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語学留学での強みづくり

冒頭から非常に残念なお知らせをします。
語学留学で作れる強みは非常に限定的です。

読む気が失せた方も多いと思いますが、こんな方に読んでほしい記事です。
①語学留学をしているが不安や危機感がある人
②語学留学をしたいと考えている人

語学留学を楽しんで満足している人からすると理解不能でしょうし、気分を害されることもあると思うのでご覧にならないようにご注意ください。

現在の状況

コロナや円安で語学留学を取り巻く環境には逆風が吹いています。以前留学した人に比べてコストがかかる状況になっていますが、なぜ「今」語学留学をする必要があるのですか? この答えでその人の語学留学に対する想いも大枠は理解することができます。語学留学は現地大学や院と違って短期間なのでもっと状況が良くなった時に行くこともできるのに なぜ「今」なのか。

圧倒的に不利な学習環境

外国人環境での学習

語学留学で関わる機会が多いのは外国人留学生です。クラスメートとしても友達としても、ほぼ生活を共にするのは外国人留学生ではないでしょうか。この環境は語学を学ぶ上でよい環境でしょうか? 悪い環境でしょうか?答えは、悪い環境です。劣悪な環境です。

語学留学をしている外国人留学生と時間を共にするということは、長時間正しくない言語に触れているということになります。非ネイティブが発した正しくない言語を正しくないまま吸収する可能性が高い。留学生の間では通じるけど、ネイティブと話すと通じない理由はこれです。

SNSや日本語コンテンツ

便利な世の中で、どこの国にいても日本語コンテンツが閲覧ができるし、SNSを使って日本の環境と遜色がないレベルで日本人とつながる事ができる。これは語学留学にとっては脅威です。日本語コンテンツを断つことなんかできますか? 強い意志がないと無理です。

海外で外国語環境で学ぶことで、外国語に接する時間を増やし語学取得の効率を上げるのが語学留学という手段を選ぶ主目的のはずです。
SNSで現地にいる日本人と繋がってやり取りをしてオフラインで会う。なぜ、日本でできることをわざわざ海外でするのか?

周辺に日本人が多い

海外には結構日本人が多くいます。ただ、同じ時期に同じところにいるだけで海外に住んでいる目的は全く違います。
・語学留学をしている
・現地の大学/院に通っている
・日本企業の駐在員として働いている(+その帯同家族)
・現地の企業で働いている
・現地で起業をしている
・現地の人と結婚をしている など
海外で日本人同士でコミュニティーを作ることはよくあります。ただ、私個人的には語学留学生は参加するべきではないと考えています。語学留学生は日本語率を下げることに注力すべきで、つきあうべきは現地のネイティブ達なのです。日本人同士だと言葉も通じるし一緒にいると楽しいことはよく理解できますが、易きに流れると歯止めがきかなくなります。

それと、語学留学生以外はどれだけ日本人同士でいても全く問題ありません。海外にいる主目的が言語の学習ではないから。語学留学生は語学を学ぶことが主目的であることは自身で強く認識をする必要があります。

全ては自己管理

所詮語学学校

語学学校って要は塾みたいたものです。お金を払えば基本誰でも通うことができるしそこまで成績や出席率をシビアに管理されない学校も多い。完全に自己管理の世界なのです。周りには同世代の仲間が多くいるし日本人もたくさんいる。夜遅くまで遊んで次の日起きれないなどよくある話ですね。ただでさえ、語学学校の授業は1日数時間しかないのに、それさえも欠席して日本人同士で過ごしている。まさに地獄絵図ですね。

2年間中国で語学留学をして全く中国語を話せるようにならなった友人がいます。しかも友人が通っていた語学学校には数十人単位で話せない日本人学生がいました。量産されているのです。見た時は恐怖でしかなかった。
みんな日本人同士でつるんでいるのだから話せなくて当たり前。

日本人環境から距離をおくかについては自分で決めるしかない。それも含めて自己管理なのです。

語学留学で得られる成果は僅か

このような環境なので、語学留学における語学面の成果は僅かです。ネイティブと話すことに抵抗がなくなるくらいまでいけばいいほう。
語学留学をした人の成果を聞いてみてください 恐らくこんな感じ。
・海外に住んで現地の生活を体験することができた
・複数の国と出会い違う考え方を知る事ができた
・親元を離れて自立的に生活をすることができた・・・
こんなこと、長めの旅行で体験できるだろってことばかり。要は成果なんか何もないんです。

2年間中国に留学して全く中国語が話せるようにならなかった友人の成果は
「日本では出会えない日本人の友達をたくさん作れた」
言葉は悪いですが 私には烏合の衆にしか見えません。

ライバルは強敵ばかり

語学力を強みの1つにしているライバルは大勢います。
・海外現地大学/院 留学生(日本人)
・国内勉強組、資格保持者(日本人)
・海外現地就業者(日本人)
・国内語学学校留学生(外国人)
・国内大学/院 留学生(外国人)
・国内就業者(外国人)

こう見るとライバルが強いということがわかります。
外国人環境とネイティブ環境の学習環境は天と地の差があり競争にはなりません。ライバル達は過酷な環境の中で精進しているのに、語学留学生は緩い生活を送っている。その差は広がるばかりですね。

では、ライバルは誰に設定するか?
語学留学生のライバルは語学留学生に設定するしかありません。

作れる強みは1つしかない

他の語学留学生に比べて価値のある経験をしている それしかないです。
例えば、
●生活における日本語率を下げるために
 >日本語コンテンツの閲覧を断った(動画・SNS)
 >日本人との交流を制限した(週に〇時間 など)
●語学の学習時間を確保するために
 >語学学校以外に塾に通った
 >現地人家庭教師を雇った
 >図書館で1日〇時間勉強することを継続した
●ネイティブの友達を作るために
 >趣味を活かして現地人の集いに参加した
 >ボランティアで複数人に日本語を教えた
 >現地のSNSをつかって人を集めた

他の語学留学生に比べてどんな工夫をしその工夫がどんな成果を生んだか。そのプロセスでどんな経験や気づきを得たか?これは人に与えられてできることではない。自ら企画して動くしかない。ここまでしないと語学留学の成果は差別化できないということなのです。

最後に

冒頭で書いた通りコロナや円安で語学留学を取り巻く環境には逆風が吹いています。本当に今の時間の過ごし方で成果は出せますか?評価する側も、「コロナで大変だったね」と口で言ってくれてもそれは単なる同情で評価の加点にはなりません。本当に厳しいのは語学留学終了後、日本に帰ってからです。


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