留学の成果を言語化する
この記事は、就活で留学を強みにしようと考えている学生さんに向けてピンポイントに書いています。なぜなら、せっかくお金をかけて留学をしても成果として表現されることが「いまいち」というケースが多いから。
強みとして成立していない成果は、諸刃の剣になることもあります。
この記事を読んでいただければ、
①なぜ成果を言語化する必要があるのか
②どんなポイントで成果を言語化すればよいか
③相手に合わせた成果の言語化方法
この3点の概要を理解いただけます。
筆者の経歴
・中国語圏で2年間の語学留学を経験
・台湾の現地大学に進学し国際ビジネスを専攻(4年間で卒業)
・大学卒業後は帰国し新卒で国内メーカーに就職
・中国現地法人で2年間駐在員として勤務
・中国語圏の滞在歴は合計8年
短期(語学学校)・長期(現地大学)での就学経験があり、就職後 中国現地法人での海外駐在も経験しています。
最近、転職活動をして内定をもらったのですが、
海外大学を卒業して20年経っても留学の経緯や成果を細かく聞かれます。全てを自己アピールに変換して説明することが求められるため
留学の成果を言語化できていることは非常に重要です。
①なぜ成果を言語化する必要があるのか
結論から申し上げますと、
留学自体に価値はないから
筆者の過去の記事で何度も書いていますが
まずこれを念頭においておくことが重要です。
友達や同僚に留学経験があることを伝えると、
「すごいね!」と言われることはよくありますが企業の面接官は見ている観点が全く違います。
この人材は自社に入社して活躍できるのか?
収益や事業拡大に貢献できるのか?
この辺りの情報を得るために質問をしてきます。
留学をした理由を聞かれたときに、
子供のころの夢だった とか
海外生活に興味があった とか
こういう曖昧な回答は絶対に避けてください。
②どんなポイントで成果を言語化すればよいか
全ては自己アピールになっていないといけません。Aという状態だったから、Bという判断をしてCを実施したなど、自分なりの「考え」が求められます。
考えが正しいか・間違っているかが重要ではなく、もし間違っていたとしてもその後にどう調整して成果に結びつけたかを問われるのです。
成果を構成する要素
1)背景
>留学に至るまでの経緯
>今まで自身で解決できなかった課題
>世の中の動き・社会情勢
2)留学という手段を選んだ理由
>留学で解決ができると考えていること
>解決の手段として留学が適していると考える理由
>他の手段と比較しての優位性
3)留学の目的
>具体的に何をどうするか
>>語学力を向上させて何をしたいのか
>>外国人と交流して何を得たいのか
>>異文化や多様性を経験して何に活かしたいのか
4)留学の計画
>目的を効率的に達成するための計画
>計画と現実が違った時にどう修正したのか
5)現地で実践したこと
>成果を構成する上で主となる行動(主体的に行動したこと)
>意図しない行動であったが気づきを得たこと
>自分なりに工夫したこと・他の学生との違い
6)留学で得られた成果
>計画→実践→修正を繰り返した経験
>解決できた/解決の糸口を得られた自己課題
>どの程度の言語力が得られたのか
>日本ではできない経験から得られたこと
7)留学で得た成果をどう仕事に活かすか
>汎用的なスキル・経験
>言語力など専門的なスキル・経験
8)総じて留学を経験した自分はどういう人間か
>留学を通じて把握した自身の強み
>留学を通じて把握した強化が必要な部分/傾向
長々と書きましたが要素として必要なことです。
面接の時間は限られているので、
どこを重点に話をするかの戦略は熟考する必要があります。
③相手に合わせた成果の言語化方法
まずは、相手が何を求めているかを把握することが必要です。
『敵を知り、己を知れば、百戦して殆うからず』
有名な孫氏の言葉ですが正にこれです!
企業が就活生(新卒)に求めることは何でしょう?少なくてもすぐに業績貢献ができる即戦力ではないですね。
自社の文化や風土に適応し、効率的に業務を理解・吸収して早く戦力になることではないでしょうか?
これって、留学と似ていませんか?
私は留学を経験しているので、
・〇〇については順応性が高い
・学んですぐに試してみることを繰り返してきた
・計画→実践→修正のサイクルを回してきた
だから、貴社に入社をしたらこんな貢献ができると考えている
こんなことが言えれば素敵ですね!
最後に
留学の成果は、あなたの思考→判断プロセスや、
成果を出すための工夫や努力など、
あなたを構成する全てを詰め込むことができます。
とはいえ、なかなか一人では整理できないので、
誰かと一緒に棚卸ししながら整理するのがお勧めです。
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