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[0. はじめに] なぜ2020年の横浜Fマリノスは9位なのか?優勝した2019年のデータ分析結果と比較して考察してみる

こちらの記事では、"なぜ2020年の横浜Fマリノスは9位なのか?優勝した2019年のデータ分析結果と比較して考察してみる" シリーズを記載するに至った背景を主に記載しております。また、作成済のデータ分析結果の記事へのリンクも記載しております。

はじめに

こんにちは。kesuo-です。横浜F・マリノスが大好きな20代の社会人です。

コロナの感染者がさらに増加し、緊急事態宣言が発令されましたね。外出を気軽にできない生活がしばらく続きそうで、家で過ごす時間が増えてきました。私は、正月休みもほとんど家で過ごしておりました。そのため、正月休みはnoteで記事を投稿する日々をおくっていました。

おうち時間を活用し、来シーズンのマリノスの試合を楽しむ上で、注目ポイントを明確にするために、大好きな横浜Fマリノスの2020年をデータ分析で振り返るシリーズの記事を投稿させていただきました。

特に、下記の本文の記事は100ビューを超え、10以上のスキをいただき、多くの方に見ていただけました。ありがとうございます。

上記の記事では、主に2020年のデータのみに注目しており、個人的な仮説や主観に基づいて分析結果を考察し、来年の注目ポイントなどを整理していました。(注目ポイントなど、わかりやすく整理された文章になっているかは疑問です。。。前回の反省点を今回生かしたい。)しかし、前回のシリーズでのデータ分析だけでは、なぜ去年は優勝できたのに、今年は9位なのか?という誰もが気になる問いに答えられていません。

記事を書く一方で、他の方のnoteを読む機会も増えました。特に、Jリーグやマリノスに関連する記事は日々チェックするようになりました。記事を探してみると、マリノスの2020年シーズンの振り返りや、2019年シーズンとの違いに関する面白い記事がたくさんありました。特に、2019年シーズンとの違いを記載していた下記の記事の内容がとても印象的でした。

上記の記事では、システム、選手の起用、過密日程、フロンターレとの差、などの観点で記事を記載されており、とても面白かったです。そこで、私も自分なりに2020年マリノスが苦戦した理由を考察することにしました。本記事では、前回の2020年を振り返るシリーズと同様の手法で、得失点シーンに注目してデータに基づいた分析を実施しました。そのため、なるべく主観的な考察ではなく、データに基づいて考察します。(ただし、今回作成したデータセットには主観が一部含まれるため、完全な公式データではないです。)分析手法は前回とほぼ同じです。

以上を踏まえて、2020年の横浜Fマリノスが9位で終わった理由を考察する記事を作成する上で、本記事の立ち位置を簡単に整理します。

# 本シリーズで分析する観点
- 得失点シーンに注目

# 本シリーズで活用する資料
- 得失点データに基づいた考察

(今回は得失点シーンのみに注目しております。そのため、今回の分析結果では、コロナの影響に日程の影響やACLの試合による過密日程の影響、退場者の影響、出場時間の影響、などの観点では、考察しきれておりません。)

今回のデータ分析をすることで、今シーズンのマリノスが9位で終わった理由を考察し、来シーズンのマリノスの注目ポイントを皆様に提供することを目指します。注目ポイントを提供することで、来シーズンのマリノスの試合やJリーグなど、サッカー観戦をより楽しむ材料にしてもらえれば幸いです。是非今回の記事も楽しんでいただければと思います!

目的

今回の"なぜ2020年の横浜Fマリノスは9位なのか?優勝した2019年のデータ分析結果と比較して考察してみる"シリーズの記事を投稿する目的を簡単にまとめて記載します。

# 背景まとめ
2019年J1リーグでマリノスが優勝できたが、2020年J1リーグでは9位という中位の結果で終わった。
前回のシリーズでは、2020年だけに注目したデータ分析を実施し、注目ポイントを整理した。
そのため、2019年に優勝したのに、2020年は9位で終わった理由は考察できてない。

# 目的
2020年のりJ1リーグに苦戦した理由を、2019年の優勝したシーズンのデータと2020年のデータと比較して考察すること。
この考察により、来シーズンのマリノスの試合での注目ポイントをより明確にする。
注目ポイントを皆さんに提供することで、来シーズンの試合を楽しむ材料にしてもらう。

分析に使用したデータセットの注意点

今回のデータ分析で活用したデータセットについて紹介する前に、注意点を記載しておきます。今回のデータセットは私個人が作成したデータセットになっております。そのため、公式記録とは異なることや、誤ったデータが含まれている可能性があること、人によって解釈が異なるデータも含まれていることにご注意ください。人によって解釈が異なるシーンについて、今回は1シーンだけ説明したいと思います。

第34節の横浜FC線の1点目です。前田選手が上げたクロスをオナイウ選手がシュートし、ポストにあたったものの、再びオナイウ選手がシュートしてゴールを決めました。このシーンですが、私のデータでは、前田選手がアシストした記録をつけております。

このように、人によって解釈が異なるシーンがあり、公式の記録とは若干異なる数値が出ている部分もございます。私の分析結果は、公式記録ではないということを御留意いただければと思います。人によって解釈が異なるシーンなどの詳しい紹介は、前回の記事の5.3.1 データセットに関する注意点に記載しております。

データセット

今回も自分でデータセットを作成しました。また、誰でも再現しやすいよう、アクセスしやすいデータのみを活用しました。分析対象としたデータについては、下記の通りです。

# 対象とするデータ
- 分析対象チーム
 - 横浜Fマリノス
- 対象の試合
 - 2019年J1リーグ34試合
 - 2020年J1リーグ34試合
- 分析対象シーン
 - 得失点シーン
- 使用データ
 - YouTubeで提供されるハイライト映像
 - スポナビのゴール情報
 - Googleの試合結果
 - Jリーグ公式の選手情報

作成したデータセットに関しても、公開しますので、是非ご覧ください。(2020年のデータセットは、以前作成したデータセットと同じです。)各カラムの説明に関しては長くなるので省略しますが、前回の記事の5.3 データセットの作成に詳細の説明を記載しております。

2019年のデータセット

2020年のデータセット

各カラムの説明などの説明(下記の記事の5.3 データセットの作成

用語説明

以降の内容でデータの意味を表す際に、特別に表現している用語があります。そのため、事前に活用する用語について簡単な説明を記載しておきます。本記事以外では、これらの表現が使われるとは限りませんので、ご注意ください。

- 準アシスト
 - ゴールのアシストをアシストすることを指す。ゴールをアシストをした選手に対して、直前にパスを出した選手のこと。

- 得点関与ランキング
 - 得点、アシスト、準アシストの合計数でのランキング

- Play
 - 試合での状況を表す用語として活用。FKやCKではなく、選手がパスを回している状況などのボールが動いており、プレーオンの状況を指す。

- 0(背番号)
 - 得点者のデータには、0番を表すデータが含まれる。これは、オウンゴールを指す。

- NaN
 - 記録が取れてないことを指す。つまり空欄であることを指す。
 - ハイライト映像では確認できないケース、またそもそもPKのゴールでアシスト者や準アシスト者が存在しないケース等でも表示される。

- ...
 - 他に勝手に独自の表現を使っているかもしれません...

分析結果と考察

こちらには、分析結果と考察を記載した記事へのリンクを貼っております。記事を作成次第、順次更新していきます。

1. 得点、アシスト、準アシストの比較

(2020/1/11(月) 追記)
2020年と2019年の得点、アシスト、準アシスト、ゴール関与数のランキングを比較し、今シーズン苦戦した理由の考察結果を紹介

2. スタジアム別の比較

(2020/1/12(火) 追記)
2020年と2019年のスタジアム別のゴール関与数のランキング、スタジアム別の戦績を比較し、今シーズン苦戦した理由の考察結果を紹介

3. 選手の連携の比較

(2020/1/14(木) 追記)
2020年と2019年の得点時の選手間の連携を比較し、今シーズン苦戦した理由の考察結果を紹介

4. ボールロストの比較

(2020/1/15(金) 追記)
2020年と2019年の失点時のボールロスト回数を比較し、今シーズン苦戦した理由の考察結果を紹介

5. 対戦相手の得点関与数の比較

(2020/1/16(土) 追記)
2020年と2019年のマリノスの対戦相手が得点(マリノスの失点)に関与した回数を比較した結果と、その結果から今シーズン苦戦した理由の考察結果を紹介

6. マリノスの得点シチュエーションの比較

(2020/1/17(日) 追記)
2020年と2019年のマリノスの得点シチュエーションごとに得点回数を比較した結果やPK獲得者の比較結果から今シーズン苦戦した理由の考察結果を紹介

7. マリノスの失点シチュエーションの比較

(2020/1/20(水) 追記)
2020年と2019年のマリノスの失点シチュエーションごとに得点回数を比較した結果やPK獲得者の比較結果から今シーズン苦戦した理由の考察結果を紹介

8. 得失点にかかる時間の比較

(2020/1/22(金) 追記)
2020年と2019年のマリノスの得失点までにかかった時間を比較した結果から今シーズン苦戦した理由の考察結果を紹介

9. 得失点が発生する時間帯の比較

(2020/1/23(土) 追記)
2020年と2019年のマリノスの得失点が発生した時間帯を比較した結果と、今シーズン苦戦した理由の考察結果を紹介

おわりに

今回は、なぜ2020年の横浜Fマリノスは9位なのか?優勝した2019年のデータ分析結果と比較して考察してみるシリーズを作成した背景などを主に紹介しました。分析結果と考察の記事は、出来上がり次第、順次公開していく予定です。(データ分析結果は、すでに全て揃っております。しかし、文章でわかりやすくまとめることに時間がかかっております。)みなさんに楽しんでいただけるよう、工夫しつつ記事を作成していきます。お楽しみに!

今回も記事を読んでいただき、ありがとうございました。わかりづらい点や感想などございましたら、ご指摘をお待ちしております!

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