- 運営しているクリエイター
#タロット
『不思議の国のアリス』タロットについての補足
タロットについての補足です。
『アリス』シリーズのタロットは時代的にはライダー/ウェイト版でなくマルセイユ版と考えるべきでしょう。
『不思議』では物語の中で正位置と逆位置、1枚のカードに対応するエピソードが2つあるのが普通ですが、調べていくと1枚のカードに3つ以上のエピソードが当てはまる場合も多く、無理に限定する必要はありません。
42か21か
キャロルが42という数にこだわっていたのは有名
『不思議の国のアリス』公爵夫人の2つの顔
『不思議の国のアリス』第6章の公爵夫人の屋敷の場面の挿絵を見て下さい。
・・・「醜い顔の」公爵夫人がいますね。
では、上下逆さにしてもう一度見て下さい。
・・・「尖り顎の」公爵夫人が現れました。
第9章のクローケーの場面で彼女が再登場した時、「夫人の顎が尖っている」という描写に戸惑った人も多いのではないかと思いますが、こんな仕掛けだったのですね。
「上下逆さの顔」や「襟巻きを着けたような