ売れますしブランディングにもなります。さきほどの北原さんも商品のクオリティが爆裂にいいので儲かってるのです。

それで、ついでに。

セールスのキラーワードから再現性を除外して、代替案はないのか?

この商品には再現性があるかどうかはわからん。けど、これをセールスします。

  • 失敗したとて、このポイントが次のチャレンジに役立ちます(継続性)

  • うまくいってないときの過ごし方の提案がある(提案性)

  • どうしてもだめな時のリカバーの仕方がわかる(復帰性)

もっといい単語は見つかるはずだけど、意味を感じてください。

提案や復帰の方法は、たぶん、すべてのほかの教材の上位階層になりそう。「どんなときでも、こうすると乗り越えられるよ。」という商品には再現性がある?

いやいや、欲をかくのはやめよう。
それじゃ


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