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「おいしいごはんが食べられますように」

高瀬隼子さんの「おいしいごはんが食べられますように」を読んだ。


ずっと読もうと思って読んでいなかったけど、今このタイミングで読めてよかった。本は不思議なもので、存在は知っていて手元にあったとしても、読みたいと思うタイミングがあって、それは大体読むべきタイミングであったりする。

今回この本もそうで、今読んだことでするすると読めたのだと思う。
社会人、働き方、生活の仕方。
みんなそれぞれ考え方が違って、あの人はそういう考え方、生き方の人だと自分も周囲も分かっているのにイライラに近い、憧れでもない、けど一種の羨ましさなのか、でも違うような、、、人を見るときにそんな感情を持ってしまう。職場だから、人の仕事や生活に対する向き合い方がくっきりと見えてくる。
みんな自分の考え方が良いと思っていて、だったら他人なんて気にしなければいいのに、考えてしまってなんだか受け入れられない。
誰にでもある、このドロドロともぐちゃぐちゃとも言えない感情が職場の人間関係、食事を通して見られた。

他人の良かれと思って無意識にやっている当たり前でしょ、丁寧なほうがいいでしょ、みたいなきれいな正義の押しつけは人をとても窮屈にさせる。

自分も、こんな風に考えているときがあるなあと思った。
この本を読んだ感想は自分はこんな感じだったが、ほかの人の感想をみて
自分には思いつかなかった感動を見るのが好きなので、検索してみようと思う。
久々に読書して、そして、とても面白かった。



▷今日のシロイルカ
晩御飯に茄子の胡麻油で焼いたものと、わかめときゅうりの酢の物、わかめうどんを食べた。
料理ってとても面倒だよ(料理はしていないけど)。

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