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[8. 得失点の時間帯] 大好きな横浜Fマリノスの2020年をデータ分析で振り返る

こんにちは。kesuo-です。前回の記事の続きになります。今回で"大好きな横浜Fマリノスの2020年をデータ分析で振り返る"シリーズの記事は一旦終了させていただきます。

はじめに

今年は、コロナの影響もあり、週末や年末年始に時間が確保できるようになってきました。そこで、冬休みの自由研究として、2020年J1リーグのマリノスの試合を様々な角度から分析してみようと思いました。私は、データ分析の専門家ではありませんので、簡単な分析のみを実施しました。この分析結果を公開することによって、マリノスサポーターのみなさんや他のJリーグサポーターのみなさんに、より深くマリノスについて知ってもらい、来年度のマリノスの試合をより楽しんでもらう材料にしていただければ幸いです。

今回は、得失点が発生した時間帯に注目して、どの時間で得失点が発生しやすいか確認できる分析結果を紹介したいと思います。

今回の注目ポイント

- Jリーグ全試合を対象に得失点が発生した時間帯を視覚化した点

注意点

今回分析で使用したデータセットは私個人が作成したデータセットになっており、公式記録とは異なります。そのため、誤ったデータが含まれている可能性があることや、人によって解釈が異なるデータも含まれていることにご注意ください。データセットの作成方法や中身に関しては、過去の記事で公開しておりますので、ご確認ください。

得失点の時間帯概要

こちらでは、全試合において、90分の内、どこで得点や失点が発生しやすいか確認します。得失点の発生をグラフでまとめました。

グラフの読み方

こちらで紹介するグラフの読み方が少しややこしいので、開幕戦のG大阪戦(1-2)だけを取り出して、グラフの読み方を紹介したいと思います。

得失点時間帯グラフ説明

こちらのグラフは、縦軸に得点の差を、横軸に試合時間を表しています。得点をすると縦方向に+1され、失点すると縦方向に-1されます。上記の図をみていただくと、得失点が発生すると、斜めの線で得点の差が変化していることが確認できます。

得失点の発生時間

得失点時間帯グラフ


こちらが、全34試合における得点差の表したグラフになります。各試合ごとに色が別れております。このグラフを確認すると、全体的に、得失点が発生している箇所は分散されている印象ですね。ただ、開始10分と終了10分前ほどで予想以上に得失点が生まれていることが確認できました。マリノスの試合は、キックオフ時から最後まで目が離せませんね。また、前半で2点差以上で負けている状況の試合がないことがわかりました。これは良いことですね。また、負けた試合のほとんどが2点差しかないことがわかりました。試合に絶望する機会はほとんどないということですね。

得失点時間帯グラフのコピー

得点の発生時間

得点時間帯グラフ

ここでは、得点だけにフォーカスして、得点の発生時間をグラフ化しました。失点に関するデータを全て取り除いてます。開始10分と終了10分前は、得点が発生する回数が多そうです。このグラフから、得点の発生が比較的少ないのは、30-45min、45-60min、60-75minあたりに見えます。特に、後半開始から5分ほどは得点が生まれてません。ハーフタイムは、お手洗いに行って後半が始まってしまったとしても、得点シーンを逃す可能性は低そうです。

得点時間帯グラフのコピー

失点の発生時間

失点時間帯グラフ

ここでは、失点だけにフォーカスして、失点の発生時間をグラフ化しました。失点も、開始10分と終了10分前に発生する回数が多そうです。全体的には、失点も発生している箇所は分散されている印象ですね。後半開始5分に注目すると、失点は生まれてますね。マリノスの対戦相手のサポーターは、ハーフタイムのお手洗いはお早めに。

失点時間帯グラフのコピー

おわりに

今回は、得失点が発生した時間帯を分析した結果を紹介しました。今回で、今回で"大好きな横浜Fマリノスの2020年をデータ分析で振り返る"シリーズの記事の紹介は一旦終了します。詳しいデータ分析方法や他の分析結果などを知りたい方はこちらの記事もご覧いただけると幸いです。

今後は、2019年に優勝した時のデータとの比較を行ってみようと計画しております。2021年のJリーグ開幕までにデータをまとめ、記事を投稿していこうと考えております。

今回も記事を読んでいただき、ありがとうございました。わかりづらい点や感想などございましたら、ご指摘をお待ちしております!

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