〜2019シーズン J2リーグ 第27節 徳島ヴォルティス vs ヴァンフォーレ甲府 【ドゥドゥ】フィーチャーレビュー
こちら徳島戦の感想文です。今回は試合というより2アシストで大活躍したドゥドゥに注目して観ました。めちゃくちゃ簡易レビューです!(ハードル下げ)
◆試合結果・概要
試合結果
試合の概要
徳島は4-1-4-1、甲府は3-4-2-1で噛み合わないスタート。
前半は甲府のプレスがハマって、ボールを持ちたい徳島は苦しむ展開。
バイスに曽根田、石井にドゥドゥ、ウタカは背中で岩尾を消し、小西に出たら佐藤が狙うシーン(7分50秒~)
甲府は行くときは行く、引くときは引くができていたと思います。これまで前線の組み合わせ、特にシャドーに関しては入れ替えが多かったですが、この3人だとボール保持時はもちろん、非保持の時は今のところ1番しっくりくる組み合わせだと思います。(ゾノさんがスタートから出たらわかりません(;゚Д゚))
前半のうちに甲府が先制をしたこと、前半うまくいかなかったことで徳島は後半のスタートから3-4-2-1にしてミラーゲームにしてきました。
甲府は今年3-4-2-1の相手に苦戦を強いられています。1勝3分4敗!
いわゆるミラーゲームで相手が対面に常に立つ構図にめっぽう弱いのはなんなんでしょうね。これは検証のしがいがあります。だれか検証してください。
やはりこの徳島戦の後半も苦しい展開となりました。その中でWBのところで質的不利だったことが一つポイントかと思いました。特に湯澤×杉本のところはかなりやられました。
またミラーゲームということもあり1人が立ち位置がずれたりするとそこに広大なスペースが生まれてしまいますが、その代表的だったのがドゥドゥの戻り遅れでした。
ドゥドゥが戻り遅れてできたスペースに攻め込む徳島。(75分13秒~)数的不利が生じてしまう。
こういった細かいことがミラーゲームでの相性の悪さに繋がっているかもしれませんね。。。
ここからそのドゥドゥに注目してみてみました。
★ドゥドゥのスタッツ
シュート数:1本(枠内1)
アシスト:2
アタッキングサードプレー数:40(比率44.9%)
敵陣30m以内プレー数:29
パス本数:42(成功率83.3%)
タックル:2
ファール:1
◆パスを受けた位置
パスを受けた位置です。前半が白、後半がグレーです。周りが赤くなっているのがアシストに繋がったポイントです。
左シャドーなので基本的に左サイドで受けることが多いです。大外レーンもハーフスペースも使って幅広く、均等に使えていると思います。試合の流れで右サイドにボールがあるときは中央の位置まで入ってきます。後述のドリブルにもつながるのですが、多くは大外で受けて中へ入ってくることが得意な選手なのでいかにドゥドゥが大外で受けるエリア、パスコースを作れるかは甲府の攻撃の生命線になると思います。ここはリマ、佐藤和、内田との関係性も含めて試合を見ると面白いです!
◆ドリブル
続いてはドリブルです。前半が白、後半がグレーです。周りが赤くなっているのがアシストに繋がったポイントです。
見てもわかるように左から中央へ入って行くのが多いです。ペナルティエリア内へ進入していくドリブルというより中へ中へ横にドリブルをして裏を回った内田を使ったり、内田に釣られて相手が動けばバイタルエリアでシュート、ウタカとコンビネーションでペナ内へ進入というのが多く見られました。ここに曽根田、ボランチが絡むとよりパターンが増えてもうひとつ上がるのではないでしょうか。ドゥドゥのドリブルはチームを押し上げる時間にもなるので非常に重要です。また2点目の長ーいドリブルは体力的にきつい時間が続いたチームに息継ぎをさせたドリブルでした!
◆奪取
最後はボール奪取です。前半は白、後半はグレーです。
特筆することは特にないんですが...笑 ボールを相手から奪ってマイボールにしたという記録なので、もっと細かいところ(構えたときのオーガナイズ時の立ち位置やネガトラ時の部分など...)も検証したらもっと献身的な面もわかると思うのですが、人手不足です(;゚Д゚)
ただ、7回(C3調べ)も相手からボールを奪ってくれたら万々歳です\(^o^)/
◆最後に
今回はドゥドゥをフィーチャーして徳島戦を観ました。スペースやエリアを与えるとやはりチームとしてもドゥドゥにしてもやりやすいみたいです。後半のように目の前に相手が立つとここまで形勢逆転してしまうのは、ここから1つも落とせないチームの課題です。ミラーゲームでも打つ手を考えるのか、自分たちが立ち位置をずらすのか。ここは彰さん含めスタッフ陣の腕の見せ所だと思います。次節のレノファも最近は3-4-2-1なので注目です。
最近あんまりレビューを書けなかった(本業が忙しく)ので、ここからは少し時間ができてくるので毎節とは言えないですが書いていこうと思います。誰かひとりをフィーチャーするのも面白いかもしれませんね。大変ですが(;゚Д゚)以上。
◆引用・参考サイト
footballista
SPAIA
Football LAB
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