Photo by ted_ozawa 詩)通り雨 95 kesun4 2021年2月15日 19:02 通り雨が靴まで濡らした歩く度に聞き慣れない音が不快な足下を無視して楽しげに肩を叩く髪から滴り落ちた雨は全てを流し切らぬまま皮膚に留まり熱を奪っていく分厚い雲の隙間から光が差し込む自由に歩ける日が来る事を願い傘を忘れた自分を笑い飛ばした風がゆっくりと雲を流して少しずつ壊れた日常を動かして行くいつかの昨日に戻れるようにと代わり映えのしない明日を何度も連れて来る冬の雨は少しの希望を伝え幾らかの厳しさを置きざりにしたまま何処かに去って行った 詩のまとめ|kesun4|note 最近、詩以外も書くようになったんで、 詩は詩でまとめる為に作りました。 note.com ダウンロード copy この記事が参加している募集 スキしてみて 518,030件 #スキしてみて #詩 #創作 #現代詩 #みんなの文藝春秋 #kesun4 95 1人がオススメしています