対人関係を一瞬でラクにする考え方とは?

おはようございます。台風が迫ってきていますね。
気温も下がっているので、外出にはご注意を。

今日は「対人関係をラクにする方法」についてです。
10月から転職などで新組織で働かれている方も多いのではないでしょうか。僕も今月から新しい部署に配属になり、メンバーが一新され、楽しさと戸惑いが入り混じっている状況です。

仕事を頑張っている20代の悩みの多くは、対人関係にあります。
上司や同僚との人間関係、プライベートでも恋人や家族、友人との関わりなど、僕たちは人間関係に囲まれて、社会や組織の中で生きているからです。

その悩みを一瞬で解決してくれる考え方があります。僕も営業として働くのが楽になった考え方なので、ぜひ参考にしてみてください。

原因はあなたの「解釈」にある

対人関係をラクにする方法は、「解釈しないこと」です。
「え?会話って相手の気持ちを汲むことが大事じゃないの?」と思うかもしれません。もちろん対人関係において、相手の立場で考え、発言することは大事です。

ここで言っているのは、目の前の事実を、自分の中で「解釈」してしまっていることこそが、対人関係のストレスの原因だということ。

営業を例にお話します。
あなたが営業マンのAさんだとして、お客さんであるBさんに自社の商品を提案した。お客さんBさんは、「興味ないです」と答えました。

Aさんはこの言葉を聞いた瞬間、「断られたな・・・残念」と落ち込み、「またの機会にお願いします!」と終わってしまった。

しかし、お客さんであるBさんは「お断りします」とは言っていない。
Aさんは断られてもいないのに、これまでの経験から「興味ない=お断り」と勝手に解釈してしまい、自分から機会を絶ってしまっている。

このように、相手はそう思っていないかもしれないが、マイナスな解釈をしてしまうことはよくあると思います。そして、その解釈というのは、あくまで自分の中の経験というモノサシでしかないということです。

「事実」で物事を見ればいい

日常でもよくある話ではないでしょうか。
彼氏彼女と関わるとき、「今機嫌悪いのかな・・・」と顔色を伺ってしまったり、上司に話しかけるとき、「今忙しいかな・・・」と顔色を伺ってしまったりすることありますよね。僕は今でもありますよ。

繰り返しになりますが、僕たちは過去の経験をもとに解釈を行っています。これは悪いことではありません。効率的に判断することができますから。

一方で、裏を返せば思い込みや先入観になります。先ほどの例でいえば、「興味ない=お断り」だと、過去の経験から解釈しちゃってるわけです。

じゃあどうすればいいのかというと、事実を事実としてだけ捉えるということです。

例えば、「興味ない」という言葉は「興味ない」という言葉の羅列でしかありません。

単なる言葉として捉えると、興味ないと言われた時には、「どのあたりが興味ないんですか?」ときいて、掘り下げることもできます。もっと相手のことを知れる可能性があります。

あなたの周囲の上司も恋人も、忙しそうに見えて本当はものすごく暇かもしれないし、怒っているように見えて真面目な顔をしているだけかも。

これは逆でもそうです。自分の話を相槌を打って聞いてくれている人を過信してはいけません。「面白い話だな」「つまんねえな」「ああトイレ行きたいな」と実は思っているかもしれない。

まとめると、相手が何を考えているのかなんて、正直わかんないんです。
だから、自分の過去の経験で解釈ても、そこまであてにならないかも。

じゃあどうするかというと、事実を事実として捉えればいいと思います。
そして、自分に出来ることに集中することですね。それは先日noteにも書いたセルフコントロールにも直結する話です。

相手の思考や行動はコントロールできません。
コントロールできるのは、自分の行動や態度、考え方だけ。

この考え方になるだけで、僕はだいぶ営業の仕事が楽になりましたし、
人間関係も以前ほど悩むことがなくなりました。

10月から新しい会社や部署で働き始めた方も多いと思います。
みなさんも、対人関係で悩んだ時は、この考え方を思い出してみてくださいね。それではよい週末を。

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