見出し画像

留学中に影響を受けた人_田中さん

北京で語学留学をしている時に会った田中さん。
人生を変えるような影響を受けた人のひとりです。

田中さんとの出会い

田中さんとの出会いは突然でした。当時住んでいた語学学校の寮に突如として現れた田中さん。普段は遠くに住んでいてめったに姿を見ることはありません。人の噂ではよく耳にするのですが目撃情報が少ないので「伝説の田中さん」と呼ばれていました。

そんな田中さん、中国語がめちゃくちゃうまい!
中国にルーツがあるわけではなく学習して覚えたそうです。すごくストイックな人で、生活上の中国語率を上げるために日本人とは距離をおいて生活をしており ルームメートは中国人。

田中さんは当時20代の半ばくらいで、19歳だった私にとっては先輩というかお兄さん的な感じでした。そんな田中さん なぜか私の事を気に入ってくれたようでその後ちょくちょく会いに来てくれるようになりました。

田中さんに言われた一言

ある日、田中さんからこう聞かれました
「 この先何がしたいの? 」
田中さん変な事聞くなぁ と思いながら
「 中国語の勉強に決まってるじゃないですか!」
そう回答した私に、
「 本当に勉強したいなら現地大学(本科)行きなよ中国語で他の事勉強しないと身につかないし、現地人と一緒に勉強しないと、そもそも留学している意味がないんだよ」
と、いつもにない真剣な顔で言ってくれました

その言葉があったから今がある そのくらい自分に影響を与えてくれた一言でした。なんでも田中さん、若い頃は結構やんちゃしていて 自分を変えるために留学したそう。でも北京に来てみたら、日本人同士で群れて 勉強もしない授業にも出ない人達を見て幻滅したんですって。
「 まだ若いんだから精一杯やってみな 俺なんかもういい歳だけど 今が一番真剣!」
響きましたね すごく!

なぜ田中さんの一言が響いたのか?

田中さんが実践の人だったからです。自分が思い描くゴールを実現するためにポリシーを持ち環境を変え実践してたからです。そして田中さんが若い時何かに真剣に取り組まなかったことを強く後悔していた事も大きいです。田中さんは反面教師的に私に教えてくれたのです。「今やるしかないんだよ」と。

語学学習は環境が重要

田中さんに「語学学習は環境が重要」と教えられました。私は現地大学で現地学生と一緒に学習をしたのですが、田中さんが教えてくれた事は正しかったと実感しています。私が中国語が上達したなと思う時期は、
①留学の1か月目
②大学1年生

共に環境が変わり生活における中国語率が一気に増加した時期です。

留学は時間が限られているので、中国語率が高い環境で短期間勉強した方が確実に効率がいいです。ただ、ストレスが高い状態になりがちなのでメンタルには気を付ける必要があります。

田中さんとの出会いで得た事

経験者の話を聞くって本当に効率的だと思うんです。書籍も一緒ですが先人が経験した事を一瞬で共有してもらえる。時間とお金を使わずに経験した事や考え方をインプットできる。これはやらない手はないですね!
考え方も経験もやり方もパクったもん勝ち!

みなさんも是非経験者から多くをパクってください!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?