Photo by crayonspencils 詩)目を瞑れば 103 kesun4 2021年10月13日 19:00 生茂おいしげる木々は豊かな葉を携たずさえその隙間から漏もれれ出す光鳥の鳴き声や葉音小さな動物達が草を揺らし皮膚と擦すれる風が運ぶ土の匂い腐葉土ふようどの中で終わりを告げた命がまた新たな命の糧かてに変わる生と生が混じり合いまるで死を打ち消す様に雄弁ゆうべんに語りまた、光を連れてくる機械の音がビルの壁に木霊こだましてぶつかり合い、音のない隙間を作る限られた窓から見える空に少し灰色が掛かかる目を瞑つむれば私は独り、声の届かない森の中にいた 詩のまとめ|kesun4|note 最近、詩以外も書くようになったんで、 詩は詩でまとめる為に作りました。 note.com ダウンロード copy この記事が参加している募集 ほろ酔い文学 5,960件 #詩 #現代詩 #ほろ酔い文学 #現実逃避 #みんなの文藝春秋 #kesun4 103