語学留学をおすすめしない5つの理由
まず結論から。
語学留学は非常にコスパが悪いです。なので、
『目的が明確になっていない人がするべきではない』というのがこの記事の基本的な考え方です。
例えば「短期語学留学や交換留学をガクチカとして使いたい」そんな学生さんが多いと思いますが、アピール内容をしっかりと練らないと諸刃の剣になりかねません。
じゃあどうするか?
アピールする内容から逆算して行動し実績を作る。
「それって本末転倒なのでは?」
そう思う方も多いと思いますが、
就活での自己アピールとはそういうもの。
"行動から何を学びどう仕事に活かせるか
そしてその経験に再現性があるか"
これが言えるかどうかであなたの評価は大きく変わります。
では、そろそろ本題に入ります。
語学留学をおすすめしない5つの理由
① 語学力の進歩は限定的
語学留学の主な目的は語学力向上。
ただ、半年~1年の短期留学での進歩はかなり限定的です。
もし、起きてから寝るまでの時間全てを外国語環境で過ごせればある程度の進歩が期待できます。
一般的に語学学校の授業時間は数時間/日。圧倒的に外国語に接する時間が足りません。
② 日本人がたくさんいる
語学留学で語学の進歩を阻害する大きな要素が日本人です。
厳密に言うと『日本語』を使う時間です。
外国ではどうしても日本人同士集まってしまう。
異国の地で同世代が親元を離れて生活を共にしている すごく親近感がわくし仲間意識が強くなる。
これが危険なのです!
生活における日本語率を下げようと、
このコミュニティーから距離をおこうとすると
村八分にされます。影口たたかれます。
みんなそれが怖いからどうしても日本人同士で集ってしまう。実に非効率ですね!
③ 現地人との接点が意外と少ない
現地人との接点は「作ろう」と努力しないとできないんです。
私の経験になりますが、語学留学時代の現地人との接点は語学学校の先生や関係者が中心でした。その他に、ネイティブと外国語で接する機会と言えば買い物や食事(相手は店員)くらいでした。
④ 留学生同士で話せる気になってしまう
ネイティブとの接点は少ないですが、他国から来ている外国人留学生との接点はかなり多く作る事ができます。
外国人同士、留学先の言語で会話をすることで話す機会を多く作る事ができるのですが、
これが危険なのです!
なぜか?
留学生同士で話していると文法や発音などが正しいかを誰も判断できないため 間違った外国語が身についてしまう危険性が高いのです。
これも私の経験ですが、
語学学校の休憩時間に外国人留学生同士現地の言語で会話をしていました。
ほどなくして先生が戻ってき会話を聞いた後に、
「あなたたちは何語で会話しているの?」
と質問され正直驚きました。
ネイティブには全く通じない言葉を話していたのです。外国人同士で話せたところであまり意味がないのです。
⑤ 所詮語学留学
「語学留学しましたが話せません!」と堂々と言う人がいます。
最初から語学留学したところで話せるようにならないことを理解した上で留学してますけど!
と、語学留学をした人が言ってしまうのです。
それを聞いた周りの人も
「そうなんだね」と納得をしてしまう。
そのため、語学留学しても話せなくて大丈夫
みたいな風潮があるんです。
じゃあ長期の旅行でいいのでは?
と、個人的には思ってしまいます。
語学留学にかかる費用で世界中を旅した方がインパクトはあるし行動力は感じます。
以上、おすすめしない理由を書いてきましたが、
語学留学を計画している方、これが現実です。
それでもお金と時間をかけて語学留学しますか?
違う時間+お金の使い方をするか、
他の人とは異なる語学留学をするか
そうでないとガクチカで諸刃の剣になります。
もう一度、立ち戻って考えてみてください。
あなたの語学留学の目的は何ですか?
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