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苦手な食材はレストランごっこで楽しく!~自立した子どもに!!Part⑤

「おうちでほいくえんVol.5」より抜粋、園長みや先生の「自立した子どもに!」抜粋。今回も食について。

やはり子どもの食の悩みを抱えてらっしゃる方、多いんですねー。現在インスタでもお悩みを受け付けているのですが、大半が食のお悩みです。

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前回は生活の中で何となくしていた子どもとの遊びや食事を少し意識して「食べることは楽しいこと」になるよう環境を整えてみて下さいというお話をしました。

今回は食事中における「食べることは楽しいこと」についてお話をしたいと思います。

”好き嫌いが多くて”とか”少ししか食べてくれません”とお悩みの保護者の方も多いと思います。前回のお話でも触れた「お腹が減った状態」に整えておけば、多くの場合は解決するのですが、それでも”好き嫌い”が目立つときは、まずレストランのコースのように一皿ずつだしてみるのも一つの方法です。

はじめにスープ(汁物)から、そして副菜→主菜→主食(ご飯)といったように順番で出していきます。ここでは2つのポイントがあります。多くの子ども達は主菜(お肉やお魚)よりは野菜やキノコが苦手であるように感じます。その場合にはお腹が減っている時に大好きな主菜を食べるためにもまずはお汁や副菜のお皿を”ピカピカ”にしようよ!の声かけと共に食べてもらいます。

”苦手でも体にいいから食べなさい”とか”食べないと好きなものはあげないよ”というようなネガティブな声掛けではなく、絵本などで野菜やキノコを身近に感じた後で、「さっきのお話に出てきたピーマンさんが〇〇ちゃんに食べて欲しい!って言ってるよ」とか「キノコさんはどんなパワーを持っていたんだっけ?」など、ポジティブな声掛けに変換して楽しい食卓であることを意識して下さいね。

「食卓が楽しい→子どもは自発的になる→”食べれた”の達成感を味わえる」このプロセスが好き嫌いをなくす1つのポイントです。

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もう1つは子どもはごっこ遊びが大好き。特に苦手な食材が食卓に出る日は”レストランごっこ”のようにして、子どもの気持ちを”ルンルン”にしてあげられる効果が2つ目のポイントです。

この方法では、よく噛まずに飲み込んでしまう子やそれが原因でなかなか満腹を感じることが出来ず、ついつい大食いになってしまう子どもさんにも有効です。

一皿ずつだと、しっかり目の前のお皿と向き合え、一緒に食べているご家族もあれこれ注意することも減るので、「カミカミして」「お口見せて」など楽しい声掛けをすることができます。そうすることで脳が満腹を感じるのに必要とされる時間に達することもできるのです。

自立した食事、つまりこぼさず上手に完食するためには、まずは好き嫌いを減らし適度な量を食べられるようになることです。ですからこの段階では少々こぼしても、お箸やスプーンが上手に持ててなくても楽しく食べられるように環境を整えてあげましょう。そうすれば1日3度ある食事の時間が楽しい時間となり、小さな幸せをいつも感じられる、常に心が満たされた子どもさんになりますよ。

今回は好き嫌いにも有効な一皿ずつだして、まるでレストランのコースのような食卓の演出法についてお話してみました。

次回はそれでもどうしても苦手な食材がある、、など、もう少し踏み込んだ場合に有効な楽しい食卓に整える方法について、お話ししたいと思います。

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