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「食べることは楽しいこと」がとっても大切!~自立した子どもに !!Part④

「おうちでほいくえん Vol.4」より、園長みや先生連載の「自立した子どもに」抜粋です。

今回は「食べること」について。

子どもの食に関するお悩み、結構メールで頂いたりします。今回のお話しも、そんなお母さま方の参考になれたら嬉しいです。

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今日は「食べること」についてお話ししたいと思います。「食べること」も自立した子供を育てる上でとても大切な事だと私たちは考えています。

「食べること」と言って皆さんがイメージされることの中には「好き嫌いが多くて」とか「食べる量が少なくて」または「食べ過ぎて」とお困りの方がまずは出てきてしまうかもしれません。もちろんそのことについても触れていきたいと思いますが、ここで一番大切にしてほしい事は、「食べることは楽しいこと」であることが自立した子どもに育てる上で最も大切な事であるという事からお話をはじめたいと思います。なぜなら、子どもは「楽しい」ことにはみずから進んで取り組みますし、上達も早いからです。

「食べる事は楽しいこと」にするためにはまず、おなかが空いていないと楽しいことには物理的になりませんよね。ですから、まずは食事の時間帯に「おなかがへった状態」であるように環境を整えます。「おなかがへった状態」にするためには、できるだけ食事の時間を一定に保つところから始めましょう。

お仕事やおでかけなどの事情はもちろんあるとは思いますが、「食べることは楽しいこと」と子供たちが分かるまでは、まずこの時間を一定にすることを心掛けて下さい。この一定のごはんの時間までに適度な運動がないと、人はおなかがすいた状態にはなりません。お昼ご飯までに晴れていればお散歩などしっかり体を動かすことができるよう、雨の日でも子ども達の好きな音楽に合わせて体操したり、雨でも体を動かせる場所でしっかり歩いてみて下さい。ここでは子供が安全に体を動かし、歩いているかを一番に考えて環境を整えてあげてみて下さい。すると必ず「お腹がへった状態」はできあがります。

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では夜ごはんは?

夜ごはんも昼と同じで、お買い物も歩いて行ってみたり、スーパーではショッピングカートを持って歩かせてみたり、帰りに公園で遊ばせてみたり、しっかり歩いて体を動かせる環境作りを生活の中で意識してみて下さい。

子どもは楽しめていればぐずることも減りますし、ぐずるからおかしを与えることも必要なくなります。もちろん月齢にもよりますが、適度なお昼寝とおやつの時間もできるだけ一定にしてみて下さい。ここでいう一定は何時にしてみてというよりは、各ご家庭で時間は違っても毎日一定にしてもらうことが大切であると考えます。

今回は生活の中でなんとなくしていた子どもとの遊びや食事を少し意識して取り組んでみて下さいというお話でした。

次回は、食事中における「食べることは楽しいこと」についてお話したいと思います。

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