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子どもの苦手な食材にどう対応する?~自立した子どもに!!Part⑥

「おうちでほいくえん Vol.6」より、園長みや先生の「自立した子どもに!」より抜粋です。

子どもの食に関する題材が続いていますが、なんといっても大きなテーマは「食べることは楽しいこと!」

このテーマを大事にする、みや先生お手製の保育園の給食、インスタで毎日紹介しています。こちらも是非参考にしてみて下さい!

https://www.instagram.com/kyotokyouiku/

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前回は 好き嫌いにも有効な一皿ずつ出してまるでレストランのコースのような食卓の演出方法を用いることで、食事の時間が楽しくなり、心が満たされた子どもさんになりますよ!というお話でした。

今回はそれでもどうしても苦手な食材がある、、、などもう少し踏み込んだ楽しい食卓に整える方法についてお話したいと思います。

では、どうしても苦手な食材があるというお悩みについてお話しします。ここではまず、お話ができる月齢の子とまだできない月齢の子どもで対応が違ってきますので分けてお話したいと思います。

まだお話ができない月齢(離乳食の時期から)の子どもは、苦手な食材の何が嫌なのかよく観察することからはじめましょう。「におい?舌ざわり?それとも形?もちろん味?」ということを知ることが大切です。

これをするためには、例えば「キノコ」が苦手だという場合、まず混ぜごはん(炊き込みごはん)やチャーハン等比較的子どもが好きな献立に混ぜてみます。見た目だと「あっ!キノコ発見」と指でキノコをつまみ出すかもしれません。この場合は細かく刻むことでほとんど食べてくれるようになります。

次に混ざっているので「いただきまーす」とお口を開けて食べた後すぐに「べーっ」とキノコを出してしまう子どもは”におい”か”舌ざわり”の可能性があります。舌ざわりの場合は見た目と同様に細かく刻んでみますが、においの場合は少量のカレー粉をふりかけ、チャーハンや炒め物として出すことでクリアーできるかもしれません。

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味が苦手という場合もカレー粉や焦がしじょうゆ等で香りと味つけを上手く用いて試してみてください。「食事の用意だけでも大変なのに~」とママの心の声が聞こえてきそうですが、子どもとの関わり全般でも言えることですが、子どもがつきつけてくる「No」のサインを「どうしてうちの子はこうなんだろう~」ではなく「おっそうきたか」「では次はこうだ!」とポジティブに受け止め同じ献立でも細かくしたり、味をカレー味にしてみたりと工夫やアレンジをしてみるのです。

悩み落ち込む、、、ではなく、又頭で考えるではなく、実際にやってみる!の作業に変えていくのです。なぞ解きをするように工夫やアレンジを楽しむことができれば子育ての景色がぐっと変わり、子どももその親の前向きで常に楽しんで取り組む姿を自然とまねをするようになる、と思うのです。

次回につづく~

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