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スプチャ/スプスコに関するテクニック各種【Splatoon3】

 この記事はスプラチャージャー/スプラスコープに関するテクニックのあれやこれやを簡単にまとめてみたものです。個人的にスプラスコープを主に使用しているのでデータ等はスプラスコープを参照して記載してます。

注意事項:

  • 本記事はVer. 4.1.0 [2023.7.27]時点の情報を基に作成されています。

  • 記事内で使用される用語は必ずしも正式なもの、一般的なものではなく、便宜上用いている造語も含まれます。

  • 各種データに関して整合性の保証は無く、独自に計算・測定したデータも含まれます。



【標準的な射撃】に関するテクニック


 ZRボタンを長押しにしてチャージし、ボタンを離すことで射撃する、飾り気のない至ってシンプルな射撃に関するテクニック。チャージの割合に応じて射程・ダメージが変化するため、チャージの割合によって呼称が使い分けられていたりする。ここでは

  • フルチャ(チャージ率100%)

  • 半チャ(チャージ率25.0~99.9%)

  • パシュパシュ(チャージ率0~24.9%)

として区別する。


フルチャ

射程:57(全59種中4位)
ダメージ量:160.0(1確)
インク消費量:18%(MAX5発ちょい)
キルタイム:64F(64/60秒)

 射程・キル速ともにピカイチ。チャージャーの基礎基本であり、この間合いで戦いたい。チャージャーのテクニックとして紹介されるものは、基本的にフルチャでの運用を大前提としている。"イカす"キルクリップを撮りたくなるが、まずは静止した的への射撃精度を上げたい。

射程ランキングTop10


半チャ

射程:31(全59種中35位)
ダメージ量:50.0~79.9(2確)
インク消費量:6.25%~(MAX16発)
キルタイム:52F~(52/60秒)

 射程はバケツ、キル速はヴァリアブルの縦振り程度。1/4チャージで2確バケツ射程で戦えるのは結構デカい。前・中衛への迎撃対面時の味方へのカバーとしてうまく使うことができる。チャージ量によって射程が激しく変わるので、試し撃ち場で距離感を把握しておこう。

半チャ射程付近のブキ


パシュパシュ

射程:23(全59種中52位)
ダメージ量:40.0~49.9(3確)
インク消費量:2.25%~(MAX44発)
キルタイム:40F~(40/60秒)

 射程・キル速ともにヒッセン並み。理論上は取り得る射撃の中で最もキル速が良い。しかし、明らかにチャージャーの間合いではないので必死の抵抗用。ヤグラ際の攻防でワンチャン使えるかもしれない。チャージもなにもないのでジャンプしながら撃つことが可能。

パシュパシュ射程付近のブキ


【遮蔽物の利用】に関するテクニック


 遮蔽物の利用は、ことチャージャーにおいては

  1. 身を隠すため

  2. 射線を隠すため

といった主に2つの意味を持つ。前者はリスク回避、後者はアド目的である。テクニックの有名どころとしては

  • 右撃ち・左壁

  • ジャンプ撃ち

  • 頭出し・頭抜き

の3つがある。


右撃ち・左壁

 イカ/タコちゃんは基本右利きであり、チャージャーの射線もよくよく見ると右側から出ている。したがって一番理想的な状況は、左半身を壁で隠して被弾リスクを避けつつ、右側から顔を出して狙撃する状況である。それをここでは「右撃ち・左壁」と呼んでいる。ちなみにやると分かるが右壁はとても美味しくない。


ジャンプ撃ち

 レティクルを標的の下に予め合わせておき、ジャンプを挟んで撃ち抜くテクニック。ジャンプでのレティクルの動き幅は殆ど一定なので意外と当てやすい。このテクニックの利点としては、

  • 射線を地面や敵段差下に向けることで気付かれにくくする点

  • ジャンプで得られるちょっとした射線で意表を突ける点

などがある。平地であっても射程の半分ほどの射線を隠せるのには驚きである。


頭出し・頭抜き

 先述のジャンプ撃ちを、ちょっとした遮蔽ブロックを用いて応用したもの。ステージ内にはチャーポジとしてなのか、ジャンプ撃ちをすることで丁度射線が通る遮蔽ブロックが存在する。チャージャー同士の戦いでは基本的に頭を撃ち抜く戦いになりがちである。


【応用的な射撃】に関するテクニック


 "イカす"キルクリップを観た誰しもが一度は憧れたであろうテクニックたち。今までの射撃テクニックは、敵の動きの影響が比較的小さい時に扱えるものだった。しかしながら現実問題、敵は基本動いていることが多いので、その動きに合わせて射撃できるのが理想的。そうした「応用的な射撃」に関するテクニックである。イメージとして射撃のパターンを、

  • 標準的な射撃 => 静的な射撃

  • 応用的な射撃 => 動的な射撃

と捉えることもできる。


偏差撃ち・予測撃ち

 今作スプラ3では、

  • イカニンジャのイカ速上昇

  • エナスタ・ショクワンの登場

  • ジェッパの続投・強化

などなどがあり、動きをある程度予測した狙撃を強いられる場面が数多く存在する。また、弾速は速いにせよ射程ギリギリでは偏差が目立つ場面も少なからずある。弾速による偏差を考慮したり、相手の動きを予測したりする撃ち方を「偏差撃ち・予測撃ち」と呼んでいる。実戦の中で経験として培われていくが、

  • 敵の退路・進行ルートを予測する

  • イカロール後やスライド後の硬直・着地地点を予測する

などの意識は重要だと感じている。


ドラッグショット

 標的に対して瞬時にエイムを合わせ、撃ち抜くテクニック。キルクリップ御用達のアレである。ドラッグショットは射線を隠すための一つの手法であると同時に、相手の意表を突くことで攻めにくくさせる手法でもあり、緊急時のカウンターとしても機能することがある。ジャイロ機能のあるスプラトゥーンならではのワザである。

 初めはエイムを標的の横軸・縦軸に沿わせて合わせる練習すると良いかもしれない。理想はどのコースから近付けても当てれるようになりたいところ。


【チャージ】に関するテクニック


 これはチャージャーにおける「チャージ」に着目したテクニック各種である。スプラチャージャー/スプラスコープそれぞれで使えるちょっとしたテクニックを紹介する。今までのテクニックと組み合わせて利用できる上、難易度は易しいので是非ともできるようになりたい。


チャージキープ

 スプラチャージャー限定アクション。事前にチャージすることで、一定時間チャージ状態をキープすることができるもの。瞬間的に射程差を縮めたり、圧力を掛け続けることができたりなど、使えると戦略の幅が広がるテクニックである。イカロール・イカノボリとも相性が良く、今作でも実質的にスコ無しが強化された。スプラスコープにはキープ機構が未搭載。


チャージセーブ

 スプラスコープでのテクニック。空中ではチャージ速度が著しく低下するデメリットを逆に利用し、スコープの欠点である「視野が狭くなる特性」を軽減するのに利用する。また、射撃間隔をズラすことができ、予測されにくくする。敵が遮蔽物から飛び出してくるところのタイミング調整として良く使う。


【サブ】に関するテクニック


 スプチャ/スプスコ、スプチャコラボ/スプスココラボのそれぞれのサブウェポンはスプボム、シールドとどちらも優秀である。その優秀なサブに関するちょっとしたテクニックである。


ボムコロ

 スプラッシュボムを手前に転がし、接近してきた敵にボムを引っかけるテクニック。背後や高台真下を陣取られそうになったときに試みるもの。その場から立ち退く際に後方へ投げれば、進行ルートを妨害することもでき、生存する可能性が上がる。言わずもがな、チャージャーの射程ではないので緊急時のテクニックとして留めてもらいたい。ちなみにヤグラ際の攻防にも使える。


ボムコン

 スプラッシュボムの遠爆風と射撃のコンボを狙うテクニック。スプラッシュボムの遠爆風30.0ダメージとパシュパシュ40.0×2ダメージの組み合わせでキル(110.0ダメージ)を狙うことが可能。ボムコロで上手く引っかけられなかったときに試みる最終手段の中の最終手段。ボムコンが不成立となるにはサブ影響軽減GP27以上(ギア枠の半分以上)を積まなくてはならないため、基本的には通ることが分かる。唯一の救い。


遠投シールド

 シールド特有の投擲仕様を利用したテクニック。シールドは通常の投擲ブキとは異なり、真下を向いて投げるときが最も遠くに飛ぶ。この仕様を利用することで、思わぬ段差へとシールドを展開することができる。激しく視点を振ると通常時の視点が上を向くのでほどほどに。


カベ反射

 シールドがカベに衝突した際に、跳ね返るという仕様を利用したテクニック。遮蔽ウラから飛び出す動きが可能なので、

  • 不意を突き、射程を一方的に押し付けることができる

  • シールド展開までのリスクを遮蔽物で回避できる

といったメリットがある。ちなみに展開にかかる時間は通常時と変わらない。

 また、ステージによってはこのカベ反射を利用してヤグラ上へ展開することが可能。


【スペシャル】に関するテクニック


 スプチャ/スプスコ、チャーコラ/スココラのそれぞれのスペシャルはキューインキ、トリトルとここにはやや格差がある。しかしながらキューインキに関しては、スプラトゥーン3 更新データ Ver. 4.1.0 [2023.7.27]にて強化を貰えたので利用価値が上昇した。そうしたキューインキ、トリトルに関するテクニックである。


キューインボム

 キューインキの鈍足・吸引効果を利用して、スプラッシュボムの近爆風を狙うテクニック。キューインキ発動前に前方へボムコロをし、相手をキューインすることでワンチャンキルが狙えるというもの。味方との攻めのタイミングとして使うことで、ボムによるキル・味方によるキルの両方が期待できる立ち回りとなる。しかしながら、吸引判定・ボム判定の両方が相手画面依存なのでタイムラグは避けられない。


吸引隠し

 「キューインキは吸引機に非ず」と表現されうるテクニック。トリトルと異なりイカ潜伏が可能であるという利点を生かし、予想されにくい着弾遠距離からのルール関与、味方における劣勢時の安全なジャンプ先といった目的に用いる。状況を把握しながら予め使う動きにより、以前と比べて予防的に利用することが可能になった。ただ、潜伏による人数不利が生じるので使いどころには注意。


広範囲トルネード

 3つのトルネードを同時に着弾させることで、広範囲にトルネを展開し、逃げ場を無くさせるテクニック。基本は目暗ましや排除目的で使われるトルネだが、この投げ方は最もキルが狙いやすいものとなっている。

 また、エリアの確保などでも利用されることがある。


おすすめギア構成


 いかがでしたでしょうか。スプチャ/スプスコ、チャーコラ/スココラの高いポテンシャルに気付けて頂けたでしょうか。この記事の終わりということで、個人的なスプチャ/スプスコ向けのギア構成を紹介します。長らく愛用しているので使用感は一応チェック済みです。ただ、好みが大きく分かれるので一つの参考になれば嬉しいです。

 それでは皆様、良いイカライフを。👋


参考



おまけ

 スプラトゥーン ツール置場 | Splatool.net様のツール(Splatoon3 - 武器射程比較(射程管理))を利用させて頂いた際に、編集・作成により使用した画像です。ユーザビリティが高く、個人的に好みだったので勝手ながらR-PEN/5Hの画像を作らせて頂きました。

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