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【連載小説】堕肉の果て ~令和に奏でる創造の序曲(プレリュード)~

483.【副読】★解説★第二章 暴虐の狂詩曲(ラプソディー)
用語解説編

はじめての方はコチラ→ ◆あらすじ◆目次◆

本作は【堕肉の果て】第二章『暴虐の狂詩曲(ラプソディー)』の副読になります。人物、スキル、アイテムなどの解説版となりますので更に理解を深め、お楽しみ頂ければ嬉しいです。
本編のネタバレ要素もありますので、まだ本編を未読の方はそちらから読んで頂く方が楽しんで頂けると思います。

本編に出てくる『用語』の解説編になります。
今後も追加していく予定です。


用語解説編

【 コドオバ 】

『236.マスク会食 (挿絵あり)』
子供部屋オバサンの略称。
いい年をして今だ子供部屋に居座り続けるオバサン。(コユキ四十歳)
男性の場合は、コドオジ。

【 イベリコ豚 】

『236.マスク会食 (挿絵あり)』
食用豚の一種。
スペイン西部地方に生息するイベリア種というスペイン原産の黒豚。
イベリア種100%純血かイベリア種が50%以上混ざった豚のうち、スペイン政府が認証したものだけが『イベリコ豚』になる。

【 ユキ姉結婚大作戦 】

『239.妹たちの悪巧み(挿絵あり)』
コユキをお見合いに引っ張り出し結婚させよう! という姉思いの妹、リエ&リョウコ(主にリエ)が考えた作戦。
テーマは二次元から三次元へ!! で、なんとかリアルの男性に興味を抱かせようと試行錯誤する。

【 ガイア 】

『350.地球の誕生 (挿絵あり)』
四十六億年前、二つの天体が衝突しその結果、地球と月ができた。
ガイアとは、その時衝突した大きい方の星。

【 テイア 】

『350.地球の誕生 (挿絵あり)』
ガイアと衝突した小さいほうの星。
ガイア同様地球と月の元となった。

【 カニさん 】

『240.茶番とガチ』
アスタが『幸福寺檀家オールスターズ』に指導し行っていたトレーニングのひとつ。
下半身(というより精神)を鍛える、と~ってもツライ鍛錬方法。
足は肩幅に開き膝を九十度に曲げる。
腰は曲げない! 真っ直ぐ!
手は頭の後ろで組んでね。
さぁ、あなたは何分耐えられるだろうか……   

【 典薬頭てんやくのかみ 】

『249.丹波晃』
典薬寮(医薬、薬園などに関することを司った役所)の長官のこと。
コユキのお見合い相手、若き青年医師、丹波たんばあきら四十歳は、代々典薬頭てんやくのかみを歴任してきた家柄の生まれらしい。    

【 ソロモン七十二柱 】

『261.リヅパ』
ソロモン王が使役したとされる有名な悪魔一覧。
(ソロモン王は古代イスラエルの王様、名君と言われている)
『ゴエティア』には、その悪魔たちを呼び出す方法が詳しく記されているみたい。

【 メルカトル図法 】

『264.タルタロスの大穴』
メルカトルさんが考案した、三次元のものを二次元に描くという地図の描き方のこと。

【 ヨハネの黙示録 】

『269.肝っ玉』
新約聖書の最後の方に書かれているヨハネの黙示録。
一応キリストの使徒、ヨハネさんが記した事になっている。
世界の終末期に起こるであろう出来事が予言的に書かれている。

【 タロとジロ 】

『269.肝っ玉』
日本による初期の南極地域観測隊に同行した犬の兄弟のこと。
(カラフト犬という種類の犬)
南極に取り残されてしまったが、二匹でなんとか生抜き、なんと一年後には救出されたのだ。
映画化もされたよね。  

【 パラケラテリウム 】

『290.それぞれの戦場』
およそ三千六百万年から二千四百万年前に、ユーラシアの広い範囲に生息していた哺乳類。
サイの仲間でバカでかい陸生哺乳類。
その大きさから、相当な量の食料を食べていたと思われる……

【 ニムロド 】

『296.源頼光』
バベルの塔を建設した人。
ひいじちゃんはあの『ノアの箱舟』のノア。

【 ダマスカス鋼 】

『311.オオスズメバチ』
木目模様の鋼。
硬い!! 
コユキのメンタルはダマスカス鋼なみに強固だ、と言うことです。
高級なナイフなんかに使われているみたい。

【 モース硬度 】

『396.ショータイム!』
主に鉱物の硬さを表す数値。
1~10の数値で表す。
『1』は滑石かっせき、『10』はダイヤモンド。  

【 ロペスピエール 】

『403.お披露目』
フランス革命期に最も有力だった政治家で革命家。 
ジャコバン派及び山岳派の指導者。   

【 テルミドール 】

『404.テルール ① (挿絵あり)』
ロペスピエールが率いる派閥の独裁に対抗する勢力が起こしたクーデターのこと。
ちなみに『テルール』とは簡単に言うと『恐怖政治』のこと。  

【 山の魔王の宮殿にて 】

『439.山の魔王の宮殿にて』
歌劇『ペール・ギュント』の中の楽曲。
イーチが、『この曲を聞くと中庸ちゅうような自分を変えなきゃとか思っちゃいますよね?』と言ったのは、物語の終盤に主人公ペール・ギュントは出会ったボタン職人から、『天国に行くような善人でもなく、地獄に行くほどの大悪党でもないな人間は、ボタンに変えられるのだ』という話を聞き、ボタンに変えられてはたまらない! と思ったペール・ギュントは自分がではない事をなんとか証明しようと奔走する…… というくだりがあったから。 

【 存在の絆 】

『446.ハンニバル』
この絆が結ばれていると、現世うつしよ幽世かくりよであっても、お互いがどこにいても意思疎通が可能になる。
逆に、今まで繋がっていたのに突然意思疎通できなくなると、(アスタとトシコ間のように……)もの凄い不安に襲われることになる。
ちなみに、パズスは未だチロとの『存在の絆』を結べていません。
残念。    

【 エール 】

『463.バアル』
ラファとかガブリとかミカなんかの名前の語尾に付く『エール天使』とは『バアル』のこと。   

【 ランの奇跡 】

『472.栄光の手』
フランス北東部の都市、ランに生まれたニコール・オベリーに悪魔がとり憑いた。
聖職者たちが悪魔祓いをすると悪魔はニコールの左手に逃げ込み、左手は固く閉じられた。
ニコールにとり憑いた悪魔はバアルだった。
その後ニコールは子供を出産する。
その子は悪魔との間にできた子供とされ、教会で大切に育てられた。
……という本当にあった話。   

【 栄光の手 】

『472.栄光の手』
魔術に用いられたアイテム。
死刑囚の手を切り落とし、死蝋化させたもの。
指先に火を灯し、儀式などで使用した。
『死蝋』とは死体が腐らずに脂肪や内臓が蝋状に変化したもの。
永久死体。

【 聖女・聖戦士 】

ルキフェル以外の、受肉を果たした悪魔達の魂を譲り受けた者たち。
世界中に結構いる。

【 テクる 】

テクテク歩くこと。徒歩。

【 チ~ン 】

いいアイデアや打開策を閃いた! ということ。
例文:『チ~ンが来た!』『チ~ンはまだ来ないの??』など。

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拙作をお読みいただきありがとうございました!


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